大学受験当日に必要なものは?事前に確認したい持ち物チェックリスト!
今シーズン、大学受験を迎える皆さま、勉強は着々と進められていると思いますが、受験当日の持ち物の準備はできていますか?
勉強に集中していると見落としがちですが、受験当日に勉強の成果を確実に発揮するために、持ち物も余裕をもって用意しておくことが大切です。
そこで今回は、受験直前になって慌てないための、受験に必要な持ち物をリストにしてみました。
こちらを参考に、当日に向けての準備を進めていってください。
目次
- 試験を受けるのに忘れてはならない、絶対に用意すべきもの
- 受験シーズンは寒い!防寒対策グッズを用意しよう
- 宿泊する場合は着替えも忘れずに!
- そのほかの準備と受験前日の心構え
- 会場は下見をしておく
- 前日までに、できる勉強はすべて終えておく
- 前日は早めの就寝を
- 忘れてはならないのは、自分を信じること
- まとめ
試験を受けるのに忘れてはならない、絶対に用意すべきもの
まずは、試験を受ける上で当日絶対に忘れてはならないものをリスト化してみました。
1つひとつチェックし、忘れ物をしないよう余裕をもって準備しましょう。
・受験票
これを忘れると、何をしに行くのかわかりません!
会場でバタバタ探すことのないよう、わかりやすいところに入れておきましょう。
万が一、雨に濡れたり折れ曲がって見えなくなってしまったりしたときのために、念のためコピーをとっておくか、スマートフォンで大事な部分(受験番号など)を撮影しておくと安心です。
控えを家族に渡しておくのも良いでしょう。
・筆記用具
こちらも忘れると試験に回答することができません。
試験はマークシートの場合と記述式の場合があるので、ペンケースの中には、鉛筆数本とシャープペンシル、芯の予備、消しゴムを揃えておきましょう。
鉛筆が折れてしまった場合に備えて、鉛筆削りを用意しておくのも良いでしょう。
消しゴムも、落としてしまった場合を考え、2、3個入れておくことをおすすめします。
・腕時計
試験会場によっては、時計がついていない場合や、自分の席から見えづらい場合があります。
腕時計は必ず持参しましょう。
腕時計の種類でも、計算機能や通信機能がついているものは持ち込めません。
また、アラーム機能が付属する時計は、誤って鳴らしてしまうと他の人の迷惑になります。
できれば一般的な針のあるタイプを持って行くのが良いでしょう。
電池切れが心配な場合は、事前に交換しておくようにしましょう。
・身分証明書
万が一、受験票を忘れてしまった場合、受験資格があることを確認してもらうために学生証や健康保険証などの身分証明書が必要になります。
必ず身に付けておきましょう。※1
・会場までの地図
スマートフォンでも地図を見ることはできますが、場所によっては電波が悪く、正常に表示されないこともあります。
必ず紙の地図を用意していくようにしましょう。
・参考書や問題集など
試験前、最後の確認をして万全の状態で臨めるよう、これまで使っていたものを持って行きましょう。
待ち時間がある場合には、しっかりと復習することができます。
ただし、荷物を重たくしないため、また直前にかえって混乱してしまわないために、持参する勉強道具は厳選して、最小限にするようにしましょう。
・薬
常備薬がある人は、忘れないように準備しておきましょう。
また、緊張して胃腸の調子が悪くなりやすい人は胃腸薬を、目が乾きやすい人は目薬を用意しておくと安心です。
・メガネ
普段からかけている人は忘れないかもしれませんが、授業のときや必要なときにだけ使っている人は、注意書きが見えにくいこともありますので、忘れずに持って行くようにしましょう。
・飲食物
試験がお昼をまたぐ場合、会場から出られなかったり、近くに売っていなかったりすることがあるので、昼食を用意していきましょう。
お腹が空いたとき、休憩時間に手軽に食べられるお菓子や栄養補助食品を持って行くのもおすすめです。
もちろん飲み物も忘れないようにしましょう。
・お守り
受験のために用意したお守りは、せっかくなので持って行くと良いでしょう。
気持ちを落ち着かせるのに役立ちます。
・財布・携帯電話
受験に限らず、外出時の必需品ですが、他のものに気をとられてうっかり忘れてしまわないよう、出かける直前にもう一度確認しましょう。
持ち物を準備する上で気をつけたいのは、試験中使用するものに、誤解を招くような文字や数字が書かれたデザインのものを選ばないということです。
なるべくシンプルなもので、予備も含めて用意するようにしましょう。
※1:マイナビ進学「服装や持ち物、宿の予約など受験直前・当日に気をつけたいこと」https://shingaku.mynavi.jp/cnt/etc/column/step6/important/
受験シーズンは寒い!防寒対策グッズを用意しよう
一般的な受験シーズンは1月~2月にかけての、1年で最も寒い時期です。
行き帰りの道中はもちろん、会場によっては暖房が十分でなく、寒い場合もあります。
寒さで試験に集中できないことがないよう、洋服や小物で防寒ができるように準備していきましょう。
まずは、発熱肌着を着用したり、重ね着をしたりして、あたたかい服装をすることが基本ですが、そのほかにも寒さ対策になるようなものを、会場に持って行くようにしましょう。
寒さ対策には、以下のようなアイテムがおすすめです。
・スリッパ・上履き
会場によっては必要になります。
万が一忘れてしまうと、靴下のまま居ないといけなくなり、足元から冷えてしまうので、きちんと用意しておくようにしましょう。
・マスク
感染症予防に必須のアイテムですが、つけていると顔周りがあたたかくなるので、防寒にも役立ちます。
汚れた場合を考えて、予備を2、3枚用意していくと良いでしょう。
・カイロ
会場が冷え込んだときに役立つのがカイロです。
貼るタイプのカイロを腰やお腹に貼っておくと身体全体があたたまりやすいです。
足先が冷えやすい人は、足用を靴下に貼っておくのもおすすめです。
手先が冷えると文字を書きにくくなるので、携帯用も準備しておき、休み時間に使用してあたためると良いでしょう。
・マフラー
冬場は外を歩くために使っている人も多いでしょうが、大判のものを持って行けば、会場内が寒かったときにひざかけとして使用することができます。
・手袋
こちらも、行き帰りに使う人が多いと思いますが、どうしても手先が冷える場合は、休憩時間にはめて、あたためることも可能です。
・室内用上着
どんなに寒くても、室内でコートやジャンパーを着たままではおかしいので、室内で羽織れる上着を用意していくようにしましょう。
しっかり防寒できるのは、フリースや厚手のカーディガンなどです。
着込みすぎて動きにくくなるのが嫌な場合は、ベストがおすすめです。
・あたたかい飲み物
寒いときには、あたたかいものを口にすると、身体の中からあたたまることができます。
余裕があれば、魔法瓶にあたたかい飲み物を入れて持って行くと良いでしょう。
あたたかいお茶やスープなどは、身体をあたためるだけでなく、気持ちを落ち着かせる効果もあるので、受験会場で過度に緊張してしまった場合にも役立つでしょう。
会場のコンディションは、当日行ってみなければわかりません。
時間帯によって温度が変わることも考えられます。
どのような場合でも柔軟に対応できるよう、調節しやすい服装で行くことをおすすめします。
宿泊する場合は着替えも忘れずに!
自宅から離れた地域で受験する場合は、宿泊を伴うこともあります。
宿泊するときには、上記で挙げた、受験に必要なものの他に、宿泊用の荷物が必要になります。
慣れない環境の中でも落ち着いて試験に臨めるよう、持ち物の準備は万全にしておきましょう。
宿泊する場合には、以下のようなものが必要になります。
確認して用意しましょう。
・着替え
会場のコンディションによって調節できるような服を選んで、着替えとして持参しましょう。
下着も忘れずに用意しましょう。
・寝間着
宿泊施設によっては備え付けられているところもありますが、薄くて寒かったり、着心地が悪かったりする場合があります。
大切な試験に備えてしっかり眠れるよう、できれば普段着ているものを持参するのが望ましいでしょう。
・洗面用具
こちらも、宿泊施設に用意されていることが多いですが、何があるかは事前に確認し、足りないものは持って行くようにしましょう。
歯ブラシや石けんにこだわりのある人は、自分のものを忘れずに持参しましょう。
・充電器
途中で携帯電話の充電が切れてしまうと、慌てることになりかねません。
電池の持ちが良い場合でも、宿泊する際には必ず忘れないように持って行きましょう。
心配な場合は、モバイルバッテリーを用意しておくのも良いでしょう。
・目覚まし時計
携帯電話のアラーム機能も使えますが、朝起きるのに自信がない人は、念のため目覚まし時計を用意していくことをおすすめします。
せっかく宿泊までしているのに、寝坊して試験が受けられないなんてことのないよう、万全の対策をとっておきましょう。
・参考書や問題集、ノートなど
試験前日の夜や当日の早朝に勉強できるよう、必要な勉強道具は持って行くようにしましょう。
ただ、当日万全の体調で臨むためには、睡眠をしっかりとることも大切です。
あまり頑張りすぎないようにしましょう。
・会場や宿泊施設までの地図
宿泊施設から試験会場までの道順も事前にしっかり確認し、地図は念のため紙で持っておくようにしましょう。
交通情報に不安がある場合は、事前にホテルのスタッフに確認しておくのも良いでしょう。
・携帯雨具(折りたたみ傘・レインコートなど)
出発する日が晴れていたとしても、次の日天気が崩れるかもしれません。
会場まで行く間に濡れてしまうと、試験前に気持ちが落ち着かなくなってしまいますし、大切な受験シーズンの最中に、風邪をひいてしまうことにもなりかねません。
朝起きて雨が降っていても困らないよう、携帯用の雨具を持って行くようにしましょう。
・加湿器
冬のホテルは部屋が乾燥していることも少なくありません。
寝ている間に喉を傷め、体調が悪くならないよう、携帯用の加湿器を準備しておくと良いでしょう。
・交通機関のチケット
遠方に受験に行く場合、忘れてはならないのが乗車券や指定券、航空券などの交通チケットです。
忘れないよう準備し、当日は乗り遅れがないよう、余裕をもって行動しましょう。
そのほかの準備と受験前日の心構え
目に見える「もの」だけでなく、受験に臨むには、しっかりとした「気持ち」を持って行くことも重要です。
持ち物の準備の他、当日を迎える前にしておくべきことや、受験に向かう心構えについても確認しておきましょう。
会場は下見をしておく
当日迷って慌てることのないよう、できれば試験会場は前日までに一度下見をしておきたいものです。
特に、遠方の土地勘がない会場で受験する場合は、宿泊施設から会場までの道を、前日実際に通って、所要時間や近隣の状況などを把握しておくと良いでしょう。
電車やバスを乗り継ぐ場合、慣れない交通機関であれば、想像以上にわかりにくかったり時間がかかったりすることがあります。
インターネットの情報だけに頼らず、自分の目や足で確認しておくことが大切でしょう。
前日までに、できる勉強はすべて終えておく
受験直前になって、「あれも、これも」と慌てても、頭に入れられる情報量には限界があります。
いざ受験の日を迎えるというタイミングになって「もっと勉強しておけば」と後悔しないよう、残りの期間で何をどれだけやるかを決めて計画を立て、前日までに終わらせておくようにしましょう。
前日は早めの就寝を
それまで頑張って勉強してきた成果を当日最大限に発揮するためには、ベストコンディションで受験の日を迎えることが最も大切です。
前日は、暴飲暴食を控え、余裕をもって明日の準備をし、早めに就寝するようにしましょう。
緊張して眠れないかもしれませんが、目を閉じて横になり、身体を休めることが重要です。
どうしても目が冴えてしまう場合は、アロマを焚いたり、好きな音楽をかけたりして、リラックスできるよう工夫してみましょう。
忘れてはならないのは、自分を信じること
受験を迎えるにあたっては、誰しも不安な気持ちになることでしょう。
ただ、今あなたが持っている力をすべてぶつける以外にできることはありません。
これまでやってきたことを信じて、当日は全力を出し切ることに集中しましょう。
「ここまで頑張ったのだから自分はできる!」という強い気持ちをもって、試験に臨んでください。
まとめ
受験において、何より避けたいのは、実力を出し切れずに望む結果を手に入れられないことです。
当日を落ち着いて迎え、試験に集中するため、持ち物で不安にならないよう余裕をもって準備をしておきましょう。
万全の準備が、最高のパフォーマンスへとつながるはずです。