願書・受験票の写真、ふさわしい服装や髪型は?スマホで撮ってもいい?
はじめての受験では、願書の書き方や提出方法がわからず、戸惑ってしまうものです。
特に中学受験と大学受験では、私服が想定されることもあり、写真の服装や髪型は悩みのタネではないでしょうか。
そこで今回は、願書に添付する写真について、ふさわしい身だしなみや写真の撮影場所、願書や受験票への貼り方などについて、解説します。
目次
- 【大学受験】願書の写真、失敗しない服装と髪型の基本
- 制服NGの場合、白シャツに上着
- 願書の髪型、黒髪にすべき?
- メイクはする?しない?
- メガネは光の反射に注意
- 【中学受験】ふさわしい服装は?ヘアスタイルは?
- 願書の服装は、白シャツにジャケット
- ヘアスタイルの基本
- 男の子のネクタイは必要?
- 女の子もポロシャツは可能
- 願書の写真はどこで撮る?スマホでも大丈夫?
- 安心の写真スタジオ、アドバイスももらえる
- 早くて安い証明写真機
- スマホ撮影、コンビニで印刷
- 人気写真スタジオが向くケース
- サイズ間違いは撮り直し?何枚用意すべき?
- 写真のサイズ、基本は4×3センチ
- WEB出願、写真データのサイズとは
- 必要な枚数は?
- サイズを間違えた場合
- 失敗しない写真の貼り方
- のりより両面テープ
- きれいにカットする
- 写真の裏には記名を
- 本人確認ができる写真を
- まとめ
【大学受験】願書の写真、失敗しない服装と髪型の基本
中学受験や大学受験では、私服で受験に挑む場合も珍しくはないものです。
受験を迎える前に、願書の写真撮影はどのような恰好がふさわしいのか迷われる方も多いのではないでしょうか。
どのような服装や髪型が望ましいのか、確認しておきましょう。
制服NGの場合、白シャツに上着
制服での撮影が不可の大学もあります。
その場合でも、派手な服装は受験用写真として常識的とは言えません。
白いシャツに黒やグレーのジャケットもしくはカーディガンなどの落ち着いたスタイルで撮影するのが望ましいでしょう。
シャツのボタンは、きちんと上までとめておきます。
入学式にはスーツを着ることが多いものです。
ひと足先に購入して、願書用写真の撮影にも着用すると良いかもしれませんね。
いずれにしても、遊びに行く服装や完全なる普段着はNG。
きちんとした感じが出るよう、白シャツと上着で撮影しましょう。
願書の髪型、黒髪にすべき?
・基本は「前髪が目にかからない」こと
前髪で目や顔が隠れてしまうようなものはNGです。
受験当日、本人確認できる写真という点を意識しなければなりません。
実際に、募集要項にも「写真は前髪が目にかからないこと」というように注意書きされている学校もあります。
女の子は、前髪が長い場合は横に流してスプレーで固めたりピンでとめたりするとすっきりします。
だらしなく落ちてこないように気をつけて撮影しましょう。
・暗めの髪色が無難
推薦入試やAO入試の場合は、一般入試よりも写真の印象も重要だと考えられます。
髪色が明るすぎると印象が悪くなり、合否に影響する可能性も否定できません。
暗めの髪色で撮影するのが無難です。
試験官の目によくない印象を残してしまうかもしれませんので、当然、受験当日も明るい髪色は避けましょう。
撮影したときの落ち着いた髪色で臨むと安心ですね。
一方、一般入試であれば、基本的には普段通りでかまいません。
あまりに派手な髪色でなければ、わざわざ黒くする必要もないかもしれません。
不安な場合は、学校の先生や塾の先生はもちろん、写真スタジオなどで相談すると安心です。
メイクはする?しない?
女性の場合は、メイクをした方がよいのかも悩みますよね。
こちらも一般入試であれば、ある程度のナチュラルメイクであれば問題ないでしょう。
ただし当然ながら、過剰なメイクは受験写真として適切とは言えません。
マスカラを何重にも塗ったり、つけまつ毛を付けたり、真っ赤な口紅をひいたりすることは控えた方が無難です。
ナチュラルメイクを心がけ、盛りすぎないように気をつけましょう。
推薦入試やAO入試の場合は、基本的にはノーメイクで問題ありません。
写真・当日ともにメイクが過剰だと、悪い印象を持たれる可能性も考えられます。
メイクをする場合も、あくまで自然に見える程度にとどめ、受験当日も同じくらいのメイクで臨むようにしましょう。
受験当日もメイクをする場合は、写真と同じメイクをしていけば本人と認識されやすいはずです。
メガネは光の反射に注意
メガネも、かけたままの写真で問題はありません。
受験当日の本人確認用ということを考えると、普段からメガネをかけている人や、当日試験中にメガネをかける予定の人は、メガネをかけて写真を撮ると良いでしょう。
受験当日はメガネをかけないのであれば、写真撮影のときもメガネは外しておくのが無難です。
眼鏡をかけて写真を撮る場合、注意したいのは光の反射です。
眼鏡にフラッシュやライトの光が反射して、目元がわからない仕上がりになることがあります。
写真スタジオで撮影をすれば、反射しないように撮影したり、加工処理したりと、プロに対応してもらえるはずです。
証明写真機や自分で撮影する場合には、反射しないよう工夫が必要です。
【中学受験】ふさわしい服装は?ヘアスタイルは?
願書の服装は、白シャツにジャケット
私服の小学生にとって、中学受験の服装は悩ましいものですよね。
願書や受験票の写真撮影も、基本的には“お受験スタイル”で問題ありません。
男女とも、白のシャツに紺や黒のジャケットやカーディガン・ベストなどを着るのが一般的です。※1※2
カーディガンであれば、寒い時期の受験当日にも着ていきやすいかもしれませんね。
上着の色は、背景に同化しないような色を選びます。
背景は、基本的に白やグレーです。※1
黒や紺の上着であれば、背景とのコントラストが鮮明で、しっかりとした印象の写真になります。
ヘアスタイルの基本
男女とも、ヘアスタイルは清潔感がある落ち着いたものにします。
校則で髪型に決まりがある場合には、それに沿ったヘアスタイルで撮影するのが無難です。
特に決まりがない場合でも、前髪は目にかからないようにし、耳もすっきり出すスタイルが基本です。※1※2
女の子は、髪の毛が長ければ結んだスタイルで撮影します。※1※2
注意したいのが、髪の毛を結ぶゴムやピンの色です。
目立たないよう黒色にします。
白系のものを身につけると、光が反射してしまう場合もあります。※2
願書の写真は、一般的に3ヶ月以内に撮影したものです。※3
願書提出が1月であれば、10月以降に撮影した写真でなければなりません。
女の子で髪の毛を結ぶために伸ばしたい等の希望があれば、撮影の時期までに長さを調節しておくと安心ですね。
男の子のネクタイは必要?
男の子の場合、ネクタイをするかも悩む点ではないでしょうか。
市販のスーツにはネクタイがついている場合も多いものです。
ただ願書の写真には、必ずしも必要ではありません。※2
Yシャツではなく、ポロシャツでも撮影可能です。
女の子もポロシャツは可能
女の子の場合は、白いブラウスが一般的のようです。
リボンはつけなくても問題ありませんが、男女とも襟付きシャツが基本です。※1
Tシャツなどは控えるべきです。
男の子のYシャツも、女の子のブラウスも、服のしわには注意が必要です。※1
プロの撮影では、ライトの当たり具合でしわが目立つこともあります。
しわが出ないよう、アイロンがけを忘れずに。
※1 中学校受験写真【ミライコンパス対応】 STUDIO UP(スタジオアップ)新宿三丁目店/2021年10月10日現在
http://www.studioup.jp/exam02/
※2 受験願書用(中学校)|横浜そごう写真館(渡邉写真社)/2021年10月10日現在
https://www.watanabephoto.co.jp/y_sogo/idphoto_junior/
※3:カメラのキタムラ プリントサービス/2021年10月10日現在
http://www.kitamura-print.com/photo_id/examination/
願書の写真はどこで撮る?スマホでも大丈夫?
願書に貼る写真をどこで撮影すべきかを悩む方も多いのではないでしょうか。
最近ではWEB出願も多く、スマホで撮影して使えるアプリも登場しています。
願書の写真撮影の方法は、主に以下の3つです。
- 写真スタジオ
- 証明写真機
- 自宅(スマホ撮影、コンビニで印刷)
結論から言うと、大学の一般入試の場合は、写真の印象が合否に影響することはないといわれています。
証明写真機でも特に問題はないでしょう。
ただ、プロの手で撮影してもらった方が安心できる…という思いもありますよね。
それぞれの方法にメリットもデメリットもありますので、自分が納得できる方法で撮影しましょう。
安心の写真スタジオ、アドバイスももらえる
・きれいな写真が撮れる
写真館やスタジオで撮影するメリットは、質の良いきれいな写真が撮れることです。
ライティングが調整された中で撮ってもらえるので、自然な明るさの写真に仕上げることができます。
また、撮影中もプロのカメラマンが角度や表情についてアドバイスしてくれるので、客観的に見て良い印象になるよう写真を撮ってもらえます。
撮影した画像を確認しながら、納得がいくまで撮影してくれるというところもあるようです。※3
・どんなサイズにも対応できる
一般的には、写真のサイズも個別対応してもらえるはずです。
一般的なサイズ以外のサイズ指定でも問題ありません。※3
複数のサイズが必要な場合には便利です。
・費用と日数がかかる
写真スタジオでプロに撮影してもらうとなると、証明写真機で撮るよりも費用がかかるのが難点です。
さらに撮影後、写真の加工に日数を要します。
加工なしの写真であれば撮影後すぐに渡してもらえることもあるでしょう。
しかし肌色補正などの加工をする場合、当日中に受け取るのは難しいかもしれません。
さらに撮影自体に時間がかかるのも、忙しい受験シーズンには悩ましい点です。
人に撮ってもらうと緊張して、かえって表情がこわばってしまうという人は、撮影の時間自体も長くかかってしまうかもしれません。
人気の写真スタジオであれば、たとえ予約をしていたとしても撮影まで待たなくてはならないこともあるでしょう。
一人ずつ納得いくまで撮影してもらうため、証明写真や自分で撮影するよりも時間がかかります。
早くて安い証明写真機
・急ぎにも対応できる
証明写真機のメリットは、なんと言っても価格とスピードです。
撮影する機械さえ見つけてしまえば、撮影からプリントまで数分で済ますことができます。
勉強に集中するため、写真撮影はさっと済ませてしまいたいという場合や、提出期限ギリギリになってしまった場合でも、手軽に写真が用意でき便利です。
・角度やタイミングが合わせづらい
証明写真機で撮影すると、納得いく写真を撮るのは難しいでしょう。
自動で撮影されるため、角度やタイミングを合わせるのが難しいためです。
撮り直しが可能ではあるものの、どんなに頑張っても写真スタジオで撮影する写真にはかないません。
撮り直しをしていると、時間もかかってしまいますよね。
証明写真機は、費用を抑えてすぐに用意できるのが最大のメリットです。
仕上がりにこだわらないのであれば問題ないでしょう。
スマホ撮影、コンビニで印刷
・WEB出願にも対応しやすい
近年、WEB願書対応の学校が増えています。
WEB願書の提出には、写真の画像データが必要です。
スマホで自分を撮影し、データをアップロードすれば簡単に願書を作成できます。
もし印刷した写真が必要であれば、コンビニでプリントアウトできます。
スマホの写真を証明写真としてプリントできる印刷機の機能を利用して、コンビニで印刷が可能です。
・背景や明るさに注意
スマホで自分を撮るとなると、自宅で撮影するケースが多いでしょう。
自宅の中で、白やグレーを背景に撮影できる場所を探して撮影しなければなりません。
また写真の顔が暗くならないよう、明るさを確保しなければなりません。
さらに眼鏡をかけて撮影する場合は、眼鏡の反射も注意したいポイントです。
光が反射して眼鏡が白く飛んでしまうこともあります。
角度を変えたり、ライトの位置を変えたりして調整が必要です。
人気写真スタジオが向くケース
推薦入試やAO入試の場合、一般入試とは違い、写真の印象が合否に影響する可能性があります。
そのため、証明写真機やスマホで済ませるのではなく、環境が整ったところで、プロのカメラマンに撮影してもらうことをおすすめします。
せっかくお金と時間をかけて撮影するのであれば、受験写真に強い写真スタジオで撮影すると安心です。
服装や髪型、表情などのアドバイスももらえるでしょう。
後になって「やっぱりきちんとしたところで撮ってもらっておけば良かった」と悔やまないよう、推薦入試やAO入試の場合は写真撮影もないがしろにせず、万全の準備で挑んで下さいね。
※3:カメラのキタムラ プリントサービス/2021年10月10日現在
http://www.kitamura-print.com/photo_id/examination/
サイズ間違いは撮り直し?何枚用意すべき?
写真の写り方以外にも、願書用の写真を用意する際に注意するべきことがあります。
サイズや提出の方法をきちんと確認し、不備のない形にして提出しましょう。
写真のサイズ、基本は4×3センチ
願書の写真サイズは、一般的に4×3センチと言われています。※3
証明写真機では、履歴書用と表示されているのが4×3センチです。※4
ただし学校によっては、異なるサイズの場合もあります。
サイズを確認せずに写真を撮ってしまうと、願書の写真欄に合いませんよね。
写真が大きければ切ることもできますが、顔の部分がはみ出てしまうことにもなりかねません。
写真スタジオでサイズを変更することもできるものの、縦横比が異なるとサイズ変更が難しい場合もあります。
写真の貼り付けのサイズは、必ず撮影前に確認して正確に伝えましょう。
証明写真機を利用する場合は、一番近いサイズを選んで撮影しましょう。
WEB出願、写真データのサイズとは
紙の願書に貼付する写真サイズは、4×3センチのように指定があります。
一方WEB出願の場合は、サイズの指定方法が異なります。
写真データのサイズは、何センチではなくピクセル(px)という単位で指定されるはずです。
さらに、画像の上限容量も指定があるでしょう。
私立の中学受験に幅広く利用されているWEB出願ツールでは、下記の通りサイズと容量が規定されています。
・横450ピクセル×縦600ピクセル推奨※5
・最低250ピクセル以上※5
・縦横比3:4※5
・容量は3MB以内※5
多くの写真スタジオでは、WEB出願用のサイズに合わせた写真データを購入することもできます。※3
紙の願書の場合も、WEB出願の場合も、撮影前に写真のサイズを正確に伝えましょう。
必要な枚数は?
受験用の写真は、1願書1枚とは限りません。
大学受験の場合、1願書につき2枚必要な学校もあります。※6
またWEBで願書を提出し、出願書類と写真を郵送する場合もあります。※7
学校により様々ですので、こちらも事前によく要綱を確認しましょう。
提出するときになって枚数が足りないことに気付くと、追加で用意するのは時間も手間もかかってしまいます。
写真館やスタジオで撮っていれば、同じ写真を焼き増ししてもらえるはずです。
ただ、すぐに納品してもらえるとは限りません。
また、証明写真機で撮影したものは、同一の写真を用意するのは難しくなります。
提出するときになって慌てないよう、必要な枚数についても、撮影する前に確認しておくようにしましょう。
サイズを間違えた場合
写真スタジオで撮影した写真は、サイズ変更に対応してもらえる場合もあります。
ただ元の写真サイズが変更に耐えられなければ、撮り直しになるでしょう。
特に縦横比が変わってしまうサイズ変更は、対応が難しいものです。
写真データが手元にあれば、自分で修正することもできなくはないかもしれません。
ただ、縦横比の変更や大幅にサイズが変更をすると、顔が大きすぎる、中央にこないなど、上手く修正できないものです。
写真スタジオで撮影したものは、早めにスタジオに相談しましょう。
※3:カメラのキタムラ プリントサービス/2021年10月10日現在
http://www.kitamura-print.com/photo_id/examination/
※4 証明写真サイズ早見表|証明写真機Ki‐Re‐i/2021年10月10日現在
https://www.dnpphoto.jp/products/kirei/size_type/index.html
※5 インターネット出願、イベント予約の国私立中学、高等学校向けサービスmiraicompass/2021年10月10日現在
https://www.mirai-compass.jp.net/photo_guide/
※6 早稲田大学大学院 情報生産システム研究科 2022年4月および9月入学者向け入学試験要項/2021年10月10日現在
https://www.waseda.jp/fsci/gips/assets/uploads/2021/04/aec4feccbd490863a4d246409174f9b0.pdf
※7 2022年度全国高等学校キリスト者推薦入学者選抜要項/青山学院大学 入学広報部入試課/2021年10月10日現在
https://ac.cdn-aoyamagakuin.com/wp-content/uploads/2021/07/ad_2022_christ_20210708_X3pJ4.pdf
失敗しない写真の貼り方
いい写真が撮れたら、願書への貼り付けも丁寧に行いたいものです。
願書を汚さないよう、きれいに貼るには両面テープがよいかもしれません。
のりより両面テープ
写真を貼る際には、両面テープを使用するのがおすすめです。
きれいに貼れるだけでなく、はがれにくいためです。
のりを使ってもかまいませんが、スティックのりははがれやすいため、しっかりと塗って固定するようにしましょう。
水のりははみ出しやすく、願書の写真以外の部分までベタベタになってしまう可能性があります。
両面テープを使えば、簡単にきれいに貼れるでしょう。
きれいにカットする
手持ちの写真サイズが願書に合わない場合は、自分でカットして貼り付けます。
フリーハンドでハサミを入れるのではなく、必ず定規を使い、カッターで不要な部分を切り取るようにしましょう。
机のはじなどを利用して、曲がらないよう気を付けて下さいね。
写真の裏には記名を
写真は、特に何も指示されていなくても、裏に名前を書いておくのが基本です。
万が一はがれてしまったときに、誰のものかわかるようにするためです。
まずは、貼り付ける前に油性のボールペンかサインペンで、名前を書いておくようにしましょう。
願書の写真は、受験当日の本人確認に使われる
受験の願書には、写真を貼り付けて提出するのが基本です。
この写真は、基本的には受験当日の本人確認のために使われます。
また一部の大学では、入学後に配布される学生証に使われる場合もあるようです。
本人確認ができる写真を
願書に写真を貼る最大の目的は、受験当日の本人確認のためです。※8
当日は、試験官が提出された写真をもとに本人確認を行います。
一時期問題になった、替え玉受験のような不正を防ぐため、本人であることをチェックするのです。
本人確認のためには、当日の姿を見て、写真の本人と同一人物であることがわからなければなりません。
何年も前の写真だと、雰囲気が大きく変わってしまっていて本人かどうかわからないことがあるので、多くの場合、添付する写真は「3ヵ月以内に撮影した写真」などの条件が課されているのです。
少し髪型が違うくらいであれば特に問題はないでしょう。
ただ、要らぬ誤解を招かぬよう、髪の長さを極端に短くしたり、髪の色を大きく変えたりすることは控えた方が良いかもしれません。
またメイクや眼鏡も同様です。
受験当日と写真の印象が、あまりに異なるようなものは避けた方が無難です。
写真撮影の前には、受験生らしい身なりに整えておきましょう。
晴れて合格し、入学したあかつきには、受験のときに提出した願書の写真が、そのまま大学の学生証の写真に使われることもあるようです。※3※8
一度作った学生証は、4年間そのままの場合もあります。
皆さんは、合格するつもりで受験をされると思いますので、入学後に学生証になることを想像して、それにふさわしい服装で写真を撮りましょう。
※3:カメラのキタムラプリントサービス/2021年10月10日現在
http://www.kitamura-print.com/photo_id/examination/
※8:入学者選抜に関するQA日本大学 入試ガイド/2021年10月10日現在
https://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/inquiry/faq/
まとめ
主に大学受験・中学受験で提出する願書の写真のポイントをご紹介しました。
服装や髪型について、規定がある学校もあります。
必ず願書の写真要綱を確認しておきましょう。
願書を提出するときから、受験は始まっています。
一般入試では写真が合否に関係するわけではないといっても、大切な願書の一部。
写真をないがしろにせず、きちんとした服装で清潔感のある写真を撮るようにしましょう。
推薦入試、AO入試であれば、写真のクオリティにもこだわると安心できるのではないでしょうか。