大学受験の願書に貼る写真!恥ずかしくない撮り方はこれ!

公開日:2019.10.23

いよいよ大学受験の願書を提出するという時期になり、準備しようと向き合ってみると、書き方や提出のしかたの細かい部分がわからないという方も多いのではないでしょうか。
特に、今年がはじめての受験になる現役生には、どうすれば良いか迷うこともあるはずです。
そこで今回は、願書に添付しなくてはならない写真について、適した服装や髪型などの撮り方、提出するときの貼り方などについて、解説します。

目次

  1. 願書に貼る写真は何に使われる?
    • 受験当日の本人確認のため
    • 願書の写真が入学後、学生証の写真に使われることも
  2. 願書写真を撮るときの身だしなみについて
    • 願書写真にふさわしい服装とは?
    • 願書写真を撮るときの髪型は?
    • 願書写真でメイクはOK?
    • メガネはどうするべき?
  3. 願書の写真はどこで撮るべき?
    • 証明写真機のメリット・デメリット
    • 写真館や写真スタジオのメリット・デメリット
    • 推薦入試やAO入試の場合はプロに撮ってもらおう!
  4. 写真を撮る前、提出時に確認すべきこと
    • 写真のサイズを確認
    • 提出しなくてはならない枚数は1枚とは限らない
    • きれいに貼り付けるには
  5. まとめ

願書に貼る写真は何に使われる?

大学受験の願書には、写真を貼り付けて提出するのが基本です。
どのように撮れば良いのかを考える上では、その写真を何のために提出するのかを知っておくことが重要です。
まずは、願書用の写真が何に使われるのかを見ていきましょう。

 

受験当日の本人確認のため

願書に写真を貼る最大の目的は、受験当日の本人確認のためです。
当日は、試験官が提出された写真をもとに本人確認を行います。※1
一時期問題になった、替え玉受験のような不正を防ぐため、本人であることをチェックするのです。
本人確認のためには、当日の姿を見て、写真の本人と同一人物であることが確認できるようにしなくてはなりません。
何年も前の写真だと、雰囲気が大きく変わってしまっていて本人かどうかわからないことがあるので、多くの場合、添付する写真は「3ヵ月以内に撮影した写真」などの条件が課されているのです。
少し髪型が違うくらいであれば特に問題はありませんが、要らぬ誤解を招かぬよう、できれば写真撮影から受験当日までの間に、髪の長さを極端に短くしたり、髪の色を大きく変えたりすることは控えた方が良いかもしれません。
受験生としてあまりふさわしくない髪型かなと感じている場合は、写真撮影の前に身なりを整えておきましょう。
願書に貼る写真は、なるべく受験当日に近い状態で撮影するようにしましょう。

 

願書の写真が入学後、学生証の写真に使われることも

晴れて合格し、入学したあかつきには、受験のときに提出した願書の写真が、そのまま学生証の写真に使われることも少なくありません。
一度作った学生証は、4年間そのままの場合や、2年ごとに更新される場合など、大学によって有効期限はさまざまですが、毎年更新される場合であっても最低1年はその写真の学生証を持たなくてはならなくなります。※2
現役受験の場合、「制服で撮影した方が良いのでは?」と思われるかもしれませんが、入学後に使われることを考えると、大学生としての学生証の写真が、高校の制服を着たもので良いのかは疑問です。
皆さんは、合格するつもりで受験をされると思いますので、入学後に学生証になることを想像して、それにふさわしい服装で写真を撮ると良いでしょう。

 

※1:Benesseマナビジョン『こんなときどうしたらいい!?「願書」にまつわるよくあるギモン』https://manabi.benesse.ne.jp/plus/topics/topics008/
※2:中央大学「学生証の更新と再交付」
http://www.tsukyo.chuo-u.ac.jp/current/office_procedure/procedure/matriculation_card.html
青山学院大学「学生証の交付・更新と有効期限」
https://www.aoyama.ac.jp/procedure/student_id/

願書写真を撮るときの身だしなみについて

制服ではなく私服で撮影するとなると、どのような格好で写れば良いのか迷われる方も多いのではないでしょうか。
大学生は「学生」ではありますが、18歳からは選挙の投票権も与えられ、就学中に20歳をむかえるなど、高校生のときよりもずっと社会人に近づきます。
大人への一歩となる大学受験の写真は、常識を踏まえた恥ずかしくないものにしたいところです。
どのような服装や髪型が望ましいのか、確認しておきましょう。

 

願書写真にふさわしい服装とは?

制服でなくて良いといっても、派手な服装は、受験用写真として常識的とは言えません。
白いシャツに黒やグレーのジャケットといった、落ち着いたスタイルで撮影するのが望ましいでしょう。
シャツのボタンは、きちんと上までとめておきます。
入学式にはスーツを着ることが多いので、ひと足先に購入して、願書用写真の撮影にも着用すると良いかもしれません。
いずれにしても、決して遊びに行くような服装や、完全なる普段着のようなラフな服装ではなく、きちんとした感じが出る格好で写るようにしましょう。

 

願書写真を撮るときの髪型は?

髪型は基本的に、普段通りでかまいません。
一般入試であれば、染めている髪をわざわざ黒くする必要もないでしょう。
ただ、前髪で目や顔の大部分が隠れてしまうようなものはNGです。
実際に、募集要項にも「写真は前髪が目にかからないこと」というように注意書きされていることも多いです。
前髪が長い場合は横に流してスプレーで固めたりピンでとめたりして、だらしなく落ちてこないように気をつけて撮影しましょう。
当日、本人確認できるようにということを意識し、清潔感のある髪型で撮ることが好ましいでしょう。

推薦入試やAO入試の場合は、写真の印象も選考基準に含まれる可能性があります。
髪色が明るすぎると印象が悪くなり、合否に影響するかもしれませんので、暗めの髪色で撮影するのが無難と言えるでしょう。
当然、受験当日も明るい髪色は、試験官の目に印象悪く写るかもしれませんので、撮影したときの落ち着いた髪色で臨むようにしましょう。

 

願書写真でメイクはOK?

女性の場合は、メイクをしても良いのか悩む方が多いようです。
こちらも、一般入試であれば、ある程度メイクをしていても問題ないでしょう。
当日もメイクをして行くのであれば、同じメイクをしていた方が、本人と認識されやすいです。
ただし当然ながら、過剰なメイクは受験写真として適切とは言えません。
マスカラを何重にも塗ったり、つけまつ毛を付けたり、真っ赤な口紅をひいたりすることは控えた方が無難です。
ナチュラルメイクを心がけ、盛りすぎないように気をつけましょう。

推薦入試やAO入試の場合は、写真・当日ともにメイクが過剰だと、悪い印象を持たれる可能性があります。
基本的にはノーメイクで全く問題はありません。
メイクをする場合も、あくまで自然に見える程度にとどめ、受験当日も同じくらいのメイクで臨むようにしましょう。

 

メガネはどうするべき?

メガネも、かけたままの写真で問題はありません。
受験当日の本人確認用ということを考えると、普段からメガネをかけている人や、当日試験中にメガネをかける予定の人は、メガネをかけて写真を撮ると良いでしょう。
当日はメガネをかけないのであれば、写真撮影のときもメガネは外しておきましょう。

 

願書の写真はどこで撮るべき?

願書に貼る写真をどこで撮影するべきかを悩む方も多いのではないでしょうか。
スピード証明写真の機械で済ませて良いのか、それとも写真館やスタジオで撮影してもらった方が良いのか、迷うところです。
結論から言うと、一般入試の場合は、写真の印象が合否に影響することはないので、スピード写真でも特に問題はありません。
ただ、前章で紹介したように、そのまま学生証に使われることを考えると、プロの手で撮影してもらった方が良いのかもしれません。
スピード証明写真機と写真館やスタジオ、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、どちらにするのか決めましょう。

 

証明写真機のメリット・デメリット

証明写真機のメリットはなんと言っても、価格とスピードではないでしょうか。
機械さえ見つけてしまえば、撮影からプリントまで数分で済ますことができます。
勉強に集中するため、写真撮影はさっと済ませてしまいたいという場合や、提出期限ギリギリになってしまった場合でも、手軽に写真が用意できるので便利です。
一方で、証明写真機は自動で撮影されるため、角度やタイミングを合わせるのが難しく、納得いく写真が撮りにくいというデメリットがあります。
何度も撮り直すことは可能ですが、それでは結局時間がかかってしまいますし、やはりどんなに頑張っても、プロに撮影してもらう写真に比べるとクオリティが下がります。
ただ、費用も抑えることができますし、仕上がりにこだわらないのであれば、証明写真機で撮影した写真で十分でしょう。

 

写真館や写真スタジオのメリット・デメリット

写真館やスタジオで撮影するメリットは、質の良いきれいな写真が撮れることです。
ライティングが調整された中で撮ってもらえるので、自然な明るさの写真に仕上げることができます。
また、撮影中もプロのカメラマンが角度や表情についてアドバイスしてくれるので、客観的に見て良い印象になる写真を撮ることができるでしょう。
撮影した画像を確認しながら、納得がいくまで撮影してくれるというところもあるようです。※3
写真のサイズも個別に合わせてくれることがほとんどなので、もし一般的な証明写真のサイズ以外の指定であっても、そのサイズにカットして納品してくれるはずです。
ただ、プロに撮影してもらうとやはり、証明写真機で撮るよりも費用がかかってしまいます。
また、現在の技術であれば、そのままの写真なら撮影後すぐに渡してもらえることも多いですが、加工をするとなると、当日中に受け取るのは難しいでしょう。


人に撮ってもらうと緊張して、かえって表情がこわばってしまうという人の場合は、撮影の時間自体も長くかかってしまうかもしれません。
お店が混んでいれば、たとえ予約をしていたとしても撮影まで待たなくてはならないこともあるでしょう。
写真館やスタジオで撮影する場合は、時間に余裕をもって行くようにしましょう。

 

推薦入試やAO入試の場合はプロに撮ってもらおう!

推薦入試やAO入試の場合は、一般入試と違い、写真の印象が合否に影響する可能性があります。
そのため、証明写真機で済ませるのではなく、写真館やスタジオの環境が整ったところで、プロのカメラマンに撮影してもらうことをおすすめします。
せっかくお金と時間をかけて撮影するのであれば、不安要素を少しでもなくすために、「ただ無難に撮ってくれる」カメラマンよりも、受験写真に強いカメラマンに撮ってもらいたいものです。
受験する大学周辺で合格者が多く撮影したスタジオや、評判になっているカメラマンがいる場合は、チェックして依頼してみると良いでしょう。
後になって「やっぱりきちんとしたところで撮ってもらっておけば良かった」と悔やまないよう、推薦入試やAO入試の場合は写真撮影もないがしろにせず、万全の準備をして臨みましょう。

※3:カメラのキタムラプリントサービス 
http://www.kitamura-print.com/photo_id/examination/

写真を撮る前、提出時に確認すべきこと

写真の写り方以外にも、願書用の写真を用意するときに注意するべきことがあります。
サイズや提出の方法をきちんと確認し、不備のない形にして提出しましょう。

 

写真のサイズを確認

願書に貼り付ける写真の大きさは、大学によってさまざまです。
サイズを確認せずに写真を撮ってしまうと、指定の大きさに合わせて切り取ったときに、顔の部分がはみ出てしまうことにもなりかねません。
そうしたミスを防ぐために、貼り付けのサイズは必ず撮影前に確認しておくようにしましょう。
スピード証明写真機を利用する場合は、一番近いサイズを選んで撮影し、写真館やスタジオで撮ってもらう場合は、正確なサイズを伝えましょう。
自分でカットしてサイズを合わせる場合は、フリーハンドでハサミを入れるのではなく、必ず定規を合わせてカッターで不要な部分を切り取るようにしましょう。※4

 

提出しなくてはならない枚数は1枚とは限らない

受験用の写真は、複数枚の提出を求められることも少なくありません。
提出するときになって枚数が足りないことに気付くと、追加で用意するのは時間も手間もかかってしまいます。
写真館やスタジオで撮っていれば、同じ写真を追加してもらうことができるはずですが、すぐに納品してもらえるとは限りません。
また、スピード証明写真機で撮影したものであれば、同じ写真を用意するのは難しくなります。
提出するときになって慌てないよう、必要な枚数についても、撮影する前に確認しておくようにしましょう。

 

きれいに貼り付けるには

写真は、特に何も指示されていなくても、裏に名前を書いておくのが基本です。
万が一はがれてしまったときに、誰のものかわかるようにするためです。
まずは、貼り付ける前に油性のボールペンかサインペンで、名前を書いておくようにしましょう。
貼り付けるときは、きれいに貼れるだけでなくはがれにくいので、両面テープを使用するのがおすすめです。
のりを使ってもかまいませんが、スティックのりははがれやすいので、しっかりと塗って固定するようにしましょう。
水のりははみ出しやすく、用紙の他の部分までベタベタになってしまう可能性があるので、避けた方が良いでしょう。

※4:リクルートスタディサプリ「大学願書の書き方レッスン」
https://shingakunet.com/journal/exam/43736/

まとめ

願書を提出するときから、受験は始まっています。
一般入試では写真が合否に関係するわけではないといっても、大切な願書の一部である写真をないがしろにせず、きちんとした服装で清潔感のある写真を撮るようにしましょう。
推薦入試、AO入試の場合は写真のクオリティにもこだわると良いでしょう。

公開日:2019.10.23
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