保育園・幼稚園の運動会はいつ?服装やお弁当、写真撮影は?
一年に一度の大イベント、「運動会」。
子どもたちのリレーやダンスなど、がんばって準備してきた催し物を観るのは楽しみですよね。
お弁当などの準備にも力が入ります。
幼稚園と保育園で運動会には違いがあります。
プログラム内容、服装、持ち物、写真撮影についてどんな準備をすればいいのかをご紹介いたします。
目次
- 保育園・幼稚園の運動会はいつ?何をする?
- 運動会の時期
- 運動会の時間
- 種目
- 親子競技や保護者のみの種目もあり
- 兄弟が参加できる種目も
- 保育園の運動会と幼稚園の運動会、どこが違う?
- 準備や片付けの手伝い
- 衣装づくりなど
- お弁当の有無
- 運動会、人気のお弁当メニューはおにぎりと唐揚げ
- 人気メニューは唐揚げ!
- お寿司やサンドウィッチも人気
- キャラアイテムはおにぎりで
- 保育園・幼稚園の運動会、親の服装は?
- 靴はスニーカー
- ジーンズやジョガーパンツなら汚れも気にならない
- 長めのTシャツがおすすめ
- 日よけはキャップで
- 写真はカメラ?スマホ?動画は?
- 動画と写真、両方で撮る
- 運動会をスマホできれいに撮影するには
- まとめ
保育園・幼稚園の運動会はいつ?何をする?
運動会の時期
保育園も幼稚園も、秋の9月・10月頃に運動会を実施する園が多いようですが、小学校・中学校と同じように5月・6月に行う園もあるようです。※1
運動会の時間
保育園の場合は、学年により終了時間が異なる場合もあります。
0歳・1歳といった低年齢のうちは、自分たちの演目のみ参加の場合も多く、長い時間参加することはありません。
3歳児クラス以上の幼児クラスでも、お弁当が必要なく半日で終了する場合も多いようです。
種目
保育園や幼稚園の運動会では、かけっこやリレーなどの競技種目から、玉入れや綱引きなどのレクリエーション種目、ダンスなどの表現種目などのプログラムが組まれている園が多いようです。
親子で参加する親子競技を実施している園もあり、満足度の高いプログラムです。
鼓笛隊や組体操といった集団演技を実施する園もあるようです。※2※3
組体操については、ピラミッドやタワーなどのプログラムが、安全面から問題視されています。※4
【主な種目】
競技種目
- かけっこ
- リレー
- 障害物競争
レクリエーション種目
- 玉入れ
- 綱引き
- 大玉転がし
表現種目
- ダンス
- 体操
- 組体操
- 鼓笛隊 ※2※3
ダンスや体操、鼓笛隊などは、既成の構成を先生がアレンジする場合や、先生たちがオリジナルのものを園児たち向けに考えて構成する場合もあります。
先生と子供で一緒に作り上げていく園もあり、先生たちの工夫が感じられます。
親子競技や保護者のみの種目もあり
親子ペアで参加する障害物競争や玉入れなどがある場合は、パパママどちらが何の種目に参加をするか決めておき、子供に伝えておくと子供も安心します。
また、保護者のみで行うリレーなどがプログラムに組み込まれている場合もあります。
こちらも、誰が参加するか事前に決めておくと当日慌てずに済みます。
最近では、祖父母が参加しているご家庭もあります。
兄弟が参加できる種目も
園によっては、在園児の兄弟が参加できる種目が用意されている所もあります。
小学生以上向けの障害物競争や、未就園児向けの親子競技などがあります。
参加する場合には、兄弟も動きやすく汚れてもよい服装で参加しましょう。
※1 【フォト総研】「子どもの運動会」に関する調査アンケート |フォトブックならマイブック/2019年5月27日現在
http://www.asukanet.co.jp/main/photo/enq_37.html
※2 幼稚園における運動会の現状分析/宗高 弘子・前 橋 明/2019年5月27日現在
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10900754_po_ART0003263296.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
※3 幼稚園における運動会の一考察(3) 非日常的経験としての運動会/柏原 栄子/2019年5月27日現在
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10900930_po_ART0003263472.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
※4 平成29年度以降の都立学校における「組み体操」等への都教育委員会の対応方針について|東京都/2019年5月27日現在
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/12/22/15.html
保育園の運動会と幼稚園の運動会、どこが違う?
保育園の運動会と幼稚園の運動会では、実はいろいろな違いがあります。
保育園と幼稚園の運動会の大きな違いは親の協力です。
準備や片付けの手伝い
幼稚園の場合、運動会の準備や片付けを親が手伝うところもあるようです。
前日までの準備や当日の大会サポート、後片付けなどを、役員が手伝う場合や、父母全員で分担して協力する場合など様々です。
運動会当日、バザーを開催するところもあるようです。※5
幼稚園に通わせているママは働いている方は少数派かもしれませんが、働いている方は自分が手伝う日程などを早めに決め、仕事との調整をしておく必要があります。
衣装づくりなど
運動会のダンスなどで使う衣装づくりも、保育園と幼稚園で違います。
保育園では、働くママの負担にならないよう、保育園側で子供と一緒に衣装や備品を作成してくれるところも多いかと思いますが、幼稚園の場合は園の指示に従って家庭で作ったり購入する場合もあります。
作るのが苦手なママや仕事をしているママには負担が大きいかもしれませんが、早めに着手して計画的に進めましょう。
お弁当の有無
全体的には、お弁当なしで半日で終了する運動会も多いようですが、幼稚園ではお弁当持参の園も多いようです。※6※7
運動会終了後に、持って行ったお弁当を食べるという園もあるようなので、初めての場合は事前によくプログラムを確認しておきましょう。
※5 幼稚園における運動会の現状分析/宗高 弘子・前 橋 明/2019年5月27日現在
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10900754_po_ART0003263296.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
※6 保育園や幼稚園の運動会!便利グッズと快適に過ごすコツ |ベビータウン/2019年5月27日現在
https://www.babytown.jp/b/goods/teaching-materials/bt1093.html#anchor05
※7 幼稚園における運動会の一考察(3) 非日常的経験としての運動会/柏原 栄子/2019年5月27日現在
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10900930_po_ART0003263472.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
運動会、人気のお弁当メニューはおにぎりと唐揚げ
お弁当が必要な場合、朝早く起きて人数分のお弁当を作らなければなりません。
子供が喜ぶお弁当を作りたいけど、時間がない…という方向けに、人気メニューを簡単に作れるレシピをご紹介します。
人気メニューは唐揚げ!
親子ともに人気のお弁当メニューNo1は、唐揚げではないでしょうか。※8
ただ、お弁当を作るママにとっては、気が重いメニューですよね。
朝から揚げ物を作るとなると一苦労ですね。
前日の夜に下ごしらえをしておくと、当日朝はスピーディーに調理できます。
天ぷら鍋など揚げ物用鍋を使わずフライパンで作れば、後片付けもラクチンです。
簡単に作れる鶏のから揚げのレシピをご紹介します。
【材料】
鶏肉
片栗粉
醤油
ショウガ
ニンニク
油
【前日の準備】
鶏肉を一口に切り、醤油・すりおろしショウガ・ニンニクなどにつけておく。
【当日の調理】
ビニール袋などに鶏肉を入れ、片栗粉がまんべんなくつくように混ぜます。
フライパンに多めの油を敷き、焼いていきます。
冷めてからお弁当箱へ入れましょう。
お寿司やサンドウィッチも人気
お寿司やサンドウィッチも人気のメニューです。
稲荷ずしや巻きずしはラップでも食べやすいですし、いろいろな食材を使って作ればおかずが少なくて済む場合もあるでしょう。
サンドウィッチも、野菜とお肉や魚、卵を挟めば、一品でバランスの良いお弁当になります。
暑い中にお弁当を置いておくと傷みも心配ですので、食材はよく火を通したものを挟んだ方がよさそうです。
サンドウィッチに卵を挟む場合は、完熟にゆで生野菜は使わずに、お寿司の具材もナマモノは避け火を通した野菜や肉・魚にしましょう。
酢はご飯を傷みにくくするので、お寿司は暑い日にはちょうど良いメニューです。※9
キャラアイテムはおにぎりで
保育園児や幼稚園児が喜ぶお弁当と言えば、キャラクターではないでしょうか。
食材でキャラクターを作るキャラ弁が作れればよいですが、苦手で…というママは、おにぎりにキャラアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
キャラクターをかたどったおにぎり用の型抜きや、海苔をキャラクターの形にくりぬくパンチなども販売されていますので、これらを使うと簡単に作れます。
それも難しいという場合には、キャラクターの形に切り取り線が入った海苔や、キャラクターのおにぎり用ラップを使って盛り付けるだけでも子どもは喜ぶのではないでしょうか。
お弁当が必要な場合には、気分が重くなるママもいらっしゃるかと思いますが、最近ではお弁当飾りつけ用のいろいろなグッズが販売されています。
子供が好きなキャラクターグッズを取り入れてあげる、人参を型抜きするといったひと手間で、子供が喜ぶお弁当作りはできます。
便利グッズを活用して、手早く作りましょう。
※8 ネットリサーチのDIMSDRIVE『運動会』に関するアンケート/DIMSDRIVE独自の公開アンケートによる最新調査結果【DIMSDRIVE】/2019年5月27日現在
http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2006/061114/
※9 こんな食材はNG!食中毒を予防するお弁当づくりのコツ | ニュース&トピックス | ケータイ家庭の医学/2019年5月27日現在
https://sp.kateinoigaku.ne.jp/kiji/120133/
保育園・幼稚園の運動会、親の服装は?
親子競技に参加することを考えると、親も服装に悩みますよね。
「運動できる服装で」と指定されることもありますが、どの程度の服装がよいのでしょうか。
靴はスニーカー
ヒールやサンダルは、避けたほうがよいでしょう。
ヒールやサンダルの人は少ないので、運動会の場にそぐわず、浮いてしまうこともあります。
また、親子競技で走ったり跳んだりしてケガをしてしまっては自分も子供も恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。
親子競技がない場合でも、屋外開催の場合は砂などで靴が汚れますので、洗えるスニーカーが無難です。
ジーンズやジョガーパンツなら汚れも気にならない
子供と一緒に立ったり座ったりしていると、パンツは意外と汚れるものです。
デニムなどの汚れても洗いやすいものがおすすめです。
ジョガーパンツなら動きやすいので、親子競技で走る場合にもよいでしょう。
参加する保護者の方もジーンズやチノパンなどで参加される方が多いです。
長めのTシャツがおすすめ
親子競技に参加をして動き回ったり、子供を抱っこしたり下ろしたりすることを考えると、腕を上げ下ろししても、裾からインナーが見えないように長めのシャツがおすすめです。
また、全身を使って動くので、胸元が開いている服も要注意です。
胸元が大きく開いていない長めのTシャツが無難だと言えそうです。
Tシャツにジーンズでは味気ないという方は、シャツを肩にかけたり腰に巻いたりしてアクセントにするとよいのではないでしょうか。
日よけはキャップで
まだまだ日差しが気になる時期ですが、日傘は他の人の邪魔になるのでNGです。
服装がスポーティーなので、コーディネートを考えても日よけはキャップがおすすめです。
つばの広いデザイン性のある帽子は、競技に参加するママには不向きかもしれません。
写真はカメラ?スマホ?動画は?
運動会の親の役目は、お弁当だけではありません。
子供の晴れ姿を写真や動画に収めるのも一仕事です。
動画と写真、両方で撮る
最近は、動画と写真の両方で撮影するご家庭も多いようです。※10
動画は、スマートフォンなら気軽に撮影でき、データの受け渡しも簡単です。
実際、一眼レフなどのカメラよりも、スマートフォンで撮影する方が多いようです。
スマホの方が撮りなれていて扱いやすいという方も多いのではないでしょうか。
運動会をスマホできれいに撮影するには
最近のスマートフォンは、画質もよくきれいに撮影できますが少しコツがあります。
遠くの子供を撮影しようとズーム機能を使って撮影すると、保存や印刷した時にとても粗い画像になっていてがっかりした経験はありませんか?
運動会でも、ズーム機能は使わずに近くで撮影する方が無難です。
また、決定的瞬間を狙ったつもりでも、うまく撮影できていないことも多いので連写機能を使うとよいようです。※11
スマホ用の外付けズームレンズも販売されていますので、遠くから表情を押さえたいという場合には、運動会を機に購入を考えてみてもよいかもしれません。
8倍・12倍・18倍など様々な倍率のものがあり、価格も1000円台からと手ごろなものもあります。
※10 【フォト総研】「子どもの運動会」に関する調査アンケート |フォトブックならマイブック】/2019年5月27日現在
http://www.asukanet.co.jp/main/photo/enq_37.html
※11 プロに学ぶ「運動会のスマホ撮影テクニック」初心者はコーナー連写で狙い撮り!|TIME&SPACE by KDDI】/2019年5月27日現在
https://time-space.kddi.com/mobile/20180904/2428
まとめ
運動会は、長い時間をかけて練習をして本番を迎える行事です。
練習はつらいことがあったとしても、運動会本番は子供にとって楽しい経験です。
かけっこやリレーなど順位がつく競技もありますが、親にとっては練習を頑張った過程をほめてあげられるよい機会でもあります。
年に1度の運動会、ママにとっては準備が大変な行事ではありますが、子供の成長を感じる機会でもありますので、親子で楽しみましょう。
お弁当作りは子供が喜ぶキャラクターグッズを使えば、手間をかけずにキャラクター弁当を作ることもできます。
写真撮影も、改めてカメラを購入せずとも、スマホで動画も写真も撮影可能です。
キレイに取りたい場合は、スマホに取り付ける望遠レンズを買いましょう。
ママ・パパの服装の準備も忘れずに。
動きやすい服装で、運動会の場にふさわしい服装で参加しましょう。
迷う場合には、園の先生や先輩ママに聞いてみてもよいと思います。
運動会が、親子でよい思い出となるよう楽しんでくださいね。