子育てを祖父母に丸投げしていませんか?祖父母による孫育て
近年では共働き夫婦も増えていることもあり、子供のお迎えや子供が体調を崩した時などに祖父母にお願いする家庭も増えているかもしれません。
祖父母と子供夫婦の関係がうまく進んでいる場合はよいのですが、考え方や価値観の違いから、その関係性がギクシャクしてしまう、そんな話も聞こえてきます。
祖父母のお世話の仕方によっては、祖父母にとっての孫、子供夫婦や孫に対する祖父母の役割と関わり方を考えてみましょう。
目次
- 子供を初めて預けるときはどうしたらよい?
- できることからお願いしよう
- 慣れてきたら、一緒に遊んでもらおう
- 祖父母の都合は優先する
- 自治体の孫育てのガイドブックを、祖父母とともに確認してみよう
- 祖父母による孫育て、何がダメ?
- 「過保護」になりがち
- 親と祖父母の行動に矛盾があると、子供が混乱する
- とにかく甘やかす
- 子供夫婦と祖父母、子供(孫)と祖父母の関わり方
- 祖父母の孫育ては互いにメリットがある
- 祖父母は子供夫婦のサポート役
- 祖父母は親の代わりではなく、親の後ろから孫をサポートしてもらう
- 世代間で考え方は違って当然
- 祖父母が孫と楽しむ行事はいろいろある
- 小さい頃は祖父母が参加できる行事も多い
- 祖父母の参加が可能なイベントは、ぜひ招待しよう
- 孫のお世話をお願いする時のポイント
- 祖父母は孫にとって心が落ち着く存在でいてもらおう
- 祖父母はあくまでも「子供夫婦のサポート役」
- 孫を甘やかしすぎないようにお願いする
- 安全対策が十分であるか、一緒に確認しておく
- まとめ
子供を初めて預けるときはどうしたらよい?
できることからお願いしよう
親が子供を初めて祖父母に預ける時、心配や戸惑いがあるのは当然です。
祖父母にとっても久しぶりの子育てとなるわけですから、緊張していることでしょう。
子供(孫)にとっても、おじいちゃんやおばあちゃんと過ごすのが初めてなら、まずは孫と祖父母の間が慣れることを優先させます。
祖父母と同居していないのであればなおさら、子供にとって祖父母の家は見慣れない場所です。
祖父母には無理なく、できることをやってもらいましょう。※1、2
ご飯を一緒に食べたり、テレビを見たりして一緒に過ごすだけでも十分です。※1
親の注意点としては、祖父母に子供を飽きさせないようにといろいろと要望しないことです。
孫をどこかに連れて行って遊ばせなくてはいけない、何か買ってあげなきゃいけないという義務感を祖父母に抱かせないようにしましょう。
普段の生活の中で子供(孫)をみてくれれば大丈夫ですと、祖父母にひと言伝えるだけでも、祖父母の気持ちは楽になるはずです。※1
慣れてきたら、一緒に遊んでもらおう
祖父母に何度か預けるうちに、子供も祖父母に慣れていきますから、次は一緒に遊んでもらいましょう。※1、3
散歩に出かけるのは、いろんな発見があり、意外と楽しいものです。
安全な場所ならどんどん散歩に連れ出してもらいましょう。
今時のゲームで一緒に遊ぶのもよいですが、折り紙やあやとり、将棋などの昔遊びは、おじいちゃんやおばあちゃんの得意分野です。
子供が言葉を理解できる年齢であれば、おじいちゃんやおばあちゃんの体験談を話してもらうのもよいです。興味を示し、もっと知りたい、もっと聞きたいとなれば、祖父母との距離も近くなります。※1、3
子供は遊びの天才といわれるように、身の回りの物をうまく遊び道具にします。
退屈しないようにとおもちゃなどをたくさん用意する必要はありません。※1、2、3
祖父母の都合は優先する
当然、祖父母にも自分の生活があります。
自分の親だから、急にお願いしてもなんとかしてくれるだろうという甘い考えはダメです。
預かりを断られたとしてもそれは仕方がありません。※1、2、4
お世話をお願いする時は、預かってほしい時間やサポート内容を事前にきちんと伝えておきましょう。
そうすることで、お互いによりよい関係を築いていけます。※1、2、4
自治体の孫育てのガイドブックを、祖父母とともに確認してみよう
自治体では、孫ができた祖父母のために孫育てガイドブックを配布しています。
WEBサイトにてダウンロードできるものもあります。※5、6、7
この孫育てのためのガイドブックは、自治体によって祖父母手帳や孫育てガイドなど名称はさまざまです。
記載内容に違いはありますが、主に以下のようなことが記載されています。※5、6、7
- 今と昔の子育ての違い
- 子供夫婦とのつきあい方
- 孫との関わり方
- 困った時の相談窓口
このように祖父母が子育て世代をサポートする時のポイントや注意点などが記載されているので、ぜひ活用してみてください。
子供ができたら祖父母と一緒に確認し、「何をどうするか」を話し合っておきましょう。
特に「祖父母時代の子育て」と「今の子育て」は違うことも多く、「今の子育て」や「自分たちの子育て」を知ってもらい、理解してもらうことが大事です。※4、5、6、7
参考書籍
※1 ぼうだあきこ(著) 2013年8月発行 ママとパパも喜ぶ いまどきの幸せ孫育て 家の光協会
http://www.ienohikari.net/book/9784259547455
※2 森戸やすみ(著) 2017年4月発行 祖父母手帳 日本文芸社
https://www.nihonbungeisha.co.jp/book/b329443.html
※3 明橋大二/吉崎達郎(著) 2012年7月発行 子育てハッピーアドバイス ようこそ初孫の巻 孫が幸せに育つために 1万年堂出版
https://www.10000nen.com/books/978-4-925253-60-4/
※4 尾木直樹(著) 2014年8月発行 尾木ママの幸せ孫育てアドバイス 学研プラス
https://hon.gakken.jp/book/2380032800
参考URL
※5 仙台市 祖父母手帳 -つなげよう・広げよう「孫育て」- / 2021年7月29日閲覧
https://www.city.sendai.jp/kodomo-chiiki/kurashi/kenkotofukushi/kosodate/joho/joho/documents/sohubotetyou.pdf
※6 杉並区 孫育て すぎなみ孫育てガイド「孫がやってきた」 / 2021年7月29日閲覧 https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/043/742/magosodateguide2021.pdf
※7 さいたま市 笑顔をつなぐ孫育て さいたま市祖父母手帳 / 2021年7月29日閲覧
http://saitama.bss-net.jp/archives/30000160129004/HTML5/pc.html#/page/1
祖父母による孫育て、何がダメ?
「過保護」になりがち
子育てにおいてよく聞かれる言葉に過保護という言葉があります。
過保護がダメということではありません。
しかし、可愛さあまりに何でもかんでも先回りしてやってしまう祖父母の行動は、子供の自立を妨げてしまうため、注意が必要です。※3、5
子供はおじいちゃん、おばあちゃんが最終的にはやってくれると思ってしまい、自分から行動できない子になってしまう可能性があります。※3、5
親と祖父母の行動に矛盾があると、子供が混乱する
親と祖父母の行動や言動が違う場面が多くみられると、子供は混乱します。
「親には叱られるけど、祖父母には叱られない」ということが続くと、子供は「叱られない」方のいうことを聞くようになります。
せっかく親がルールを決めていても、台無しになってしまいます。※3、4
とにかく甘やかす
子供の物理的な要求を満たしてあげる祖父母は要注意です。
欲しいといえば何でも買ってくれる状態が続くと、「我慢する」ことを学ぶ機会がありません。
甘やかしてばかりだと、祖父母や親がいないと何もできない子になり、他人と関わること、つまり協調性を育むことができません。※3
特に食に関しては、祖父母のもとで生活した子供は、食生活の乱れ、過体重になる傾向にあるとの研究結果もあります。※8
参考書籍
※3 明橋大二/吉崎達郎(著) 2012年7月発行 子育てハッピーアドバイス ようこそ初孫の巻 孫が幸せに育つために 1万年堂出版
https://www.10000nen.com/books/978-4-925253-60-4/
※4 尾木直樹(著) 2014年8月発行 尾木ママの幸せ孫育てアドバイス 学研プラス
https://hon.gakken.jp/book/2380032800
参考URL
※5 仙台市 祖父母手帳 -つなげよう・広げよう「孫育て」- / 2021年7月29日閲覧
https://www.city.sendai.jp/kodomo-chiiki/kurashi/kenkotofukushi/kosodate/joho/joho/documents/sohubotetyou.pdf
※8 Changes in the effects of living with no siblings or living with grandparents on overweight and obesity in children: Results from a national cohort study in Japan / 2021年7月29日閲覧
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0175726
2021年1月29日閲覧
子供夫婦と祖父母、子供(孫)と祖父母の関わり方
祖父母の孫育ては互いにメリットがある
祖父母の孫育てにおけるメリットを、それぞれの立場から考えてみましょう。※4、7、9
【親】
- 負担が軽減され、時間と気持ちにゆとりができる
【孫(子供)】
- 祖父母からの愛情がさらに加わるので、より安心感が得られる
- 祖父母の体験談を聞いたり、祖父母ならではの経験ができる
- 祖父母の友人や近所の人など年代の違う人と触れ合える
【祖父母】
- 孫からパワーがもらえる、刺激を受けて元気になる(老化防止)
- 孫が生きがいとなる
- 孫を通じて地域とのつながりができる
- 運動量が増え、運動不足解消につながる
これらのメリットを、互いにうまく発揮できる関係を心がけましょう。※4、7、9
祖父母は子供夫婦のサポート役
親世代にとって大事なことは、あくまでも祖父母は子供夫婦のサポート役である、という認識をもつことです。祖父母には幼稚園の送り迎えや両親が用事ででかける時など、育児で大変な時のサポートをしてもらいましょう。※1、3、4
何もかも祖父母にやってもらうのではなく、「何をやってほしいか」の意識合わせをしておく必要があります。※1、3、4
急な子供の発熱の場合などは仕方がありませんが、前もって予定がわかっている場合は早めにお願いをし、もし祖父母が預かれない場合は、無理に頼まず、地域のサポートを利用しましょう。※1、4
祖父母は親の代わりではなく、親の後ろから孫をサポートしてもらう
祖父母は親の代わりではありません。
後ろからのサポート役です。※4
親は子供の成長を見守り、祖父母もまた孫の成長を見守るということです。
祖父母は、時間的にも気持ちの面でもゆとりがあるので、子供(孫)は祖父母の前ではリラックスでき、気持ちを打ち明けることもあります。
親には話せなかった心の声を聴くこともありますので、何か気づいたことがあったり、最近ちょっと変だなと感じたりした場合は、親にも伝えてもらうようにお願いしておきます。
親と祖父母とで協力して子供(孫)を見守っていくことが望ましいのです。※4、9
世代間で考え方は違って当然
昔と今では取り巻く環境が違うため、同じようにすることは難しい状況です。
昔と今の違いを知り、互いに認め合うことで、協力しながらうまく子供(孫)と関わることができます。※2、3、10
お世話の仕方も大きく変わっています。
たとえば、抱っこ要求に応えても、抱き癖がつくことはありません。
むしろ気のすむまで抱っこしてもらうことで、子供は安心と信頼を得ます。
アレルギーや1歳未満のはちみつは禁忌であるなど、食べ物への注意もきちんと伝えてください。※2、3
しかし、あまりガチガチに「これはしないでください」と伝えるのは、逆に祖父母側にもう預かりたくないと感じさせてしまうことにもなります。
自分たちはこうしたいので協力してほしいという姿勢が大事です。※2、3、10
参考書籍
※1 ぼうだあきこ(著) 2013年8月発行 ママとパパも喜ぶ いまどきの幸せ孫育て 家の光協会
http://www.ienohikari.net/book/9784259547455
※2 森戸やすみ(著) 2017年4月発行 祖父母手帳 日本文芸社
https://www.nihonbungeisha.co.jp/book/b329443.html
※3 明橋大二/吉崎達郎(著) 2012年7月発行 子育てハッピーアドバイス ようこそ初孫の巻 孫が幸せに育つために 1万年堂出版
https://www.10000nen.com/books/978-4-925253-60-4/
※4 尾木直樹(著) 2014年8月発行 尾木ママの幸せ孫育てアドバイス 学研プラス
https://hon.gakken.jp/book/2380032800
※7 さいたま市 笑顔をつなぐ孫育て さいたま市祖父母手帳
http://saitama.bss-net.jp/archives/30000160129004/HTML5/pc.html#/page/1
2021年7月21日閲覧
※9 棒田明子(著) 2009年1月発行 祖父母に孫をあずける賢い100の方法 祖父母も孫もママもみんなハッピー 岩崎書店
https://product.rakuten.co.jp/product/-/9d70639009f762dadd7b08ce642f2721/used/
※10 宮本まき子(著) 2018年3月発行 孫ができたらまず読む本 子育て新常識から家族とのつき合い方まで NHK出版
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000113582018.html
祖父母が孫と楽しむ行事はいろいろある
小さい頃は祖父母が参加できる行事も多い
子供が小さい頃は祖父母も参加できる行事は多いです。
出産後の1年間は、子供を祝う風習が多くあります。
地域によってさまざまですが、1ヶ月目にお宮参り、100日でお食い初めや初節句などがあります。※1、10
子供の成長を祝う七五三では、祖父母と一緒にお参りする場合や、遠方なら写真館で写真を残して祖父母に送ることもあります。
「おめでとう」や「大きくなったね」と声をかけてもらえると子供も嬉しいものです。※1、10
入園式や入学式は、いまでは母親だけでなく、父親、祖父母の参加も見られるようになりました。※1、10
幼稚園、小学校では運動会や学芸会、音楽会などさまざまな行事があります。※1、10
祖父母の参加が可能なイベントは、ぜひ招待しよう
小さい頃は祖父母が参加できる行事も多いので、参加可能な行事があれば、ぜひ祖父母を招待してあげてください。
祖父母にとって、孫の成長が見られることはとても嬉しいことです。
孫は大きくなるにつれ、祖父母との関わりも少なくなります。
関われるうちはその機会をたくさん作ってあげましょう。※1、4
子供の行事に参加してもらう場合は、事前に規則や時間割を祖父母と一緒に確認し、ルールを守って参加してもらうように気遣うことが必要です。※1、10
親だけでなく祖父母も含めて、子供(孫)にたくさんの愛情を注いであげましょう。※1、4
参考書籍
※1 ぼうだあきこ(著) 2013年8月発行 ママとパパも喜ぶ いまどきの幸せ孫育て 家の光協会
http://www.ienohikari.net/book/9784259547455
※4 尾木直樹(著) 2014年8月発行 尾木ママの幸せ孫育てアドバイス 学研プラス
https://hon.gakken.jp/book/2380032800
※10 宮本まき子(著) 2018年3月発行 孫ができたらまず読む本 子育て新常識から家族とのつき合い方まで NHK出版
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000113582018.html
孫のお世話をお願いする時のポイント
祖父母は孫にとって心が落ち着く存在でいてもらおう
祖父母は孫の心が落ち着く存在でいてもらいましょう。
親にもガミガミ言われ、祖父母にもガミガミ言われては、自分の言いたいことも言えなくなります。
祖父母には、怒ることよりも、孫の気持ちを受け止めて共感してもらうようにお願いしましょう。※1、3、4
ありのままの孫を受け入れることで、子供(孫)は「自分は大切にされている」という自己肯定感が育ちます。※3
祖父母はあくまでも「子供夫婦のサポート役」
基本は親の子育て方針に従ってほしいことを祖父母に伝えておきます。
孫に手をかけ過ぎないでほしい、物を買い与え過ぎないで欲しいなど、親の意思を伝えておくと、後からギクシャクすることはありません。※3、4
祖父母の行動や言動がどうしても気になるようなら、ストレートに否定するのではなく、預かってくれたことに感謝するとともに、して欲しいことや、して欲しくないことを、やんわりと伝えます。
祖父母の理解を得るには、子供を子育てするのは自分たちであることをわかってもらうことが大切です。※3、4、9
ただし、子供が両親よりも祖父母に頼り過ぎている場合は要注意です。
「ママよりおばあちゃんがいい」となったら、育て方が間違っています。
育児の主役はあくまでも両親であり、祖父母は「サポート」に徹してほしいことを共有しておきましょう。※4
もちろん、祖父母のやり方がよいと思ったなら、それを素直に言葉にし、「助かりました」や「ありがとう」などの感謝の気持ちを伝えましょう。※9
孫を甘やかしすぎないようにお願いする
「甘やかす」には2パターンあります。
一つは、孫(子供)の言いなりになることです。
例えば、お菓子やおもちゃを欲しいという物質的要求や、自分で靴が履けるのに、祖父母が手を出してしまう過干渉のことです。
これらの要求に応えすぎると、子供の自立を妨げます。
「やめてほしい」ということをきちんと伝えることが大切です。※3
もう一つは、情緒的な要求に応えることです。
例えば、抱っこして、本読んで、宿題わからないから教えてなど、できないことに対することをサポートしてあげることです。
これは、逆に子供に安心感を与えるので、どんどんやってほしことです。
情緒的な要求はたくさんやってもよいですが、物質的な要求や過干渉は控えてもらうようにお願いしましょう。※3
安全対策が十分であるか、一緒に確認しておく
特に乳児の成長は早く、昨日できなかったことが、今日できることもよくあることです。
預かってもらう前に、祖父母と安全面についてしっかり確認しておくことは、何よりも重要なことです。※2、5、7
窒息や誤飲、転落、やけど、水の事故など家庭内の乳児の事故は多いです。
子供が手の届く場所に危ないものが置いていないか、家の中に危険な場所がないかなど、一緒にチェックしましょう。
特に子供夫婦と別世帯ならば、祖父母は「子供にとっての危険なところ」への意識が低い可能性があります。※2、5、7
気になる箇所があった場合は、「直してください」ではなく、「一緒に直す」つもりで働きかけるとうまくいきます。
どこが危険なのか、なぜ危険なのかを伝え、祖父母の理解を得ましょう。
気にしすぎかなと思うぐらいの安全対策が大切です。※2
参考書籍
※1 ぼうだあきこ(著) 2013年8月発行 ママとパパも喜ぶ いまどきの幸せ孫育て 家の光協会
http://www.ienohikari.net/book/9784259547455
※2 森戸やすみ(著) 2017年4月発行 祖父母手帳 日本文芸社
https://www.nihonbungeisha.co.jp/book/b329443.html
※3 明橋大二/吉崎達郎(著) 2012年7月発行 子育てハッピーアドバイス ようこそ初孫の巻 孫が幸せに育つために 1万年堂出版
https://www.10000nen.com/books/978-4-925253-60-4/
※4 尾木直樹(著) 2014年8月発行 尾木ママの幸せ孫育てアドバイス 学研プラス
https://hon.gakken.jp/book/2380032800グ
参考URL
※5 仙台市 祖父母手帳 -つなげよう・広げよう「孫育て」- / 2021年7月29日閲覧
https://www.city.sendai.jp/kodomo-chiiki/kurashi/kenkotofukushi/kosodate/joho/joho/documents/sohubotetyou.pdf
※7 さいたま市 笑顔をつなぐ孫育て さいたま市祖父母手帳 / 2021年7月29日閲覧
http://saitama.bss-net.jp/archives/30000160129004/HTML5/pc.html#/page/1
※9 棒田明子(著) 2009年1月発行 祖父母に孫をあずける賢い100の方法 祖父母も孫もママもみんなハッピー 岩崎書店
https://product.rakuten.co.jp/product/-/9d70639009f762dadd7b08ce642f2721/used/
まとめ
祖父母による孫育ては、やり方を間違えると、孫をダメな子にしてしまいます。
祖父母の役割は、あくまでも「自分と子供(子供夫婦と孫)のサポート役になってもらうこと」です。
孫の物質的要求に何でも応えてもらうことは「甘やかし」であり、決して「よい孫育て」にはなりません。
子供(孫)の気持ちに寄り添い、精神的に甘えさせてもらうことが、ポイントなのです。