宿題のやる気が出ない、勉強をやる気がない…子供のために親だからできること【小学生対象】
我が子には自分から机に向かってほしいと期待しているのに、現実では逆に、「宿題やったの?ちゃんとやりなさい!」とガミガミ怒っている方は多いのではないでしょうか。
宿題のやる気を出させるために親ができることや接し方、宿題ができるようになるために家庭ですぐに実践できる工夫を原因別にご紹介します。
目次
- 宿題をやる気にさせるには?親がやってはいけない6つの行動
- 「宿題やった?」「宿題しなさい」は禁句
- 叱ってばかりで親が勉強しない
- 宿題に集中できる部屋になっていない
- 集中して宿題をする時間を決めていない
- 宿題の時間が長すぎる
- 宿題に遊び感覚を取り入れていない
- 宿題ができない子供への接し方
- 過去の勉強でつまずきがないか?
- 成功体験を重ねて自信をつける
- 親は「できていること」に目を向ける
- 机に向かう時間だけが勉強じゃない
- 小学生が宿題をやる気にならない5つの原因!それぞれの具体策とは?
- ゲームやスマホなど誘惑がたくさんある
- 宿題をやる時間を決めていない
- 宿題が楽しくない
- 勉強についていけない
- 宿題があることを忘れる
- 「宿題をやる気が出ない」「宿題ができない」を放置してはいけない理由
- 勉強は中学校から頑張るのでは遅い
- 中学校の勉強には小学校の基礎学力が大事
- 小学生のうちに自分から机に向かう習慣を
- 家庭での勉強を習慣化するには「決まった時間に毎日続ける」ことが大切
- まとめ
宿題をやる気にさせるには?親がやってはいけない6つの行動
これまで口酸っぱく「宿題をしなさい」と言っても、なかなかスムーズに宿題に取り組ませるのは難しいのではないでしょうか。
子供は親に言われるだけでは、やる気になりません。
宿題をやる気にさせるために、親がやってはいけない行動をご紹介します。
「宿題やった?」「宿題しなさい」は禁句
まず、宿題をやるように強制したり叱ったりするのをやめましょう。
といっても、「もう宿題はやったの?」「いいかげん宿題しなさい!」というような言葉を言わないほうがいいなんて、あなた自身が一番わかっていることでしょう。
それでも、「宿題をやらないと勉強についていけなくなるのではないか」「今から怠け癖がついてしまっては大変だ」と子供の将来を案じると、ついつい口から出てしまいますよね。
また、何度言っても聞かない子供にイライラして、声を荒げてしまうこともあるでしょう。
それでも、親はぐっとこらえて「宿題やった?」「宿題しなさい」を禁句にするべきです。
その理由は、子供は心に安定感がないと勉強に気持ちが向かないからです。
いつも叱られる子供は、自分に自信が持てず、勉強を頑張ろうという気持ちになりにくいです。
ついつい言ってしまう「宿題やった?」「宿題しなさい」の言葉は親子の信頼関係を崩し、逆効果になってしまいます。
信頼関係を築くには、親の主張を一方的に押しつけず、待つ姿勢が基本となります。※1
叱ってばかりで親が勉強しない
では、親は叱るのをやめる代わりに、何をすればいいのでしょうか?
それは、子供と一緒に勉強することです。
特に小学校低学年や中学年の頃は、親と一緒に何かをすることに子供は楽しさ、嬉しさ、見守られる安心感から、やる気につながるのです。
親も一緒に勉強するときに間違ってはいけないのは、子供の様子を監督するのではなく、親も本当に勉強をするということです。
宿題のドリルやプリントの問題を一緒に解けば、子供はとても喜びます。
小学生の宿題なんて当然できる、と思っていても、意外と難しい問題があることにも気づきます。
共通の話題ができたり、問題を解けないときの気持ちを親も経験したりすることで、子供の勉強への姿勢が変わっていくのです。※1
宿題に集中できる部屋になっていない
リビング学習で学力があがる?その効果と心がけ
https://point-g.rakuten.co.jp/educare/articles/2019/schools_living_learning/
の記事でもご紹介しているように、リビング学習は、家族が近くにいることで安心でき、集中力が上がると言われています。
しかし、兄弟や他の家族の過ごし方によっては、生活音などが入ってきて集中の妨げになります。
リビングで宿題をやるなら、家族にお願いして宿題をやる数十分の間だけゲームやスマホを控えてもらったり、ヘッドホンを使ってもらったりするようにしましょう。
また、音を消してもテレビやゲームの画面が気になる、遊んでいる姿が気になるようなら、リビングの壁際に机を置いたり、カーテンやパーテーションで間仕切りを設けたりして、子供の視界に入らないようにします。
しかし、家族の人数やきょうだいの年齢によっては協力が難しいこともあるでしょう。
その場合はリビング学習にこだわらず、子供部屋など別室を使います。
いずれにせよ、親が一緒に宿題に取り組むことで子供のやる気が高まることは変わりません。
集中して宿題をする時間を決めていない
集中して宿題をやるには、1日のスケジュールの中に行動する時間を決めてしまう必要があります。
起きる時間や食事の時間と同じように、子供が宿題をやる時間枠を生活のサイクルの中に組み込みましょう。
親が共働きで帰りが遅い、夜は子供が習い事で疲れて集中できないという場合は、
朝って勉強してる?学習を効率的にする朝勉強のコツを紹介!
https://point-g.rakuten.co.jp/educare/articles/2019/schools_morning_work/
でもご紹介しているように、早起きして朝の宿題タイムを設けるのもいいでしょう。
朝の時間は、夕方?夜と比べてイレギュラーな予定が入りにくく、静かで集中しやすいこともメリットです。
時間を決めるときは、親が一方的に時間を押しつけるのではなく、子供と相談しながら決めましょう。
子供に納得感がないと、「勉強しなさい」と強制するのと同じことになってしまいます。
また、勉強のスケジュール管理については、
勉強のスケジュール!無理のない勉強計画を立てよう
https://point-g.rakuten.co.jp/educare/articles/2019/schools_schedule/
で詳しくご紹介しています。
宿題の時間が長すぎる
一方、「勉強はまとまった時間に集中してやらないといけない」という考え方を捨てるという発想もあります。
つまり、宿題タイムを「5分×◯回」に分けてしまうのです。
子供の集中力は短時間しか続きません。
特にこれまで宿題のやる気が出なかった子供にとっては、いきなり数十分間机に向かえというのは少々ハードルが高いでしょう。
しかし、タイマーをかけて1回あたり5分だけ取り組む方法なら集中力をキープできます。
これを1日に6回行えば、トータル30分の勉強時間が確保できます。
この方法は、帰宅後に夕食の用意や家事などタスクの多い親にとっても便利です。
30分のまとまった時間を確保することは難しくても、1回5分なら可能になる家庭もあるでしょう。※1
宿題に遊び感覚を取り入れていない
子供が宿題を楽しくないと思っている場合は、宿題に遊び感覚を加えてみましょう。
例えば、タイマーをかけて制限時間内に終わらせることができるか計ってみたり、親も一緒に宿題に取り組んでどちらが早く解き終えるか競争してみたりするのです。
子供が制限時間をクリアできたり、スピード勝負に勝ったりしたら、ごほうびとしてスタンプやシールで記録してあげましょう。
「ごぼうびが欲しい」という気持ちが宿題へのモチベーションを高め、続けていけば子供が自分自身の頑張りや成長を振り返ることもできます。
※1:2015年 杉渕鐵良『自分からどんどん勉強する子になる方法』すばる舎
宿題ができない子供への接し方
子供が宿題を広げてはいるけど、なかなか進まない…。
答え合わせをすると、間違いだらけ…。
子供のやる気以外に課題がありそうな場合、親はどのように接してあげればいいのでしょうか?
過去の勉強でつまずきがないか?
まず、子供がどこでつまずいているのかを確認しましょう。
今学校で習っている内容が十分理解できていないのか、それとも、もっと前の学年で身につけるべき学習内容でつまずいているのかを見極めます。
特に算数の勉強は、小学1年生からの学習内容を少しずつ積み上げて成り立っています。
高学年の子供が、何年も前に習ったはずの低学年の学習内容につまずきを抱えていることもあります。
必要に応じて低学年のドリルから復習していきましょう。
成功体験を重ねて自信をつける
できなかったことができるようになると嬉しいのは、大人も子供も一緒です。
「やればできるんだ」と自信がついて、次のステップにチャレンジしてみようというやる気が湧いてきます。
今の学年の宿題をこなせる学力の土台がないと判断したら、子供が無理なく解けるレベルの漢字ドリル、教科書の音読、計算ドリルに取り組んでみましょう。
場合によっては、6年生が1年生のレベルに戻って学び直す必要も出てきます。
「できる」を繰り返し経験して、子供の自信を育みましょう。
親は「できていること」に目を向ける
子供に自信を持たせるためには、褒めることも非常に大切です。
宿題ができない子供の宿題の答え合わせをするとき、解けなかった問題ばかり気になっていませんか?
叱咤激励のつもりでかけている厳しい言葉が、逆効果になっているかもしれません。
少し頭を切り替えて、子供ができていることに目を向けてみましょう。
そして、最初はオーバーなくらいでもいいので、子供を褒めましょう。
机に向かう時間だけが勉強じゃない
学力不足が原因で宿題ができない場合、子供が自然と勉強に興味を持つような工夫をしてあげましょう。
勉強は、机に向かう時間以外でもできます。
日常生活のさまざまなシーンを見直すと、学校で習う内容があちこちに潜んでいることに気づくはずです。
例えば、スーパーに行けば、商品の値段を比べて「どっちが安いかな?」「3つ買うといくらになるかな?」と計算の練習ができます
また、「たまねぎやじゃがいもなどカレーに入れる材料は北海道産が多い」など、社会の授業で習う内容を店頭の表示を見て実感できます。
街を歩けばさまざまな看板があり、漢字が溢れています。
最近宿題に出てきた漢字や子供が読めそうな漢字があればクイズ形式で楽しみながら復習できます。
家の中にある家具、家電、食べ物なども、教材になります。
子供は「れいぞうこ」という言葉は知っていても、漢字ではどう書くか知らないかもしれません。
そこで「冷蔵庫」と書いた紙を貼っておけば、生活の中で自然と漢字がインプットされていきます。
机で学んだことと生活を結びつけたり、生活の中から知識を獲得したりすることで、子供が勉強を「自分ごと」にしていくことができるのです。
小学生が宿題をやる気にならない5つの原因!それぞれの具体策とは?
親が宿題の大切さをわかっていても、実際に子供を机に向かわせるのはなかなか大変ですよね。
宿題をやろうとしないのは、こんな原因があるのかもしれません。
ゲームやスマホなど誘惑がたくさんある
ゲームやスマホの使い方について、ルールを決めていますか?
子供はゲームやYouTubeが大好きです。
「ゲームやスマホは片付けて、ちゃんと宿題しなさい」と言っても、一度始めてしまうと切り替えが難しい子供も多いです。
また、最近は子供部屋ではなく家族が過ごす空間で勉強する「リビング学習」が定番になっています。
子供の集中力が上がり、親が見守りながら勉強できる点がメリットです。
しかし、他のきょうだいや家族が同じ部屋でゲーム、スマホ、テレビなどを楽しみ始めると、勉強するはずの子供もそれに引っ張られてしまい、「宿題は後でやるから」となってしまいます。
スマホやゲームは、子供とルールを決めて守らせましょう。
「〇回守れなかったらスマホやゲームは没収」というように、ルールを守れなかった場合の取り決めもしておくと、ルールを意識しながら使うことができるのではないでしょうか。
その他、詳しいルールの決め方については、
子どもとスマホの付き合い方。ルールや制限の仕方とは?
の記事でご紹介しています。
子供とゲームについては、
子供のゲームいつから与える?ゲーム依存にならない?
の記事で詳しくご紹介しています。
宿題をやる時間を決めていない
親が「ちゃんと宿題をやりなさい」と言うと、子供は嫌がって反抗します。
その原因の一つは、子供は「今は宿題をやる時間じゃない」と思っていることではないでしょうか。
親が宿題をしなさいと言った時間は、そもそも子供にとってはマンガを読む時間や好きなテレビの時間だと思っていたのかもしれません。
大人だって、仕事を集中して片付けようとしているときに急な業務を頼まれたり、休日にのんびりしようと思っていたのに家族から用事を頼まれたりすると、戸惑うはずです。
「今、別のことをする予定だったのに」「もっと先に言ってくれればよかったのに」と感じるでしょう。
子供が「今は宿題の時間じゃないのに、どうしてやらないといけないの?」と感じるのは、子供にとって「宿題をやる時間」という概念がないからです。
あなたのご家庭では、子供が宿題に取り組む時間を決めていますか?
宿題が出された瞬間はやる気があっても、放課後に友達と遊んだり習い事に行ったりしていうるうちに、やる気が冷めてしまうこともあるでしょう。
親が自分自身の行動を振り返ってみても、買ったのに読まずに積んだままの本、一度も使っていないエクササイズ機器などが家庭内にありませんか?
行動できないのは、「いつやるか」を決めていないからです。
宿題は、毎日決まった時間にやるように早いうちから習慣化しておきましょう。
宿題が楽しくない
子供がゲームやYouTubeに夢中になってなかなか離れないのは、それらがとても楽しいからです。
お父さん・お母さん自身の経験も振り返ってみてください。
仕事や趣味や運動は、そこに楽しみややりがいがあるから、習慣化したり何年も続けたりすることができているはずです。
しかし、宿題はなかなかやろうとしません。
理由は、子供が「宿題=楽しくない」と感じているからです。
楽しくないことに対して腰が重くなるのは当然です。
宿題にゲーム要素を取り入れ、子供が宿題に前向きになるような工夫をしてみましょう。
勉強についていけない
子供が「宿題=楽しくない」と感じる理由の一つは、問題が解けないから楽しくない、ということです。
例えば、2年生の算数では九九を暗記します。
そして進級後の3年生で割り算を習うのですが、このとき、九九の暗記を間違っていたり、曖昧に覚えていたりすると、正しい計算ができません。
その結果、割り算の宿題が出ると嫌になって宿題をやらなくなります。
親から見ると、3年生から急に宿題のやる気をなくしてしまった」ように見えるかもしれませんが、実はやる気の問題ではなく、勉強についていけていないことが影響しているのです。
もしスラスラ解ける問題ばかりだったら、子供は宿題を楽しいと感じるでしょう。
しかし、解けない問題ばかり並んでいるとしたら、自信を失い宿題に向き合わないのは自然なことです。
学習内容のつまずきをクリアする機会が必要です。
分からない箇所まで戻って勉強しなおすなどの対応を取りましょう。
宿題があることを忘れる
家庭での学習環境や学力とは別の理由で、宿題をやらないケースもあります。
それは、宿題を忘れる子供です。
宿題のドリルやプリントそのものを学校に忘れてしまったり、宿題が出されたことを忘れてしまったりするのです。
もちろん人間ですから、一度や二度はうっかり宿題を忘れることもあるでしょう。
しかし何度も繰り返すようなら、忘れ物防止の対策が必要です。
宿題があってもなくても家で勉強する習慣をつけることで、宿題をやるのを忘れることは減るのではないでしょうか。
「宿題をやる気が出ない」「宿題ができない」を放置してはいけない理由
子供が宿題をやる気が出ないこと、宿題ができないことが気になる一方で、「でも小学生のうちは遊びが大事だから、勉強は中学校に入ってから頑張ればいいかも…」と思っていませんか?
勉強は中学校から頑張るのでは遅い
たしかに小学校時代は、学校と比べて友達と遊んだり、習い事に通ったりすることにたっぷり時間を使える貴重な時期です。
遊びを通して友情を育み、学校外で豊かな経験をすることで、子供の精神的な成長や将来への可能性の広がりを期待できますよね。
しかし、小学校と中学校の勉強は大きく違います。
授業時間は長く、学習内容は高度になり、定期テストや実力テストが頻繁に行われます。
それに、放課後や休日は部活動に多くの時間を割くようになったり、没頭する趣味ができたり、交友関係が広がったりと、子供の生活のあり方や時間の使い方もがらりと様変わりします。
勉強と部活・プライベートの両立は簡単ではありません。
親が「勉強は中学校から頑張ればいい」とのんびり構えていたら、進学後のギャップに子供自身が苦労することになるでしょう。
中学校の勉強には小学校の基礎学力が大事
中学校の勉強は、小学校の学習内容がしっかり身についている前提で進められていきます。
特に重要なのが「読み書き計算」です。
どの教科を勉強するにも、教科書や参考書の文章を読めなければ、内容を正しく理解することはできません。
きちんと読み書きができると語彙が増え、感情を豊かに表現できるようになり、人の言葉も理解できます。
これらの成長の上に、思考力が育まれていきます。
計算能力も同じで、1桁の計算ができる、繰り上がりの計算ができる、といった低学年からの積み重ねが大切です。※1
小学1年生!勉強はどのくらいさせるべき?小学生の力を伸ばす勉強法とは
https://point-g.rakuten.co.jp/educare/articles/2019/schools_es_study/
でもご紹介しているように、小学校の低学年時では、勉強の習慣作りと宿題をこなすことを目標とし、中学校の勉強に落ちこぼれないためには、小学校時代に基礎学力を固めておくことが欠かせません。
宿題は、子供の年齢に合った学習内容を定着させて学力を固めていく、貴重な機会なのです。
小学生のうちに自分から机に向かう習慣を
中学校の勉強にスムーズにつなげることは、人生全体を考えると一つのステップにすぎません。
現代社会は変化のスピードが速く、「人生100年時代」も始まりました。
これまで当たり前と考えられてきたような人生設計は通用しなくなり、豊かな人生を生きるためには、一生学び続けて時代の変化に対応していくことが大切になっています。
多くの困難が待ち受けている未来を我が子が生き抜くために、親がしてあげられることは、小学生のうちに自分から机に向かう習慣をつけることです。
※1:2015年 杉渕鐵良『自分からどんどん勉強する子になる方法』すばる舎
家庭での勉強を習慣化するには「決まった時間に毎日続ける」ことが大切
小学生のうちから家庭で勉強する習慣をつけておくと、中学生・高校生になりテスト勉強や受験勉強などが必要になってもスムーズに勉強でき学力にもつながります。
家庭での勉強習慣を身につけるために重要なのは「決まった時間に毎日続けること」です。
お風呂に入る、歯磨きをするというような生活習慣と同じように、勉強も決まった時間に毎日続けるようにすることで、習慣化しやすいと言われています。※2※3
学校が休みの日でも、生活リズムをなるべく変えずに勉強の時間は確保しましょう。
平日と同じ時間が理想ではありますが、難しい場合には休日用の時間を決めておきましょう。
小学校低学年くらいまでは、親も一緒に机に向かう方が子供も勉強する時間だと認識しやすいかもしれません。
机に向かう習慣がないうちは、得意科目の勉強から始めると子供もやる気を出しやすいでしょう。
「勉強しなさい」と口で言うだけではなく、子供に合った方法で習慣化できるよう、いろいろな方法を試してみるのがオススメです。
※2 勉強ができる子に育つお母さんの習慣/和田秀樹/PHP出版/2013年8月発行
※3 家庭学習の習慣化を図ろう/千葉県/2019年9月25日現在
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/gakuryoku/kateigakushuuhou.html
まとめ
小学生のうちに勉強の習慣がつけば一生の財産になります。
「宿題をやりなさい!」と言わずに、どうすれば子供が自分から机に向かうようになるか考え、親子で一緒に根気強く取り組みましょう。
親の勉強に対する姿勢や集中できる時間・住環境が、子供のやる気を左右します。
また、子供が勉強につまずいて自信をなくしているようであれば、できるところまで戻って成功体験を積み、自信をつけさせることも大切です。
子供が自信を持つには、褒められる体験が必要です。
親は、日ごろから子供ができたことに目を向けて、褒めてあげる習慣をつけましょう。