男の子の子育ては大変?!ママとパパで役割分担を
男の子はママにとっては異性。
子供の不可解な行動に疲れてしまうママもいることでしょう。
赤ちゃんの頃はよく泣いて心配になり、イヤイヤ期には激しい自己主張との戦い、幼児になると「やんちゃ」で手に負えなくなるなど、男の子は成長してもいつまでも手がかかると感じるママもいるのではないでしょうか。
しかし、男の子にとってママは大切な存在です。
どの年齢になっても基本の接し方は同じです。
年齢別に男の子育児のコツとパパの役割について解説します。
目次
- 男の子の子育て、基本は「叱りすぎない・見守る・認める」
- 叱りすぎない
- 認める
- 見守る
- 4歳・5歳・6歳|しつけに悩む幼児期。動く機会を増やし我慢させる経験を
- 遊びに付き合うのが大変!体を動かす機会を増やして
- ワガママで反抗的?!我慢ができる子になるかの分かれ道
- しつけは「一緒に決めたルール」を守ることから
- 1歳・2歳・3歳|イヤイヤ期の子育て、接し方のコツ
- 1歳前後〜2歳頃は行動範囲が広がる
- イヤイヤ期は、男の子にも女の子にもあらわれる
- イヤイヤ期の男の子が大変なのは成長の証
- イヤイヤ期の男の子への対処法
- 男の子赤ちゃんの方がよく泣く?初めての男の子子育ては心配しすぎない
- 5ヶ月ころまでは、五感を刺激して好奇心を養う
- 男の子育児ならではの悩み、おちんちんのケア
- 小学生の男の子、しつけはどうすれば?
- 小学生の男の子、しつけのコツ
- 反抗期に入ったら
- パパとの関わりが、男の子を成長させる
- パパの役割
- 男の子はパパをよく見ている
- まとめ
男の子の子育て、基本は「叱りすぎない・見守る・認める」
男の子は、どの年齢になっても「叱りすぎない・見守る・認める」の3つが子育てのポイントです。
詳しく見てみましょう。
叱りすぎない
「言っても聞かない」「いたずらばかり」「勉強しない」など、男の子に対しては、ついガミガミ言いたくなることも多いですよね。
しかし、感情的にガミガミ叱っても逆効果です。
子供は、親がガミガミ感情的になるかどうか試しているだけかもしれません。
大人が冷静になり、「よいこと」と「悪いこと」をその場で伝えていきましょう。
伝える口調は、「しなさい!」と命令するのではなく「してくれるとうれしいなー」「〇〇くんなら絶対できる」と、お願い口調や肯定表現を使うほうが、子供もスムーズに行動に移せるでしょう。※1※2
認める
赤ちゃんの頃は、少しの成長もうれしく、少しずつできることが増える様子を見守ることができていても、幼児期になり一人で出来ることが増えてくると「どうしてできないの?」と思ってしまうことも多いのではないでしょうか。
男の子の成長は、とてもゆっくりだと言われます。
出来ないことがあったり、しつけができていなかったりと、ママは焦ってしまうかもしれませんが、男の子はゆっくり育ちます。
出来ないことも認めてあげて、これからできるようになればOKと考えましょう。
また、出来るようになったことには目を向けて、具体的に何が良かったのか褒めます。
感情の面でも、いったん子供の主張を認めて受け入れてあげることが大切です。
特に、イヤイヤ期をはじめとする反抗期には、子供の気持ちを認めてあげましょう。※1※2※3
見守る
男の子の危なっかしい行動に、ついつい手助けしてしたくなるというママも多いのではないでしょうか。
しかし、「危険だから」「心配だから」といつまでも親が手を差し伸べていると、子供はママがやってくれるものだと思うようになってしまう危険性もあります。
命の危険がある場合以外は、親は見守る姿勢も大切です。
子供は失敗から学ぶことも多いものですので、失敗しても温かく見守り受け入れてあげましょう。※1※2※3
次章からは、年齢別に男の子子育てのコツをご紹介します。
気になる年齢の部分だけ参照していただいてもわかる記事になっておりますので、不要な年齢は飛ばして読んでいただいてもかまいません。
※1 どうしたらいいの?男の子のしつけ/袰岩奈々/大和出版/2014年4月発行
※2 男の子の育て方/諸富祥彦/WAVE出版/2012年5月発行
※3 0~6歳 はじめての男の子の育児/監修 関和男・善方裕美/ナツメ社/2014年1月発行
4歳・5歳・6歳|しつけに悩む幼児期。動く機会を増やし我慢させる経験を
4歳・5歳・6歳頃は、やんちゃ盛り。
イヤイヤ期が終わり、ほっとしたのもつかの間、子供のやんちゃぶりに、「しつけを間違えたのでは?」と悩むママもいることでしょう。
この時期の男の子子育てのコツを3つご紹介します。
遊びに付き合うのが大変!体を動かす機会を増やして
お子様の性格にもよりますが、やはり女の子が「お人形遊び」や「お絵かき」などが好きなのと違い、「戦いごっこ」や「恐竜や怪獣遊び」など、男の子らしい遊びをするようになります。
この頃の男の子は、とにかく本人が精一杯遊んで動ける機会をつくっていくと良いでしょう。
ただ、外遊びも、走り回ったり、サッカーなどのスポーツをしたりと体力がついてくることで行動範囲も広がり、ママ一人で一緒に遊んであげるのは大変です。
近所のお友達と一緒に遊ぶ様子を見守ってあげたり、水泳などの習い事に通い体をいっぱい動かしたりと、集団の中で動ける機会を増やしてあげられると、ママの負担も軽くなりますよ。
自治体の児童館では幼児向けに施設が開放されていたり、市区町村の体育館で手ごろな価格で体操教室やかけっこ教室などが開催させていたり、習い事をしなくても体を動かせる場所や機会は増やせます。
まだ子供一人で参加は難しいですが、集団の中で思い切り体を動かせる場所を探してみてはいかがでしょうか。
習い事の選び方については、
子供の習い事いつから?おすすめの習い事とメリットをご紹介!
こちらの記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
ワガママで反抗的?!我慢ができる子になるかの分かれ道
4歳くらいからは、徐々にワガママを言うようになるものです。
女の子に比べて男の子は言葉での表現がまだ上手ではないため、伝えたいことややりたいことをうまく言えず、感情を体で表現したり、頑固になったりします。
ワガママは誰にでも起こるものですが、ここで重要なのはそのワガママを自分で処理できるようになるよう、接してあげることです。
「しょうがないな」と根負けしていると、子どもも「泣いたりわめいたりすれば思い通りになる」とおぼえてしまうのです。
このようなワガママを自分で我慢できるようになるためには、それを叶えるための方法やステップを見せてあげることです。
例えば、「アイスクリーム買って」と言われたら、「いいよ、でも、昨日も買ったから、今度のおやすみの日にね」と、買ってあげるタイミングを具体的に示してあげ、「ダメ」とは言わないことです。
このように、具体的に「いつになったら自分の希望が叶うのか」ということを明確にしながら、「それまで我慢する」ということを覚えさせるトレーニングを積むことで、その場でワガママを言い続ける子どもと、まずは我慢して待つことができる子どもに分かれていきます。※4
しつけは「一緒に決めたルール」を守ることから
先程のように、ワガママを少し我慢して、待てるようになると、「今日はお菓子を買わない日だね」など、自分で納得してルールを守るようになります。
男の子は正義感も自立心も強いため、このように自分が納得して、ママとパパと約束したルールがあると、不思議とそれにならって守るようになります。
やるべきことが分かりやすいよう、ルールはパターン化しておくのがポイントです。
具体的に、これをしたらこれをする、この時間になったらこれをするなど、生活の流れの中でルールを決めておくと守りやすいかもしれません。
こういった小さなルールの取り決めと守る力は、その後小学生になったときも、スマホやゲームの利用ルールをしっかり守る力につながります。
ぜひ幼児期の間に約束を守り、我慢ができる子になるよう、小さなことから我慢することにチャレンジさせてみましょう。
※4※5
3歳・4歳・5歳頃になると、お勉強系の習い事が気になる方もいるでしょう。
幼児教室や幼児の通信教材の選び方
についての記事で、詳しくご紹介しています。
※4 男の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方/竹内エリカ/2015/KADOKAWA/中経出版
※5 どうしたらいいの?男の子のしつけ/袰岩奈々/大和出版/2014年4月発行
1歳・2歳・3歳|イヤイヤ期の子育て、接し方のコツ
イヤイヤ期は、男の子であっても女の子であっても、根気のいる子育て時期です。
男の子ならではの対処法はあるのでしょうか。
1歳前後〜2歳頃は行動範囲が広がる
歩くことができるようになると、たとえ外に出ていなくても、自宅の中の思わぬところに入るなど行動範囲が広がります。
特に男の子はいたずらっ子だったり、やんちゃな行動をしたりと目を話せないことが増えるかもしれません。
特に気をつけたいのは転倒や誤飲です。
大人のマネをしてママやパパが使っているものを触ることもあるため、目を離さないように注意しましょう。
危ないものは手が届かないところに置くのが安心ですね。
イヤイヤ期は、男の子にも女の子にもあらわれる
男の子だからイヤイヤ期が激しい……というよりは、男女双方、それぞれの個性に合わせてイヤイヤ期があったり、無かったりします。
「男の子だから」と考えてしまうのではなく、子どもの個性だと思って受け止める方が良いでしょう。
また、おとなしいタイプの男の子もいますし、自己主張の強い男の子もいます。
個人差があることを受け止めて、気楽に対応できると良いですね。※6
イヤイヤ期の男の子が大変なのは成長の証
・体力がついて動きがパワーアップ
男女ともに当てはまりますが、2歳前から3歳は体重よりも身長がぐんぐん伸びる時期。
体力もつくため、複雑な運動もできるようになってきます。
動きがパワーアップする上に、自己主張も強くなってくるため、「イヤイヤ期」の対応に悩むことも増えてきます。
子供のお世話に、ママやパパの体力も奪われ、親が疲れ切ってしまうこともしばしば。
激しくなる動きに加え、日に日に増していく自己主張は成長の証ではありますが、大変な時期です。
・イヤイヤは、「自分でやりたい」の裏返し
イヤイヤ期の男の子は、力も強くなっています。
その場で寝転がって暴れられると途方にくれてしまいますよね。
この頃から、男の子は主張やこだわり、自立心が強くなってきます。
「自分でやりたい」という気持ちが「イヤイヤ」になってあらわれます。※7
これも成長の一つととらえ、まずはぐっと我慢して見守ってあげるようにしてみましょう。
イヤイヤ期の男の子への対処法
・まずは気持ちを受け止める
男の子も女の子もそうですが、自分でやりたい気持ちを大人に受け止めてもらえることが、
その後の自信につながります。
「おもちゃを買ってほしい」などダダをこねられても、一旦「欲しいんだね」と子供の気持ちに共感する姿勢を示しましょう。
その上で、「いついつ買ってあげるね」など説明するようにするとよいと言われています。
初めは、子供の愚図りに親が根負けしてしまうこともあるかと思います。
子供も少しずつ我慢を覚えていくので、気長に教えていきましょう。※7
・危険なことは地道に伝える
男の子ですので、ちょっと危ないことをやりたい、激しい遊びをしてみたいと思うかもしれません。
危険なことになりそうなことはしっかりと「それは危ないからだめ」と地道に伝えていくようにしましょう。※7※8
・自由にやらせてあげる
危険なことでなければ、まずは自由にやらせてみて、うまくいったら一緒に喜ぶようにしましょう。
男の子にとって、「褒められる」「一緒に喜んでくれる」ということは認められ、受け入れられたと感じられる大事な瞬間です。
そのように受け入れていくことで、徐々にイヤイヤも落ち着いてくることもあります。※7※8
イヤイヤ期の原因と対策
は、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
※6 男の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方/竹内エリカ/2015/KADOKAWA/中経出版
※7 最新決定版 はじめての育児 (暮らしの実用シリーズ)/細谷亮太 (監修)/2013/学研プラス
※8 どうしたらいいの?男の子のしつけ/袰岩奈々/大和出版/2014年4月発行
男の子赤ちゃんの方がよく泣く?初めての男の子子育ては心配しすぎない
0歳~1歳の頃は、男女の身体的な特徴の差以外は「男の子だから…」と気にしすぎる必要は無いでしょう。
まずはあまり気にせず、愛情いっぱいそそいであげられるように接してあげてください。
5ヶ月ころまでは、五感を刺激して好奇心を養う
0歳の間は、まだ笑ったり泣いたりと表現できることは少ないですが、「暖かい」と感じたり、歌や音楽を耳で聴いたりすることはできます。
おもちゃを触ってみたり、手に触れたものを口に入れてみたりと、5ヶ月頃になると好奇心が旺盛になり、興味関心の範囲が広がります。
ガラガラと音がなるものを見せてみたり、柔らかく口にいれてもいいようなおもちゃを渡してみたり、ニコニコと笑うときはあやしてみたりと、五感を刺激してみましょう。※9
男の子育児ならではの悩み、おちんちんのケア
この頃の男の子育児で一番ママが困るのはおちんちんのケア。
育児書や医師などによって書いてあることも言うことも違うかもしれませんが、無理にむいて洗う必要はありません。
まずは清潔にすることを意識しましょう。赤くただれている場合はおむつにこすれて炎症を起こしている場合があります。おしっこのたびに痛がったり、腫れていたりする場合は感染症の可能性もなくはありません。
早めに受診するようにしましょう。※10
赤ちゃんから幼児までの子供の成長段階
については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
※9 男の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方/竹内エリカ/2015/KADOKAWA/中経出版
※10 最新決定版 はじめての育児 (暮らしの実用シリーズ)/細谷亮太 (監修)/2013/学研プラス
小学生の男の子、しつけはどうすれば?
小学生になると、行動範囲も広がり、友達同士で遊ぶなど、親の目が届かないことも増えてきます。
低学年のうちに、しっかりとしつけをしておきましょう。
小学生の男の子、しつけのコツ
・感情的に叱らない
感情的に怒ることを繰り返すと、男の子は「怒られること」が怖くなり、大人の言うことに逆らわなくなります。
女の子の場合は反論したり、「ママなんて嫌い」と言ったりして反発しますが、男の子は自分の感情を言葉にすることが女の子ほど上手ではないため、反発ができずに、傷ついたままになってしまう子もいるでしょう。
「バカじゃないの?」などの言葉は自己肯定感を傷つけてしまい、自信をなくさせてしまいます。
大人でもどう改善したらいいかわからず、ただ落ち込むだけになってしまいますよね。※11※12※13
・社会のルールをしっかり教える
小学校低学年は、社会のルールをしっかり教えるべき時期だと言われています。
男の子は、なかなか言うことを聞いてくれませんが、根気よく伝えていきましょう。
外出など場をわきまえなければならない場合には、どうしたらよいのか、なぜそうなのか、を事前に伝えておいた方がよいです。
「やるべきこと」「やってはいけないこと」など、十分理解できる年齢ですので、一度で出来るようになると思わず、何度も何度も繰り返し伝えていくことが大切です。※13
・叱ったり褒めたりは行動に対してする
「やるべきこと」や「やってはいけないこと」きちんと教えるには、「行動」に対して善し悪しを伝えます。
「電車の中は、静かにするところ」「走り回ったり、うるさくしたりしてはいけない」「周りの人に迷惑がかかる」というように、具体的にしてほしい行動ややめて欲しい行動を根気よく伝えていきます。※13
・ミスをしたら責任をとることを教えていく
自分でやらせるということは、とにかく時間がかかりますし、付き合うのも大変です。
やりたいようにチャレンジさせてミスや失敗をしたら、その理由や、ミスしたことに対する責任のとり方も少しずつ伝えていきましょう。
例えば、自分で「お茶をコップに入れたい」といって失敗したら、「こぼしたところを自分でふかせる」というように伝えていきます。
非常に根気のいることですが、この繰り返しで少しずつ「自立すること」と「責任をとること」をセットで教えていくことができます。※11※12
・自分で解決策を考えさせる
これから先、自分のミスを自分で解決できるようにならなければなりません。
失敗した時に、どうしたら次から失敗せずに済むのか、その場で考えさせるようにしましょう。
なかなか自分で解決策を見いだせそうになければ、アドバイスをしてあげてもよいでしょう。
自分でできるようになるには時間がかかります。
根気よく見守りましょう。※13
反抗期に入ったら
小学校高学年になると、反抗期が始まる男の子もいます。
反抗期になると、途端に子供が口をきいてくれなくなり、不安になる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、反抗期は干渉しすぎないのが鉄則です。
反抗期以前の、しつけ中心の子育てから、一歩引いて見守る子育てに切り替える必要があります。※13
ママは、異性である男の子の思春期は理解しがたいものがあるかもしれませんが、理解しよ
うと思わず、見守る姿勢が重要だと言われています。
ママには反抗しても、パパの言うことは素直に聞けるという男の子もいます。
ママ一人で抱え込まず、パパにも上手に関わりを持ってもらいましょう。
次章では、男の子子育てにおけるパパの役割についてご紹介します。
※11 男の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方/竹内エリカ/2015/KADOKAWA/中経出版
※12 どうしたらいいの?男の子のしつけ/袰岩奈々/大和出版/2014年4月発行
※13 男の子の育て方/諸富祥彦/WAVE出版/2012年5月発行
パパとの関わりが、男の子を成長させる
父親が積極的に子育てに関与すると、子どもの問題行動をへらす傾向があるという調査結果があります。※14
男性は目的のためなら目の前のことをあまり気にしません。
「息子のやることに対してあれこれ気になって口出ししてしまう…」と思うママは、一度パパに遊びや学びを任せてみてはいかがでしょうか。
パパの役割
パパに子供の相手をお願いしておくと、もしかしたら「それって放置では?」と思うくらい自由にさせるかもしれません。
しかし、男の子にとってはそれが良い効果を生むこともあります。
パパが忙しくてあまり育児に参加できないという場合も、「関心を持っていること」を表現するだけでも違います。
関心を持ってもらっていると思えれば、男の子はパパに「認められた」と感じることができます。
「今日はご飯ちゃんと食べられたね」「朝一人で起きられて偉いね」など、できたことを一つひとつ触れてあげる習慣をつけてみてください。
男の子はお父さんから認めてもらいたいはずです。
男の子はパパをよく見ている
男の子は、無意識のうちにパパの存在に憧れのような感覚を抱いている子もいます。
パパのことを、とてもよく観察しているでしょう。※15
パパの言葉や行動は、子供に見られているという自覚を持ち、子供にしてほしくないことは自分もしないよう、自分の行動に責任を持ちましょう。
※14 Active Father-Figure Helps Kids
https://psychcentral.com/news/2008/02/12/active-father-figure-helps-kids/1903.html
※15 0~6歳 はじめての男の子の育児/監修 関和男・善方裕美/ナツメ社/2014年1月発行
まとめ
男の子の育児は大変そうだとかまえてしまうことで、気にならなかったことを気にして悩んでしまったり、必要以上に神経質になってしまったりします。
男の子の本質を知り、お子様の性格や考えていることに寄り添い、そのまま接してあげることがお子様にとっても、ママにとってもストレスを感じずにすみます。
男の子のことは、ママには分からないこともあるでしょう。
ですので、パパにも子育てにしっかり関わってもらい、一緒に見守っていく姿勢が大切です。
ちょっとだけ、男の子の特徴を意識するだけで、あとは何も変えなくても良い。
そのくらいの気楽さで、男の子の育児を楽しんでいきたいですね。