子供の手洗いうがい、いつからできる?嫌がるときの工夫は?

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子供にしっかりと手洗いうがいをしてほしいと思うものの、なかなか難しいですよね。
小さい子が嫌がる時には、手洗いスタンプなどの便利なグッズを使って興味を持たせるのもコツです。
手洗いうがいに使えるグッズや嫌がる時の工夫などを解説します。

目次

  1. 子供の手洗いうがい、いつからひとりでできる?
    • 手洗いは2歳頃、うがいは3歳頃
    • 5歳・6歳でも洗い残しが
  2. 手洗いうがいを嫌がる子供には便利グッズで工夫を
    • 絵本などで大切さを教える
    • やり方を教えるCDや動画
    • 手洗いスタンプ
    • 蛇口を補助するウォーターガード
    • キャラクターのパッケージや、出てくる泡の形が可愛いハンドソープ
    • 子供が好きなポスターやマスコット人形で雰囲気づくり
  3. まだひとりで洗えない子も、石けんと水で手洗いを
  4. 赤ちゃんに消毒液を使う時の注意点
    • 年齢による使用制限はないが、肌荒れに注意
    • 赤ちゃんの手の届くところに置かない
  5. まとめ

子供の手洗いうがい、いつからひとりでできる?

手洗いは2歳頃、うがいは3歳頃

子供にとって、手洗いうがいはウイルスから身を守るための大きな手段の一つです。
特にコロナ禍の今、子供に手洗いうがいをきちんとしてほしいと思うママやパパは多くいらっしゃることでしょう。
ただまだ子供が小さいうちは難しいですよね。
手洗いは2歳を過ぎた頃から習慣づけを行うことが多く、口の中をゆすぐうがいは3歳児の約半数ができるとされています。※1※2
大人のうがいと同じようにガラガラとうがいができるのは、4歳児でも半数という調査データもあります。※2
これはあくまで調査データの一つです。
いつ頃からできるかは子供ひとりひとり異なります。
あくまで目安のひとつとお考えください。

 

5歳・6歳でも洗い残しが

手洗いに関しては、ただ洗うだけでなく、汚れをきちんと落とすことも大切です。
ある実験によると、5、6歳児でも指の洗い残しが多くあるという結果が出ています。※1
きちんとひとりで手洗いができるようになるには、しばらく親がサポートしてあげる必要がありそうです。
毎日の声かけなどの積み重ねで、徐々に習慣づけたいものです。
ただ気まぐれな子供は、どうしても手洗いうがいを嫌がることもありますよね。
特に冬場は水が冷たくなることもあり、手洗いを嫌がる子も少なくないようです。※3
子供の手洗いうがいを習慣づけるには、ママやパパの立場からどのようなことができるのでしょうか?
次章では、子供の手洗いうがいの習慣付けに役立つ便利グッズをご紹介します。

 

※1 幼児の手洗い技術に関する研究/原田眞澄/2020年1月27日現在
https://core.ac.uk/download/pdf/143641933.pdf
※2 うがいの練習・指導/日本歯科医師会/2020年1月27日現在
https://www.jda.or.jp/dentist/program/pdf/ugai_renshuu.pdf
※3 発達が見える!3歳児の指導計画と保育資料 第2版/秋田喜代美監修/学研教育みらい/2020年1月27日現在
https://hon.gakken.jp/book/2380087900

手洗いうがいを嫌がる子供には便利グッズで工夫を

厚生労働省によると、感染症対策としての手洗いは、「30秒以上、石けんを使って手を洗う」とされています。※4
子供が30秒しっかりと洗えるのは、少し大きくなってからですよね。
子供に正しく手洗いうがいを習慣付けるには、楽しんでもらうこともポイントです。
そこで役立つのが、手洗い専用のスタンプやウォーターガードなどの便利なグッズ達です。
楽しみながら手洗いうがいの必要性に気づけるものから、子供が手洗いうがいをやりやすくするものまで、さまざまなものが市販されています。


【手洗いうがいに役立つ便利グッズ】

  • 絵本
  • CDや動画
  • 手洗いスタンプ
  • ウォーターガード
  • 子供向けハンドソープ
  • ポスターやマスコット人形

 

絵本などで大切さを教える

なぜ「手洗いうがいが大切か」を教えるには、絵本などを通じて理解してもらうのもひとつの手です。※3
手洗いやうがいを題材にした絵本は多くあるので、子供が好きそうなものを選んで興味を持ってもらいましょう。
しかけのある絵本であれば、本に興味がない子も楽しめるかもしれません。
実際に手洗いうがいの練習をする時は、「絵本では外で遊んだあとに手を洗っていたよね?」など読んだ絵本の内容とリンクするような声かけをすると、子供も分かりやすいでしょう。

 

やり方を教えるCDや動画

手洗いを行う時に子供任せにせず、必要に応じてやり方を教えるのもコツのひとつです。※5
保育園・幼稚園や学校でも、洗い方のポスターが貼られているところもあるでしょう。
家でも、それを参考に教えてあげるのがよいかもしれません。
保育園では、先生や上級生の園児が手洗いの見本を見せたり、手洗いの仕方が歌詞になったうたを歌いながら楽しく正しいやり方を覚えたりすることもあるようです。
手洗いの歌は、CDやネットの動画などでさまざまなものが発表されています。
親子で一緒に歌いながら、遊び感覚で手洗いうがいに挑戦するのもよいでしょう。
またじっくりと時間をかけて手を洗うために、好きな歌を歌い終わるまで洗うという方法もあります。

 

手洗いスタンプ

手洗いを嫌がる子供を毎回洗面所に連れて行くのは、ママやパパにとってもストレスになるもの。
また、手洗いの練習を始めたばかりの子供なら、最後まで手をしっかり洗ってくれないことも日常茶飯事ですよね。
そこでおすすめしたいのが、手洗い専用のスタンプです。
スタンプを手に押して、石けんでそのスタンプが消えるまで洗い落とすことで手洗いの練習ができます。
しっかり洗えばスタンプが落ちるので、視覚的に「手洗いができた!」という達成感が得られやすく、楽しく手洗いの習慣が付けられます。
スタンプのデザインも可愛いイラストから人気のキャラクターなど、複数あります。
子供の好きなスタンプを選べば、手洗いが楽しい時間になるでしょう。

 

蛇口を補助するウォーターガード

子供は踏み台を使っても、手が蛇口に届かないこともありますよね。
親が子供を抱っこして手洗いをさせるのは、親にとっても負担な上、子供も洗いづらいものです。
手洗いを嫌がる原因になってしまっているかもしれません。
そんな時に役立つグッズは、蛇口を補助するウォーターガードです。
ウォーターガイドを蛇口に取り付けることで、蛇口との距離が近くなり子供の手が届きやすくなります。
さらに親が子供を抱っこする必要がないので、手洗いの仕方を丁寧に教えられます。
子供が自分で水に触れられることで、自立心を育むきっかけにもなりそうです。
ウォーターガードは各社さまざまなデザインが発売されており、インテリアになじむシンプルなものや、動物の口を型取ったものなどがあります。
商品によっては自宅の水道に上手く取り付けられない場合もあるので、購入の際は商品の仕様を確認しましょう。

 

キャラクターのパッケージや、出てくる泡の形が可愛いハンドソープ

子供向けのハンドソープには、キャラクターデザインのパッケージだけでなく、泡の形が工夫されているものもあります。
このようなハンドソープを使えば、楽しく手を洗うきっかけ作りになるでしょう。
子供が好きなアニメなどのキャラクターのもの、お花など可愛い形の泡が出てくるハンドソープなどもあります。
子供の興味を惹くものを選んでみてください。

 

子供が好きなポスターやマスコット人形で雰囲気づくり

洗面所に子供が好きなキャラクターのポスターや、濡れても問題ない素材のマスコットを飾り、楽しい洗面所にするのもひとつの方法です。
手を洗う時に、「好きなキャラクターと一緒にバイキンをやっつけようか?」などと声かけをしてみるのもいいかもしれません。

 

※3 発達が見える!3歳児の指導計画と保育資料 第2版/秋田喜代美監修/株式会社学研プラス/2020年1月27日現在
https://hon.gakken.jp/book/2380087900
※4 保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版)/厚生労働省/2018年 3 月/2020年1月27日現在
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000201596.pdf
※5 発達が見える!4歳児の指導計画と保育資料 第2版/秋田喜代美/学研教育みらい/2020年1月27日現在
https://hon.gakken.jp/book/2380088000

まだひとりで洗えない子も、石けんと水で手洗いを

2歳前の子は、ひとりでは手洗いできません。
ただ手や指を清潔に保つには、石けんを使って水で流す手洗いが推奨されています。※6
除菌ティッシュで拭いたり、消毒液を手に付けたりするよりも、石けんと水の方が洗い落とせるようです。※6
先にご紹介した便利グッズを活用して、子供の手洗いをサポートしましょう。
保育園の年齢の低いクラスは、先生や年上の子が一緒に手洗いをしてお手本を見せるなどの対策が取られています。※6
子供の手を洗ってあげるだけでなく、一緒に洗って教えてあげましょう。
さらに、うがいも子供には難しいものですよね。
ガラガラとのどをうがいできるのは、5歳前後が目安です。
ぶくぶくと口をゆすぐのができるようになってから、ガラガラとうがいができるようになります。※2
小さい子は、まずはぶくぶくと口をゆすげるように、親がお手本を見せてあげましょう。※2
初めは水を飲みこんでしまうかもしれませんが、段階を経て吐き出せるようになるようです。※2
うがいも、小さいうちはできないものの、少しずつ練習していきましょう。
保育園では、屋外で遊んだ後に「外で遊んで帰ったら、まず何をするのかな?」など、子供が自ら気付けるように声かけを行い、子供の意識付けをすることもあるようです。※5
子供が、必要な場面で手洗いうがいを自らできるよう、家でもこまめに声かけをしていきましょう。

 

※2 うがいの練習・指導/日本歯科医師会/2020年1月27日現在
https://www.jda.or.jp/dentist/program/pdf/ugai_renshuu.pdf
※5 発達が見える!4歳児の指導計画と保育資料 第2版/秋田喜代美/株式会社学研プラス/2020年1月27日現在
https://hon.gakken.jp/book/2380088000
※6 保育現場のための新型コロナウイルス感染症対応ガイドブック第1 版(2020.5.26 )/全国保育園保健師看護師連絡会/2020年1月27日現在
https://www.hoiku-kango.jp/wp-content/uploads/2020/05/%E4%BF%9D%E8%82%B2%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E7%AC%AC1%E7%89%88-2.pdf

赤ちゃんに消毒液を使う時の注意点

ここまでは子供の手洗いうがいを教えるポイントについてご紹介いたしました。
手洗いうがいが十分にできない子供のために、ウイルスの感染対策として消毒液を使っている方もいらっしゃるかと思います。
最近では携帯タイプも増え、手軽に手指の除菌ができる消毒液ですが、赤ちゃんには使えるのでしょうか。

 

年齢による使用制限はないが、肌荒れに注意

一般的にアルコールなどの消毒液には年齢による使用制限がないため、乳幼児でも使うことができるようです。※7※8
ただ、赤ちゃんの肌はとてもデリケート。
アルコールの消毒液で、肌荒れを起こしてしまうこともあります。※9
初めて使用する際は、腕の内側などに薄く塗って、赤ちゃんの肌の状態に変化がないか確認してから使用すると安心です。※7
アルコールなどの消毒液を使ったあとはクリームなどで保湿を忘れないようにしましょう。

 

赤ちゃんの手の届くところに置かない

消毒液は赤ちゃんの手が届かないよう、保管場所には十分注意しましょう。
過去には親がトイレに行った隙に、子供が消毒液を一気飲みしてしまった事故も起きているようです。※10
消毒液は、すぐ手に取れるところに出しておくことが多いものですが、保管場所には注意しましょう。

 

※7 薬用ハンドクリン よくあるお問い合わせ/アサヒグループ食品/2020年1月27日現在
https://www.asahi-gf.co.jp/special/handclean/qa/
※8 手ピカジェル Q& A|手洗いが大切な理由は?|健栄製薬株式会社/2020年1月27日現在
https://www.tepika.net/info/faq.html
※9 新型コロナウイルスが心配! 子どもの感染症対策/ NHKすくすく子育て/2020年1月27日現在
https://www.nhk.or.jp/sukusuku/p2020/818.html#q2
※10 帰省先であがる悲鳴 子どもが飲み込んだのは.../ NHK生活情報ブログ/2020年1月27日現在
https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/100/415262.html

まとめ

子供の手洗いは2歳頃、うがいは3歳頃から習慣づけたいものです。
子供に手洗いうがいを習慣付けることは、ウイルスの感染対策を学ぶだけでなく、子供自身が衛生面に気を配るきっかけにもなります。
手洗いスタンプや絵本など、市販されている便利グッズを活用して、楽しく手洗いうがいを習慣づけていきましょう。

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