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子供のトイレを成功させる!トイレを怖がるなら踏み台や喜ぶグッズを使おう

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トイレトレーニング(トイトレ)は、短期間で成功させたいものです。
やり方や進め方を知り、最新のトイトレグッズを活用してすばやくトイトレを完了させましょう。
「トイレを嫌がる」「トイレを怖がる」「行きたがらない」などの悩みも、トレーニングおむつや補助便座、踏み台だけでなく、絵本やシールなどのグッズを活用すればパパママの負担も減らせるはずです。

目次

  1. 子供のトイトレはいつから?その進め方をおさらい
    • トイトレはいつから?
    • トイトレのやり方
  2. 子供がトイレを嫌がるなら、おまるを使った方がいい?補助便座にする?
  3. おしっこの感覚を知らせるには、トレーニング用おむつやパンツは使う?
    • 紙のトレーニングおむつは親もラク
    • おむつをはずし、布のトレーニングパンツ
  4. トイレを怖がる場合は、補助便座を見直し、踏み台も用意を
    • 補助便座を見直して不安を解消
    • トイトレには踏み台も重要
  5. トイレに行きたがらない場合は、絵本やシールを使う手も
    • 絵本でトイレについて教える
    • シールなどを使って楽しくトイトレ
  6. 子供が喜ぶトイレのインテリアの工夫
    • 踏み台はお気に入りの柄で手作り
    • 子供用トイレスリッパも子どもの好きなものに
    • 絵や写真などで明るい雰囲気に
  7. まとめ

子供のトイトレはいつから?その進め方をおさらい

トイトレはいつから?

トイレトレーニング(トイトレ)は、一般的にはおむつはずしを2歳前後で始める方が多いようですが個人差が大きいものです。
おしっこの間隔が2時間~3時間あいてきたら始め時だと言われています。※1
トイレトレーニングを成功させるには、おしっこの間隔が膀胱の発達やことばの理解など、体の発育が整っている必要があります。
また、日中のおむつはずしができても夜もパンツで過ごせるようになるのは、もう少し先になる場合も多いでしょう。

 

トイトレのやり方

トイトレは、始める年齢によってどこから進めるかは異なりますが、およそ下記のように進めます。

  • 親がおしっこの間隔をつかむ
  • 子供が「おしっこ」を認識する
  • 出そうなことを伝えられる
  • トイレやおまるを使うことを知る
  • トイレで出来るようになる
  • おむつをはずす
  • 一人でトイレにいけるようになる
  • 夜中もパンツで過ごせるようになる

 

トイレトレーニングの時期や進め方については、
トイレトレーニングをはじめる時期とポイント!

でも、詳しくご紹介しています。

 

※1 Go!Go!トイレトレーニング/主婦の友社 編集/2016年4月

子供がトイレを嫌がるなら、おまるを使った方がいい?補助便座にする?

トイレトレーニング(トイトレ)を進めるための準備グッズのひとつが、おまるか補助便座です。
補助便座の方が手間がかからず、親としてはありがたいですが、子供がトイレに行くのを嫌がってトイトレが進まない場合は、おまるを使った方がよい場合もあります。
子供の様子を見て、トイレの空間が怖くてトイレを嫌がる子や、トイレの便器が大きくて怖い子は、おまるを使った方がトイトレを進めやすいでしょう。
いくつかのアンケート調査によると、約2割~4割の方はおまるを使っていることがわかります。※2※3
少数派ではありますが、おまるを使っている方もいらっしゃいます。
最近では、おまるの上の部分をはずして補助便座としても使えるものも販売されていますので、ひとまずおまるを試したい場合には、このような商品を選ぶのもおすすめです。

※2 トイレトレーニング、どうすすめた?|Weekly ゴーゴーリサーチ(第259回分析結果)|ハッピー・ノート ドットコム 2019/5/15現在
https://www.happy-note.com/research/10259.html
※3 【コンビタウン】トイレトレーニング|妊娠・出産&口コミ情報サイト 2019/5/15現在
https://www.combibaby.com/c/2125/

おしっこの感覚を知らせるには、トレーニング用おむつやパンツは使う?


トイトレの第一歩、おしっこを認識するためには、濡れた感覚がわかりやすく作られているトレーニング用の紙おむつを使い、おしっこの感覚を覚えさせる方法もあります。
また、始めから布のトレーニング用のパンツを使い、おもらしを重ねておしっこの感覚を知らせていく方もいらっしゃいます。
アンケート調査によると、約2割~3割の方は紙のトレーニングパンツを使い、約半数の方は布のトレーニングパンツを使っているようです。※4※5

 

紙のトレーニングおむつは親もラク

紙のトレーニングオムツは、濡れた感覚がわかりやすく作られていますが、普通のおむつ同様、2回程度のおしっこなら吸収できるようにつくられているので、親は掃除などの心配がいらずラクにトイトレを進めることができます。
ただ、おむつなので、濡れた感覚に慣れてしまうと、トイレトレーニングが進まないという場合もあるため、親がこまめに濡れているか確認して声をかけるなどの対応はした方がよさそうです。
普通のおむつよりも高いこともあり、使わずにトイトレを進めるママも多いようです。

 

おむつをはずし、布のトレーニングパンツ

トイレに成功するようになってきたら布のトレーニングパンツに進みますが、おしっこで濡れる不快感を知らせるために吸収力のある布のトレーニングパンツを使う方もいらっしゃいます。
おもらしが気になるうちは、厚めのトレーニングパンツを選ぶとよいです。
股の部分が厚く作られているので、ある程度おしっこを吸収してくれます。
おしっこを吸収する部分は、3層・4層・6層と厚さが選べますので、トイトレの進み具合によって選びましょう。
厚いほど吸収力はありますが、蒸れやすいので肌の弱い子は注意が必要です。
昼間は布のトレーニングパンツを使い、お出かけの時や寝る時だけ紙のトレーニングおむつを使うというように使い分けると、肌への負担も少し軽くなるのではないでしょうか。

 

おむつはずしのおむつ選びについては、
おむつ外しはいつから?いつまでに?ストレス最小で成功させるコツを知りたい!

こちらの記事で、詳しくご紹介しています。

 

※2 トイレトレーニング、どうすすめた?|Weekly ゴーゴーリサーチ(第259回分析結果)|ハッピー・ノート ドットコム 2019/5/15現在 
https://www.happy-note.com/research/10259.html
※3 【コンビタウン】トイレトレーニング|妊娠・出産&口コミ情報サイト 2019/5/15現在
https://www.combibaby.com/c/2125/

トイレを怖がる場合は、補助便座を見直し、踏み台も用意を

トイレを怖がってしまったり、上手にできない場合には、補助便座を見直し、踏み台を用意するとうまく進められることもあります。
踏み台があるといきめるようになるため、うんちができる回数も増えます。

 

補助便座を見直して不安を解消

おまるを使わない場合、はじめからトイレで使う補助便座ですることになります。
ただ、足が下につかずに子供が怖がってしまったり、いきめなくて嫌がる場合もあります。
その場合は、階段状の踏み台がついた補助便座を選ぶ方法もあります。
階段状のものであれば、子供が自分で便座に登れ、便座に座った姿勢でも足をつけていきむことができます。
また、子供のお気に入りのキャラクターがついている補助便座なら、子供をトイレに誘いやすいでしょう。

トイトレには踏み台も重要


ステップ付き補助便座ではなく、踏み台もあると長く使えて便利です。
トイレ用の踏み台であれば、便座に座ってきちんと足がつけるように作られています。
専用のものを買わなくても、小さめの踏み台を2つ足元に置いたり、牛乳パックで手作りした踏み台を使うこともできます。
トイレ専用のものでなければ、トイトレ後は他の場所でも使えますし、手作りであれば不要になったら捨てるのも簡単です。

トイレに行きたがらない場合は、絵本やシールを使う手も

絵本でトイレについて教える

絵本は、トイレトレーニングをはじめる前に、トイレやおしっこ・うんちといったものを認識するのに役立ちます。※1
いろいろな絵本が出版されていて、男の子用・女の子用に分かれて説明してあるものもあります。
トイレトレーニング中も、各段階ごとに解説となるようなお話の絵本を読むと、子供も理解しやすく、トイレへの不安を減らせるのではないでしょうか。

 

シールなどを使って楽しくトイトレ

トイレができたご褒美用に、好きなキャラクターのシールなどを準備します。※1
トイレトレーニングの年齢は、シールを貼るのが好きな子供が多いので、ご褒美にぴったりです。
1回出来たら1枚シールを貼っていくと、子供はできたうれしさと、シールを貯めたさに頑張ってくれます。
トイトレ専用のシールや台紙も市販されています。
子供がお気に入りのシールを買っておいて、カレンダーに貼っていくのもおすすめです。

子供が喜ぶトイレのインテリアの工夫

踏み台はお気に入りの柄で手作り

トイトレに欠かせない踏み台は、牛乳パックや段ボールで手作りすると、子供の好きなキャラクター柄の包装紙をかぶせたり、シールを貼ったり、絵を描いたりと、子供が喜ぶ明るいトイレになります。
手作りなので、子供にちょうど良い高さで作れるのもメリットです。
牛乳パックを組み合わせたり、段ボールをちょどよいサイズに切り、中に新聞などを詰めて作ることができますが、片足づつ乗せられる小さい台であれば比較的簡単にできるのではないでしょうか。
お気に入りのキャラクターの包装紙があればよいですが、なければ無地に絵を描いたりシールを貼ることもできますし、特に装飾をせず明るい色の包装紙で包むだけでもトイレは明るくなり、子供が喜ぶトイレインテリアになるのではないでしょうか。

 

子供用トイレスリッパも子どもの好きなものに

子供のトイレ用スリッパも14cmくらいの小さいものから市販されています。
まだ上手にはけないかもしれませんが、子供の好きな色やキャラクターのものを選び置いておくと、やる気にもつながります。
シールを貼ったり、布製のスリッパにアップリケをつけるなどしてかわいい子供トイレ用スリッパを作ることもできます。※1

 

絵や写真などで明るい雰囲気に

壁に子供の好きな写真や絵を飾ると、トイレの雰囲気も明るくなります。
子供が描いた絵を貼っておいてもよいでしょうし、好きなもののポスターやカレンダーでもよいのではないでしょうか。※1
子供が喜ぶものがのっているカレンダーであれば、シール貼りに使うこともできます。
トイレは、殺風景になりがちなので、子供も慣れるまではトイレの空間を嫌がることもあるようです。
トイトレの期間だけは、子供が喜ぶトイレインテリアを工夫するとトイトレがうまく進むかもしれません。

 

まとめ

子供のトイレを成功させるためのトイトレの進め方や便利グッズについてご紹介いたしました。
トイトレは、2歳前後で始める方が多いですが、子供に気がなく、体の発育が整っていないと、長引いてしまいママもストレスが溜まってしまうかもしれません。
子供と楽しくトイトレを進められるよう、トイレのインテリアをはじめ便利グッズの使い方を工夫しましょう。
おまるを使うか補助便座だけにするかや、紙のトレーニングパンツや布のトレーニングパンツを使うかどうかは、お子様が無理なく取り入れられるかどうかという点も考えたほうがよいです。
トイレトレーニングに無理強いは禁物だと言われています。
失敗するのは当たり前ですし、短期間でおむつはずしに成功する子ばかりではありません。
子供のやる気を見計らいながら、子供を叱らずおおらかな気持ちで見守りましょう。
とはいえ、失敗が続くとママのイライラも募ります。
極力ストレスを減らせるよう、ご家庭に合った便利グッズを使ったり、時には中断しておむつに戻して様子を見てもよいでしょう。
子供のトイレトレーニングは、いつか終わりが来るものです。
子供の小さな「出来た」をほめながら、気長に進めましょう。

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