「じゃばら」のパワーを見逃さないで!幻の果物を食べて、体の中から元気になろう!

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近年メディアで話題の「じゃばら」という果物をご存知ですか?
じゃばらは、自然交配でつくりだされ、日本の中でも限られた土地でしか生産されない柑橘類です。
他の柑橘類ほど有名な果物ではありませんが、その小さな実には、元気パワーがあふれています。
生産地から離れた土地ではなかなか手に入らない果物「じゃばら」を食べて、体の中から元気になりましょう。
「幻の果物」とよばれている「じゃばら」の秘密に迫ります。

目次

  1. 「じゃばら」とは
    • 「じゃばら」とは何か
    • 「じゃばら」の原産地は、和歌山県の小さな村
  2. じゃばらの特徴
    • 「じゃばら」は果物
    • 「じゃばら」と「ゆず」との関係
    • 「じゃばら」はどんな柑橘類?
    • じゃばらの収穫量は少ない
  3. じゃばらの元気パワー
    • 「じゃばら」に含まれる元気パワー、ナリルチン
    • 「じゃばら」の成熟度によるナリルチンの違い
    • 「じゃばら」の生食はちょっと難しい?
  4. じゃばらの楽しみ方
    • 生食で楽しみたい人へ
    • 「じゃばら」を加工品で楽しもう
    • 「じゃばら」製品を買うなら北山村
  5. じゃばらを摂取する時の注意
    • 「じゃばら」は柑橘類、アレルギーに注意
    • お薬との飲み合わせ
  6. まとめ

「じゃばら」とは

「じゃばら」とは何か

じゃばらは、ミカン科の常緑樹です。
果実を食用することのできる大木植物で、2年以上栽培されているため、農林水産省ではじゃばらを果樹としています。※1
植物の分類上では、じゃばらはミカン科カンキツ属になります。
柑橘類の中でも学名はCitrus sppと呼ばれる香酸柑橘です。
香酸柑橘は、酸味と香りが豊かではありますが、甘味がないためそのままでは食べにくい種類とされています。
それでは、じゃばらと同じ香酸柑橘をみてみましょう。※1、2

【香酸柑橘】※1

  • じゃばら
  • ゆず
  • かぼす
  • すだち
  • ライム
  • シークワーサーなど

確かに、これらの柑橘類の味を想像すると、甘味を想像できませんよね。
じゃばらのような香酸柑橘は日本在来のものが約40種あるといわれ、古来より全国各地で栽培されてきました。※1

「じゃばら」の原産地は、和歌山県の小さな村

日本の小さな村で自生していたじゃばらは、その周辺の住人からゆずでもすだちでもない変なミカンと思われていました。
しかしその存在がたった1本だけになってしまったとき、村から保護されることになり、本格的に栽培が始まりました。※1、2、3
じゃばらの原産地は日本唯一の飛び地の村で知られている、和歌山県北山村です。
じゃばらは、この地方にもともと分布していた果樹に、自然と他の種類の花粉がつき自然交配されたことで誕生したといわれています。
そのためじゃばらは、世界でも北山村にしか自生していなかった珍しい種となります。※2、3
村をあげて保護される前は、たった1本にまで減ってしまったわけですから、まさに世界にたった1本の果樹だったわけです。

北山村では昔から、じゃばらを天然の食酢として利用してきました。
お正月料理には欠かすことのできないさんま寿司、昆布巻、のり巻きなどの縁起物を作る時の食酢としてじゃばらの果汁を利用したのです。※2、3
じゃばらは、現地で古くから呼ばれている名です。
その由来にはいくつかの説があるようですが、その中には、じゃばらの味は鬼も逃げ出す酸っぱさだったことから「邪気を払う」に由来しているという説があります。
しかし、他の香酸柑橘に比べると、甘味と酸味のバランスがとれた、ほのかな苦みが特徴とされています。※2、3、4
収穫されたじゃばらは、その味からか生果での出荷は少なく、多くは搾汁されて果汁や加工品になって出荷されています。※1、3、3
そんなじゃばらの選び方は、果皮にはりがあり、しなびたりふわふわと浮いた感じがしないものです。
ヘタの部分が枯れていないものは、まさに新鮮なじゃばらの証拠。
爽やかな味わいのじゃばらを楽しみながら、健康な体づくりに取り組んでみましょう。※2、3、4

※2 株式会社じゃばらいず北山 じゃばらって? / 2020年3月27日閲覧
https://kitayama-jabara.jp/hpgen/HPB/entries/1.html
※3 公益財団法人中央果実協会 ジャバラ / 2020年3月27日閲覧
http://www.japanfruit.jp/Portals/0/images/fruit/endemic/pdf/jya.pdf
※1 一般社団法人日本果樹種苗協会、 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)、 国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)監修 2016年10月発行 図説 果物の大図鑑 マイナビ出版
※4 井上繁著 2017年5月発行 47都道府県・くだもの百科 丸善出版

じゃばらの特徴

「じゃばら」は果物

じゃばらは、和歌山県の福田国三氏により、1979年に品種登録されました。※5
品種登録とは、育成者が新品種に名前を付けて登録することです。※1
しかし、品種登録されたからといって、じゃばらを一気に増やせるわけでもありません。
種苗法という法律に基づき品種登録をされたじゃばらは、じゃばら以外に枝変わり等による新しい系統や品種は育成されていません。
枝変わりとは、親と異なる形質になった枝を見つけ、つぎ木などで増やしていく方法です。
例えば、ネーブルオレンジはオレンジの枝変わりで、甘夏は夏橙の枝替わりとしてできたものです。
果樹はこのようにつぎ木をして品種改良を行い、よりおいしく、より作りやすいものにしています。
しかし、じゃばらは枝変わりによる育成が行われていないため、じゃばらの味わいや栄養はじゃばらだけが持つものです。※1、5

「じゃばら」と「ゆず」との関係

じゃばらはゆずと九年母(みかん)などの自然交配種です
ゆずといえば香酸柑橘の代表格であり、その特徴は特有の爽やかな香りです。
ゆずは奈良時代から栽培がされていたのですが、北山村では江戸時代から分布していたと考えられています。
そして、北山村で長い年月をかけ自然交配された結果、じゃばらが誕生したのです。
そのため、じゃばらの見た目はゆずに似ています。
しかし、どこかちょっとゆずとは違うところがあります。
また香りも同じように、ゆずに近い香りがするのですが、やはりゆずとはちょっと違います。
それでは、じゃばらにはどのような特徴があるのかをみてみましょう。※1、2、5

「じゃばら」はどんな柑橘類?

じゃばらには7つの特徴があります。※1、5

果形 
見た目は扁円形や円でありゆずとよく似ているが、果実の柄になっている部分(果梗部)は放射条溝が数条走り、その間にも多数の放射条溝がある

果面の粗滑
柱根の周囲がややくぼんでいて、放射条溝がある

果汁
果汁は多く、果肉はオレンジ色で、種はゆずよりも少ない

香気
わずかにゆず香のある弱い九年母臭、アロマテラピーとして香りを楽しむこともできる

成熟期
11月下旬
収穫・出荷時期は11月中旬~12月上旬で、加工品は通年出荷されている

貯蔵性
冷暗所で3カ月程度は貯蔵ができる

このように、ゆずと比較される特徴が多いことからも、じゃばらはゆずにとても近い品種であることが分かります。
しかし、果肉がオレンジ色、果汁が多いなど、やはりみかんの特徴も併せ持っています。

じゃばらの収穫量は少ない

じゃばらは、生産されている地域が限られており、ほかの橘橘類と比較すると、その収穫量はかなり少な目です。

【年間の収穫量】※6、7

  • みかん:687,900t
  • ゆず:26,808.5t
  • すだち:4,703.7t
  • じゃばら:210.7t

じゃばらの収穫量はみかんやゆずなどに比べると、非常に少なく、ゆずの1/100以下、みかんの1/3200以下しかありません。
みかんは、和歌山県、愛媛県、静岡県が三大産地ですが、その他にも神奈川県や宮崎県など多くの場所でも生産されています。※1、7
一方、じゃばらの生産地は和歌山県、愛媛県、三重県、佐賀県の4県のみとなっています。※6、7
そのため生産量も少なく、じゃばらはまだまだ貴重な食べ物といえるでしょう。
じゃばらの生産量が最も多いのは、年間収穫量153.2tの和歌山県です。※6
和歌山県だけでじゃばらの生産量の66%を生産し、次いで三重県30.0t、愛媛県25.5t、佐賀県2.0tとなっています。※6

※2 株式会社じゃばらいず北山 じゃばらって? / 2020年3月27日閲覧
https://kitayama-jabara.jp/hpgen/HPB/entries/1.html
※5 農林水産省 品種登録ホームページ 登録品種データベース じゃばら / 2020年3月27日閲覧
http://www.hinshu2.maff.go.jp/vips/cmm/apCMM112.aspx?TOUROKU_NO=10&LANGUAGE=Japanese
※6 e-Stat 特産果樹生産動態等調査 確報  / 2020年3月27日閲覧
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003410253
※7 e-Stat 作物統計調査 作況調査(果樹) 確報 平成30年産果樹生産出荷統計(みかん) / 2020年3月27日閲覧
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0001791218
※1 一般社団法人日本果樹種苗協会、 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)、 国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)監修 2016年10月発行 図説 果物の大図鑑 マイナビ出版

じゃばらの元気パワー

「じゃばら」に含まれる元気パワー、ナリルチン

じゃばらが注目される理由は、フラボノイドが含まれている点です。
フラボノイドの一種であるナリルチンには元気パワーが満載なのですが、じゃばらはほかの柑橘類と比較してもこの成分の含有量が断トツに高いことが分かっています。
そのナリルチンは、果肉よりも皮に多く含まれているため
じゃばらなどの柑橘類を口にする時は、皮も一緒に摂取すると元気パワーをたくさん得ることができます。※9

【ナリルチン含有量(㎍/100mg乾物量】※2

じゃばら果皮・・・6605.6 
じゃばら果肉・・・1106.9

ゆず果皮・・・889.4
ゆず果肉・・・170.5

すだち果皮・・・759
すだち果肉・・・142.8

ところで、私たちにとって身近な柑橘類といえば、みかんではないでしょうか。
みかんは非常にたくさんの種類がありますが、一般的には温州みかんを指します。
しかし、温州みかんの中だけでもいくつもの種類があり、含まれるナリルチンの量も違います。
例えば崎久保早生という品種は、果皮におよそ1300μg、果実におよそ470μgのナリルチンが含まれ、早香という品種は、果皮におよそ320μg、果実におよそ40μgのナリルチンが含まれています。※9

「じゃばら」の成熟度によるナリルチンの違い

じゃばらに含まれるナリルチンの含有量には、完熟度による変化があります。
じゃばらの機能性成分の調査を行ったところ、同じ木から1月に収穫した完熟のじゃばらでは果汁に100
gに対し0.46gでしたが、11月に収穫した未完熟のじゃばら果汁には0.49gのナリルチンが含まれていました。
未完熟の青いじゃばらの方がナリルチン量は多いことから、健康パワーを効率よく摂るのであれば、青い未完熟のじゃばらを皮ごと食べることがベストな方法なのです。
しかし、せっかくなのだからじゃばらは美味しく頂きたいというのであれば、完熟した実の皮を剥いて食べる方が食べやすくなります。
その代わり、ナリルチンの含有量は少なくなります。※8

「じゃばら」の生食はちょっと難しい?

じゃばらなどの柑橘類は完熟後の方が酸味も和らぎ食べやすいのですが、未完熟のじゃばらはその名前の由来の通り、とても酸っぱい果物です。
冬によく目にするみかんのように皮を剥いて生で頂くという食べ方は、酸っぱいものが大好きだという方でなければ難しいでしょう。
じゃばらは食後のフルーツといったような食べられ方というよりも、ゆずやレモンのような使われ方をしています。
また、産地ではじゃばらの認知度を高めるために加工品としての販売が肝要になるとされ、いろいろな加工品開発にも力を入れています。※3、8

※2 株式会社じゃばらいず北山村 じゃばらって? / 2020年3月27日閲覧
https://kitayama-jabara.jp/hpgen/HPB/entries/1.html
※3 公益財団法人 中央果実協会 ジャバラ / 2020年3月27日閲覧
http://www.japanfruit.jp/Portals/0/images/fruit/endemic/pdf/jya.pdf
※8 農林水産省食料産業局委託事業 健康な食生活を支える地域・産業づくり推進委託事業(機能性農産物等活用バリューチェーン構築調査)要約版 / 2020年3月27日閲覧
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/attach/pdf/torikumi2-5.pdf
※9 農研機構 カンキツ類の成熟果に含まれるフラボノイドの種類と部位別含量 / 2020年3月27日閲覧
http://www.naro.affrc.go.jp/org/narc/seika/kanto19/04/19_04_18.html

じゃばらの楽しみ方

生食で楽しみたい人へ

元気がたくさん詰まったじゃばらの学名はCitrus jabara(シトラス・ジャバラ)です。※10
強烈な酸味のため、一皮剥くだけで酸っぱい匂いがあたり一面へと広がります。
そんなじゃばらを生で楽しみたいという方も、なかには居るでしょう。
しかし、じゃばらは地元や関西圏ではある程度知られていますが、全国的にはまだまだ広まっていません。
一般のスーパーや八百屋で目にする機会はなかなか無いため、生じゃばらを購入したい場合はインターネット通販を利用するとよいでしょう。※2
生のじゃばらは常温でも保存することができますが、袋などに入れて冷蔵庫で保存する方が長持ちします。
生じゃばらの食べ方は、果汁を絞り、ポン酢やドレッシングにすると爽やかな風味の調味料となりますし、カクテルや焼酎割に使うこともできます。
また果実はスムージーや砂糖漬けにして楽しむ方法や、砂糖で煮たものをお茶に入れたり、ピールとしても楽しめます。※10

「じゃばら」を加工品で楽しもう

酸味を和らげる調理を行えば、生じゃばらはフレッシュでとても美味しいものです。
ですが、季節を問わず楽しむことのできる加工品もこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
じゃばらの加工品には次のようなものがあります。

【じゃばらの加工品】
・じゃばらエール※10
じゃばらのシロップをソーダで割ったジンジャーエールのようなソーダで、大人味で苦みの効いた味わいがクセになる

・じゃばらグラニータ※10
じゃばらの果汁や皮、果肉を使ったシャーベット、じゃばら特有の風味や酸味を楽しむことができる

この他にもじゃばらポン酢やママレード、ドリンクなど、爽やかな酸味と独特の苦みを生かした加工品がたくさん開発されています。
また、大学とのコラボ商品である「じゃばらちゅあぶる」も2019年に販売され、注目を集めています。※2、10、11

「じゃばら」製品を買うなら北山村

やはり、じゃばら製品を買うのであれば原産地である北山村です。
北山村のじゃばら商品のインターネット通販サイトには、いろいろな種類があり選ぶ楽しさもあります。
産地である北山村は和歌山県でありながらも、和歌山県のどの市町村にも隣接しない、不思議な場所に位置しています。
日本唯一の飛び地であり、秘境ともよばれています。
村の97%は山林が占め、悠々と川の流れる自然豊かな北山村は、人口500人程度のとても小さな村です。
良質な杉に恵まれたこの地は林業で栄えたのですが、たった1本の原木から始まった変なミカンであるじゃばらは、その健康パワーが注目されマスコミにも取り上げられるようになりました。
じゃばらは現在、北山村の経済を支える基幹産業にまで成長しました。※2、12
村をあげてじゃばらの生産、加工に取り組んでおり、農薬は出来るだけ使わない、果汁などの加工品にも添加物や防腐剤を入れないなど、じゃばらの品質の高さを維持しています。

※2 株式会社じゃばらいず北山 じゃばらって? / 2020年3月27日閲覧
https://kitayama-jabara.jp/hpgen/HPB/entries/1.html
※10 農林水産省 「カラダにいい」 は 「美味しい」― 農産物が持つ「機能性」への期待 ― / 2020年3月27日閲覧
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/attach/pdf/torikumi2-67.pdf
※11 近畿大学 NEWS RELEASE 和歌山のじゃばら使用「じゃばらちゅあぶる」発売 柑橘類の一種 じゃばらの豊富な成分を手軽に摂れる清涼菓子 / 2020年3月27日閲覧
https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2019/03/015763.html
※12 和歌山県東牟婁郡北山村 北山村について  / 2020年3月27日閲覧
https://www.vill.kitayama.wakayama.jp/about/

じゃばらを摂取する時の注意

「じゃばら」は柑橘類、アレルギーに注意

強烈な酸味のあるじゃばらはじつはクセのある後を引く美味しさが魅力の、不思議な食べ物です。
しかし、じゃばらを摂取するときは、柑橘類アレルギーに注意が必要です。
食物アレルギーは子供から大人にまで認められるもので、1歳前後では卵・乳・小麦・大豆が主要アレルゲンとされていますが、成人になると魚類・エビ・カニ・果物などに多くみられます。
アレルギー症状には蕁麻疹や嘔吐、下痢、くしゃみ、鼻水などさまざまな症状がみられます。
時にはショック症状の血圧の低下や意識障害などを起こし危険な状態になることもあるため注意が必要です。
柑橘類で1度でもアレルギーを起こしたことのある人は、じゃばらの摂取は控えるか、医師に確認をした方がよいでしょう。
またじゃばらを摂取した後に体調を崩した場合は、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。※13

お薬との飲み合わせ

じゃばらなどの柑橘類には、特定のお薬と相性の良くないものがあります。
特に免疫機能や血圧を調整するお薬などの中には柑橘類との飲み合わせでお薬の作用が強くなってしまうものがあります。
全てのお薬がじゃばらの影響を受けるわけではないのですが、安易に大丈夫だろうと自己判断をしないようにしましょう。
日頃から医師に処方されているお薬を飲んでいる方は、安全のためにもじゃばらを摂取する前に医師に確認をとると安心です。※14

※13 厚生労働省 第4章食物アレルギー / 2020年3月27日閲覧
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/dl/jouhou01-08.pdf
※14 京都大学医学部付属病院 薬剤部 読むクスリ Vol.112 / 2020年3月27日閲覧
https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~yakuzai/yomukusuri/vol112.pdf

まとめ

温暖な地域で、太陽をたっぷり浴びて育ったじゃばらは、見た目はゆずに似ていますが、その小さな実に秘められた健康パワーは、他の柑橘類に引けを取りません。
鬼も逃げ出すといわれるほど酸っぱいじゃばらは、生産地では食酢としても使われてきました。
オレンジ色に光り輝くじゃばらを食べて、元気な毎日を送りましょう。

ライター
岡部
看護師
埼玉県内総合病院手術室(6年)、眼科クリニック(半年)勤務、IT関連企業(10年)勤務、都内総合病院手術室(1年半)、千葉県内眼科クリニック(1年)勤務
2011年よりヘルスケアライターとして活動。 現在は、一般向け疾患啓発サイト、医療従事者向け情報サイト等での執筆、 医療従事者への取材、記事作成などを行う。
一般向けおよび医療従事者向け書籍
○執筆・編集協力
・看護の現場ですぐに役立つICU看護のキホン (ナースのためのスキルアップノート)
・看護の現場ですぐに役立つ 人工呼吸ケアのキホン (ナースのためのスキルアップノート)
・看護の現場ですぐに役立つ ドレーン管理のキホン (ナースのためのスキルアップノート)  他
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