節約が趣味!節約がすごい人をまねして目標100万円!

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節約をはじめても、思ったほど節約できていない…と感じることはありませんか?
節約がすごい人の節約方法を知り、自分に合った節約方法を見つければ、100万円の貯金も難しくはないかもしれません。
「節約が趣味」と言えるくらい、節約を続けるコツもご紹介します。

目次

  1. 節約がすごい人の暮らし方
    • ランチはお弁当持参、お酒やお菓子は減らす
    • 湯船に浸かる回数を減らして節電節水
    • キャッシュレスとオンラインでポイントを貯める
    • クーポンの使えるお店を選ぶ
  2. 買いもののクセを見直して「節約を趣味」に
    • 安いからと予定外のものも買う
    • 流行りものはとりあえず買いたい
    • 「節約疲れ」するほどの節制
  3. まとめ

節約がすごい人の暮らし方

買いものを工夫したり、節電や節水に励んだり、頑張って節約しているのに、思ったほど効果がない…と感じることはありませんか?
頑張ったのに節約できていないと、続ける気になりませんよね。
続けられる節約方法を知り、暮らしに取り入れてみましょう。

 

【家計の節約方法】

  • ランチはお弁当持参、お酒やお菓子は減らす
  • 湯船に浸かる回数を減らして節電節水
  • キャッシュレスとオンラインでポイントを貯める
  • クーポンの使えるお店を選ぶ

 

 

ランチはお弁当持参、お酒やお菓子は減らす

外食を控え自炊を増やすのは、節約の基本。
同僚と行くランチも大切ではあるものの、節約するなら回数を減らすなど工夫したいところです。
1食1,000円のランチは週1回に減らし、その他の日はお弁当持参にすれば、1ヶ月15,000円の節約も難しくはありません。
1年間続けると、180,000円もの節約になります。
さらに、お酒やお菓子など家で楽しむ嗜好品を減らすのも節約には有効です。
総務省の家計調査によると、4人家族の食費のうち嗜好品に使う金額は1ヶ月で約17,000円です。※2
この17,000円を3,000円まで減らせば、毎月14,000円、1年で168,000円も節約できます。
ランチの外食と、家でのお酒やお菓子を減らせば、1年間で300,000円くらい節約できる可能性もありそうです。

 

湯船に浸かる回数を減らして節電節水

エコの観点からも実践したいのが、節電節水です。
エアコンの設定温度に気を付けたり、こまめにスイッチを消したりを実践したりしている人も多いかもしれませんね。
節約術で貯金を殖やそう!主婦が簡単にできる家計のやりくり

にある通り、エアコンの使用頻度や設定温度に気を付けると、年間5,000円程度の節約が可能です。

節水は、お風呂やトイレに注目すると効果が高いでしょう。
家庭内の水の使用量は、お風呂とトイレで約6割を占めているそうです。※1
お風呂の頻度を減らしたり、トイレの水を流すときには小レバーを使ったりすると、節約できます。
さらにお風呂の湯船に浸かるのを週1回にすると、月2,000円くらい節約できる場合もあるでしょう。
月2,000円とすると、1年では24,000円の節約です。
エアコンの設定温度とお風呂に気を付ければ、1年間で30,000円くらい節約できることになります。

 

キャッシュレスとオンラインでポイントを貯める

節約のためにポイントを貯める人も多いですよね。
一般的にキャッシュレス決済で貯まるポイントは、支払額の0.5%。
1万円の支払いで50円と考えると節約額としては大きくはありません。
ただ、ネットショッピングではポイント還元が10倍のキャンペーンが開催されるなど、実店舗でのお買いものよりもポイントを貯まりやすいでしょう。
ポイント還元率10倍の日に買いものをすれば、1万円で500円分のポイントがもらえます。
衣類や趣味の品、理美容品などをポイント10倍の日に買うと、4人家族で月2,800円分くらいのポイントが貯まるかもしれません。
総務省の家計調査によると、4人家族の1ヶ月の衣類費は12,500円、趣味にかかる費用などが含まれる教養娯楽費は約32,000円、理美容代などは約10,000円。※2
これらを毎月ポイント10倍の日に使うと、1ヶ月2,750円分、1年で33,000円分のポイントが貯まります。
さらに、食費や固定費、雑費もクレジットカードでの支払いに変更すれば、家計20万円とすると1ヶ月1,000円分、1年で12,000円分のポイントが貯められます。

 

クーポンの使えるお店を選ぶ

ポイントと併せ、節約に役立つのがクーポンです。
食費や日用品にクーポンを使うと、1年間ではまとまった金額になるでしょう。
総務省の家計調査によると、4人家族の食費の平均は約83,000円です。※2
食費の約半分40,000円に5%オフクーポンを利用した場合、毎月約2,000円、1年で約24,000円の節約になります。
キャッシュレス決済のクーポンや、お店のアプリで使えるクーポン、福利厚生サービスのクーポン、子育て支援のクーポンなど、様々なクーポンが配布されています。
一通りチェックしてから買いものに行くと、使い忘れもなさそうですね。

4人家族の食費については、
【4人家族】食費と生活費は、平均いくら?

こちらの記事で詳しくご紹介しています。


ここでは、節約を実感しやすい方法を4つご紹介いたしました。
これらを実践するだけでも、年間数十万円も節約できることがわかります。
今回挙げた例では、1年間の節約額は400,000円です。
節約を続けられれば、100万円貯めるのも夢ではありませんね。

 

※1 節水小事典 お風呂で/国土交通省/2022年3月20日現在
https://www.mlit.go.jp/river/pamphlet_jirei/bousai/saigai/tisiki/kassui/kassui_4_1.html
※2  総務省│2021年家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表/2022年3月20日現在
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20210&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=000000330005&stat_infid=000032167615&result_back=1&tclass4val=0
※3 【クーポンの利用に関するアンケート調査】直近1年間のクーポン利用者は6割強。携帯電話やスマホの画面を見せてクーポンを利用した人は5割弱、10・20代では7割/マイボイスコム株式会社/PRTimes/2022年3月20日現在
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000238.000007815.html

買いもののクセを見直して「節約を趣味」に

自炊したりポイントを貯めたりしても、使うお金が多ければ節約にはなりませんよね。
家計の出費を減らすには、買いものの仕方を見直す必要もありそうです。
節約にならない買いもののクセには、以下のようなものが挙げられます。

 

【節約できない買いもの習慣】

  • 安いからと予定外のものも買う
  • 流行りものはとりあえず買いたい
  • 「節約疲れ」するほどの節制

 

安いからと予定外のものも買う

買う予定はないのに、店頭で見かけた商品をつい買ってしまうこともありますよね。
買いものをしていると、通りすがりに見かけた新商品のお菓子を買ったり、広告の品の生鮮品を買ったりしてしまうことも珍しくはないでしょう。
日本では、7~8割が計画にない買いものだという調査結果もあるようです。※4
ただ予定にないものを毎度「欲しいから」と買っていては、出費が増えてしまいます。
またスーパーやショッピングモールなどに行くのが趣味や習慣になっていないかも気を付けたいポイントです。
欲しいものが決まっていないのに、目に入るとつい何か買ってしまうのは、よくあることですよね。
必要のないときに、お店に行く習慣も見直した方がいいかもしれません。
買いたいものを決め、買いものリストを作っていけば予定外の買いものも少なくなるはずです。
さらに買うものと併せて予算も決めておくと、家計管理がしやすくなります。

 

流行りものはとりあえず買いたい

「流行り」は、買いものの動機の1つだと言われています。※5
「流行り」を追うと、新しいものが出るたびに買いたくなりますよね。
ファッションやコスメなどのトレンドはもちろん、スイーツや調味料などもSNSやテレビで話題のものは買いたくなるものです。
しかし、「流行っているから」という理由だけで買うのは節約になりません。
買って満足してしまったり、使い切れなかったりした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
流行りのものを買うときには、使い切れるか、本当に必要かよく考えることが大切です。
ただ「流行ものは暮らしの楽しみ」「我慢してつまらない暮らしにはしたくない」という人もいるでしょう。
その場合は、予算や量を決めておくとよいかもしれません。
ファッションやコスメは1シーズンに2アイテム、スイーツや食料品は1ヶ月1,000円分など、決めた範囲内で買うと家計も管理しやすいはずです。

 

「節約疲れ」するほどの節制

節約を気にするあまり、「節約疲れ」を感じている人も少なくありません。※6
節約のために、遠くまで買いものに行ったり、自炊を頑張ったり、手作りしたり…。
頑張ることも大切ではあるものの、続かなければ節約効果は限定的です。
節約に疲れたら、節約の仕方を変えてみるとよいかもしれません。
50円安いたまごを求めてスーパーをはしごするよりも、100円のお菓子を1つやめた方が節約になります。
またカレーを自分で作るより、レトルトやお惣菜を活用した方が安く済むこともあるでしょう。
自炊に疲れたら、中食を取り入れたり、調理せずに食べられる納豆やたまご、サラダを中心とした献立に変更したりしても、食費はあまり変わらないかもしれません。

節約食材の使い方については、
節約食材で食費を節約!常備野菜で作る簡単な節約レシピ
で詳しく解説しています。

我慢していると、ストレスがたまり長続きしません。
「節約が趣味」と言えるくらい、楽しめる節約方法を見つけて下さいね。

 

※4 三木康夫によるマーケティングリサーチ概論 第19回 消費者行動理論をMRの企画・分析に生かす(4)|楽天インサイト/2022年3月20日現在
https://insight.rakuten.co.jp/knowledge/column/vol19.html
※5 百貨店における消費者の購買意思決定プロセス/中山厚穂 鶴見裕之/応用社会学研究 2007 № 49/2022年3月20日現在
https://ci.nii.ac.jp/naid/110006221906
※6 イマドキ女性の節約意識/株式会社ジェーシービー/2022年3月20日現在
https://www.global.jcb/ja/press/news_file/file/180205_imadoki.pdf

まとめ

節約がすごい人は、我慢する節約を続けているわけではないはずです。
自炊や節電節水は節約になるとわかっていても、無理していると続きませんよね。
外食をゼロにする、湯船に浸かるのをやめるなど、極端な節約は続かず、長期的な節約になりません。
まずは外食の回数を減らしたり、ポイントやクーポンを利用したり、簡単なものからはじめましょう。
ただ計画なく買いものをするクセがついていると、出費を減らすのは難しいものです。
安いから、流行っているから、と必要ないものまで買っていないか、自分の買いもののクセを見直すと、自分に合った節約方法が見つかるかもしれません。

 

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