塾選びに失敗しない!小学生に塾は必要?中学生、高校生はどう選ぶ?
最近は小学生から塾に通うのも珍しくありません。 塾のスタイルも多様化しており、難しいのが塾選びです。 小学生に先取学習は必要なのか。失敗しない塾の選び方や、中学生・高校生の塾選びのコツ、先取り学習に向く塾・通信教材の選び方について解説します。
目次
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小学生の塾選び│塾は必要?中学受験しなくてもメリットあり?
- 小学生の通塾状況の実態
- 小学生向け塾の種類
- 小学生の塾の必要性と選び方
- 【塾選びのポイント】
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中学生の塾選び│個別指導のメリットとデメリット
- 中学生の通塾状況の実態
- 個別指導か集団か、塾の選び方
- 【個別指導塾のメリット】
- 【集団塾のメリット】
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高校生の塾選び│予備校と塾の違いは?
- 高校生の通塾状況
- 予備校と塾、違いは?
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先取り学習は塾?通信教材?算数の進め方は?
- 先取り学習とは
- 先取り学習には弊害も
- 小学生の先取り学習、どう進める?
- 中高の先取り学習、いつどこまで?どうやって?
- まとめ
小学生の塾選び│塾は必要?中学受験しなくてもメリットあり?
小学生の通塾状況の実態
今や小学生から塾に通う子も珍しくはありません。
平成30年度 全国学力・学習状況調査によると、平日放課後に塾などで勉強する子は32.6%。※1
東京都の小学生の結果を見ると、44%と全国平均よりも高い数字です。※2
全国的に1/3程度、首都圏では4割以上の小学生が塾などに通っていることがわかります。
小学生向け塾の種類
小学生向けの塾は、主に「中学受験」目的の塾と「授業の補習」目的の塾の2つがあります。
中学受験目的の塾は、学校の学習とは異なる受験対策の勉強がメインです。
大手学習塾の運営する塾が多く、学力ごとや志望校ごとにコースが分けられています。
受験目的の場合、多くは小学3年の冬から本格的な塾通いが始まります。
一方授業の補習目的の塾は、学校の授業を理解することが目的です。
授業のつまずきを解消し、授業の発展的な問題で理解を深めるような勉強です。
大手学習塾から個人の学習塾まで、様々なところがあります。
対象学年は塾により様々で、小1からのところもあるものの高学年対象のクラスが多いでしょう。
塾選びの際に悩ましい点の1つが、集団塾にするか個別指導にするかではないでしょうか。
集団塾は、先生1人に対して生徒が複数人いる学校の授業のスタイルです。
一方個別指導は、先生1人に対して生徒が1人~3人と少数で見てもらえる塾です。
個別指導と謳っている塾は、必ずしも1対1というわけではありません。
塾により生徒の人数が2~3人の場合もあります。
ただ集団塾よりも少数の指導スタイルであることに変わりないので、個人のレベルに合った勉強ができます。
勉強のつまずきを解消したい場合や先取り学習したい場合、また恥ずかしがり屋の子には、個々のレベルで学べる個別指導が向いているでしょう。
小学生の塾の必要性と選び方
東京都での私立中学への進学率は、全体の約1/4です。※3
首都圏では中学受験も珍しいことではありません。
また塾なしでの受験合格は難しいという風潮もありますよね。
難関校を目指す中学受験目的の塾に通う子のなかには、塾の補習用に補習目的の塾にも通うケースもあるようです。
ただ
小学生に塾や習い事は必要?子供の個性と環境に合わせた選び方を
にある通り、塾に通う目的が明確になっていて、親子で通塾の意思が固まっていなければ塾通いがつらいものになってしまうかもしれません。
親以外に教えてもらう方が頑張れる、友達と切磋琢磨するのが向いているなど、塾に通い成果が出せる性格かも重要です。
中学受験の塾に通う場合は、遊ぶ時間や習い事の時間を削らなければならないこともあります。
塾の必要性は人それぞれです。
塾に通うメリットを、親子でよく話し合うことも大切でしょう。
・小学生の塾選びのポイント
塾選びのポイントは下記の通りです。
【塾選びのポイント】
- 目的に合った授業が受けられる
- 子供のレベルに合っている
- 家から通いやすい
- 納得できる費用・月謝
- 保護者から評判がいい
- 志望校の合格実績が豊富な塾を選ぶ(中学受験塾の場合)
それぞれの詳しい内容については、
小学生にはいつから塾が必要?種類や費用は?塾選び成功の秘訣
で解説しています。