スマホの利用料金が安くなることで話題の格安SIMは、長所しか無いようにも捉えられがちですが、当然ながらデメリットもあります。価格が安いかわりにサービスの範囲が制限されますので注意しましょう。
格安SIMのできないこととしてまず挙げられるのが、各大手キャリアにて取得しているメールアドレスが使用できなくなるということと、音声通話ができない可能性もあるということです。格安SIMを使用するということは各キャリアから離れることになりますので、各キャリア公式のサービスが受けられなくなります。
それでも格安SIMの人気がぐんぐんと伸び続けているのは、やはり料金の安さにあります。そもそもメールは既に使っておらず、LINE等の他アプリでの連絡をしている場合にはメールアドレスも不用ですし、音声通話に関してもデータ通信によって補うことは不可能ではありません。それほど価格のメリットは魅力的です。
安さが売りの格安SIMですが、使用する際にはデメリットにも目を向けることが重要となります。格安SIMのデメリットとしては
等が挙げられます。
ですが、これらのデメリットはスマホやタブレット端末の使い方によってカバーすることが可能です。例えばメールアドレスについてはフリーアドレスを取得して対応をする方法や、通話に関してもデータ通信によって電話ができるようなアプリを利用する、通信速度については自宅にモデムやルーターを導入してwi-fiを使えるようにし、通信容量を節約するなどの手段によってカバーできます。
確かに使い方次第では、格安SIMはスマホの使用料金を抑えるために多大な活躍をしてくれることになります。しかしながら何も分からないまま格安SIMを使用しても、不満を持つこともありますので注意が必要です。
まずは格安SIMがデータ通信にのみ特化しており、そのため料金も安く抑えられているという認識を持ちましょう。そしてある程度のデメリットがあるということもしっかりと理解した上で格安SIMを使用するかどうかを決めていく必要があります。