サラシアに秘められたパワーと、効果的な摂り方とは?
古くはインドのアーユルベーダにも使われてきたハーブである「サラシア」。
「体のどこかに不調があるから摂る」だけではなく、「体の不調を招かないよう、健康維持のために摂る」という方法でも、人々に親しまれてきました。サラシアに秘められた力と、上手な摂り方をお伝えします。
目次
- 「サラシア」はハーブの一種
- ハーブが持つ力
- サラシアには、複数の名前がある
- 古くから「体に良い」とされてきた
- インドの伝統医学 アーユルベーダとの関係
- アーユルヴェーダの考え方
- 体を支配するもの、心を支配するもの
- 「ちょうど良い」ことが健康への近道?
- サラシアは体に優しい「薬用植物」エキス
- 「薬用植物」の例 アレコレ
- サラシアに含まれる「サラシノール」と「コタラール」
- 体に優しいと心にも優しい?予防医学のススメ
- 実はお腹にも優しいサラシア
- 「サラシア」の上手な摂り方
- ハーブの摂り方アレコレ
- サラシアを摂るなら、お茶?粉末?
- 摂りすぎには注意も必要
- 薬との飲み合わせには注意も
- まとめ
「サラシア」はハーブの一種
みなさんが目にする「サラシア」とは、どこから来たのでしょうか。
ハーブが持つ力
「ハーブ」とは一般的に、「薬や香料とする草の総称(薬草)であり、古くはヨーロッパなどで伝統医療に使われてきた草本」のことを指します。
同様に、香料などに使われる草のことを「スパイス」といいます。
ハーブとスパイスは、いずれも植物由来の食品ですが、ハーブは「薬としての効果」が期待されて用いられてきたもので、スパイスは味や香りなどのアクセントとして用いられてきたもの、と考えると良いでしょう。
例えば、ヨーロッパにおける「メディカル・ハーブ」は、古代ギリシア時代から利用されてきました。
紀元前460年頃、医学の祖と呼ばれるヒポクラテスが、肺の調子が悪い人民に対して、ハーブを使ったという記録があります。
また、古代インドで始まった「アーユルヴェーダ」では、体の不調をスポット的に捉えるのではなく、生活全体を見ながら、心と体のバランスを取るために、多くのハーブを利用してきました。
さらに中国では「中医学」として、さまざまな薬草(ハーブ)が発展してきました。
このように、「ハーブ」には心や体の調子を整える働きがあると信じられてきたのです。※1、2、3
サラシアには、複数の名前がある
「サラシア」と呼ばれるハーブの原産地はインドやスリランカ、東南アジアやブラジルなど、雨の多い亜熱帯の森林地帯です。
ここに自生する「デチンムル科(Hippocrateaceae)のSalacia(サラキア)属植物」と呼ばれる植物を、「サラシア」と総称しています。
これまでに、120種類以上のサラシアの仲間が見つかっています。
つまり実際には、「サラシア」と総称される植物の中にも、細かく分けると120種類以上の名称があるのです。
また、複数の国と地域で自生していますので、国によっても名称が違います。
例えばスリランカでは「コタラヒム」や「コランチ」と呼ばれ、インド南部の一部の地域でも「コランチ」と呼ばれているのだそうです。
さらに中国では「サラツボク」と呼ばれています。※1、3、4
古くから「体に良い」とされてきた
では、「サラシア」は、いつ頃から人の生活の中に取り込まれていったのでしょうか。
まず中国では、西暦1500年頃に発行された「本草綱目」とよばれる薬学の著書に「サラツボク」としてサラシアのことが掲載されています。
また、インドが発祥の地といわれる「アーユルヴェーダ」は、やはり紀元前数世紀からの歴史がある伝統医療です。
このアーユルヴェーダの中にも、「サラシア属のハーブ」が使われてきました。
そしてもう一つ、古くから人々の生活に利用されてきたものの中に、「サラシアの根で作られた杯」があります。
これは、インド大陸を中心に栄えたマハラジャとよばれる王族たちが、好んで利用したといわれています。※1、4、5
※2 J-STAGE ニシキギ科植物サラシア幹抽出エキスの安全性 下田 博司、藤村 高志、牧野 浩平、吉島 賢 一、内藤 一嘉、井保 田尋美、三輪 芳久/2019年1月23日閲覧
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shokueishi1960/40/3/40_3_198/_pdf/-char/en
※3 富士フィルム ヘルスケア未来研究所 サラシアに秘められた驚きのパワー/2019年1月23日閲覧
http://info.fujifilm.co.jp/healthcare/salacia/1-2.html
※4 サラシア属植物普及協会 サラシア属植物とは/2020年11月12日閲覧
https://www.salacia-association.jp/about/index.html
※5 わかさ生活 成分情報 サラシア/2019年1月23日閲覧
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/sarah-shea/
※1 伊藤 進吾 シャンカール・ノグチ監修 2017年11月発行 心とカラダにやさしい316種 ハーブ&スパイス辞典 誠文堂新光社
インドの伝統医学 アーユルベーダとの関係
ではここで、アーユルヴェーダについてみていきましょう。
アーユルヴェーダの考え方
アーユルヴェーダは、現在の私たちの多くがお世話になる「西洋医学」とは違います。
「悪くなったところを直す」医療ではなく、「体の不調を招かない生活をする」ことで、病気にならない体を作ろうとする、いわゆる「予防医学」の考え方により成り立っています。
アーユルヴェーダの根底にあるのは、エネルギーのバランスです。
アーユルヴェーダでは、体を支える三つのエネルギーを、ヴァータ(風のエネルギー)、ピッタ(火のエネルギー)、カパ(水のエネルギー)として捉え、この三つをあわせて「トリドーシャ(ボディリ・ドーシャ)」と呼びます。
また、心を左右する三つの性質を、サットヴァ(純粋性)、ラジャス(動性)、タマス(惰性、闇性)として捉え、これらを合わせてトリグナ(メンタル・ドーシャとサットヴァ)と呼びます。※6、7
体を支配するもの、心を支配するもの
アーユルヴェーダでは、体と心のエネルギーが上手く均等を保っていることを「良い状態」として捉え、そのバランスが崩れることで、体が病気になると考えられています。
例えば「動性」を意味する「ラジャス」のバランスが崩れると、人は活動的になりすぎたり、逆に活動量が減ってしまうことになります。
また、「惰性」を意味する「タマス」が増加すると、人は動かなくなり、心の活動が停止の方向へ働いてしまいます。
すると、水のエネルギーである「カパ」のバランスが崩れます。
「カパ」には、水エネルギーだけではなく、構造の維持や、免疫・体力の維持という作用があります。これらのバランスが崩れることで、結果的に「病気になってしまう」と考えるのです。※6、7
「ちょうど良い」ことが健康への近道?
アーユルヴェーダでは、「体のエネルギー」と「心のエネルギー」が、上手く均等を保てる状態にあることを、「健康」であると捉えます。
先ほどの例で考えるなら、人は活動的になりすぎた状態が続くと、疲れがたまってしまいますよね。
また「カパ」のバランスが崩れてしまうと、免疫力や体力が低下してしまいますので、やはり病気になってしまうことは、想像できますよね。
アーユルヴェーダは、これらが上手くバランスを取ることで、「健康を維持する」ことができる、という考え方といえます。
「サラシア」はこのようなアーユルヴェーダの中で、体の中の代謝を助ける、特に過剰となった「カパ」のバランスを整えるハーブとして利用されています。※6、7
※6 上馬場 和夫 西川 眞知子著 2017年4月発行 インド伝統医学で健康に!アーユルヴェーダ入門 地球丸
※7 上馬場 和夫 西川 眞知子著 2017年3月発行 新版 インドの生命科学 アーユルヴェーダ 農文協
サラシアは体に優しい「薬用植物」エキス
「サラシア」は、「薬用植物」の一つとして捉えられています。
ではこの「薬用植物」とは、一体どのような植物なのでしょうか。
「薬用植物」の例 アレコレ
「薬用植物」とは、西洋医学における「薬」ほどの効果は期待できませんが、体の調子を整え、健康を維持したり、病気になりにくい体を作る「予防医学」という観点では、太古から用いられてきたものです。
例えば、葛根湯という漢方には、ショウガ、ケイヒ、カンゾウ、カッコン、ナツメ、マオウ、シャクヤクという、七つの植物(生薬)が含まれています。
このうち、五つまでが「食物」です。
食べたり飲んだりすることで、健康的な状態を維持できると考えられる食物を、「薬用食物」といいます。※1、6、7
この他、豆類(インゲンマメやエンドウマメ、ダイズなど)や、トウガン(冬瓜)、モロヘイヤなどにも、何らかの「体に良い成分」が含まれており、これらも「薬用食物」であるといわれています。
ところで、サラシア属に含まれる植物(主に根や茎が使われます)からエキスを抽出すると、そこには「サラシノール」と「コタラール」と呼ばれる成分が含まれています。
これらは、どのような作用をもつ成分なのでしょうか。※8
サラシアに含まれる「サラシノール」と「コタラール」
私たちが食事として炭水化物を摂ると、唾液や膵液※1に含まれる「アミラーゼ」と呼ばれる消化酵素によって小さく分解されていきます。
炭水化物の代表は、米や、パンなどに使われる小麦粉です。
これらは、小さな「二糖類※2」にまで分解され、小腸に運ばれます。
ここで、二糖類をさらに分解するために、小腸の壁にあるα-グルコシダーゼとよばれる消化酵素が働きます。
すると、二糖類は単糖類※3に分解され、小腸の壁から血管内へと吸収されていきます。
ところが、小腸の中に「サラシノール」と「コタラール」があると、α-グルコシダーゼの働きを阻害し、二糖類が単糖類へと分解されにくくなります。
結果的に、小腸から単糖類が吸収されるスピードが遅くなる、といわれています。
※1 膵液:膵臓から分泌される、膵臓特有の消化酵素などを含む液体
※2 二糖類:「単糖」とよばれる最小単位の糖分が、二つ結合した状態のもの
※3 単糖類:最小単位の糖のことで、グルコース(ブドウ糖)が有名だが、麦芽糖やスクロース(ショ糖、「砂糖」の原料)などがある※1、6、8
体に優しいと心にも優しい?予防医学のススメ
前述の通り、アーユルヴェーダは「体の不調を招かない生活をすることで、病気にならない体を作ろう」、という予防医学の観点で成り立っています。
この「体の不調を招かない生活」は、体にとって良いことをするだけではなく、心の健康も維持していくという考え方です。
例えば、ストレスが多い生活を続けていると、いくら食生活に気を配っても、何となく気持ちが前向きになれない、気分が落ち込んでしまう、ということはありませんか?
また、悲しいことや辛いことがあると、食事が喉を通らなくなり、結果的に体調を大きく崩してしまうこともあります。
やはり、体の健康と心の健康は、バランスを上手く維持していくことが必要なのです。※6、7
実はお腹にも優しいサラシア
「サラシア」はこの他にも、お腹にやさしい働きがあると考えられています。
ある研究では「サラシアエキス」をラットに与えたところ、腸内の健康を維持する働きがあることが分かりました。※2
同様に人に対しても調査を行ったところ、腸内の健康を維持することが確認できたとのことです。
このことから考えると、「サラシア」は美肌だけではなく、お腹の健康維持にも役立つといえるのかもしれません。※1、9、10
※2 J-STAGE ニシキギ科植物サラシア幹抽出エキスの安全性 下田 博司、藤村 高志、牧野 浩平、吉島 賢 一、内藤 一嘉、井保 田尋美、三輪 芳久/2019年1月23日閲覧
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shokueishi1960/40/3/40_3_198/_pdf/-char/en
※8 J-STAGE 薬用食物の糖尿病予防成分 糖尿病予防成分 医食同源の観点から 吉川 雅之/2019年1月23日閲覧
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/40/3/40_3_172/_pdf
※9 J-STAGE Salacia属植物のポリフェノール成分:α-グルコシダーゼ及びアルドースレダクターゼ阻害活性成分,Mangiferin,の定量分析 吉川 雅之、西田 典永、下田 博司、高田 美紀、河原 有三、松田 久司/2019年1月23日閲覧https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/121/5/121_5_371/_pdf/-char/ja
※10 Oda Y, Ueda F, Utsuyama M, Kamei A, Kakinuma C, Abe K, Hirokawa K, PLoS One. 2015 Dec 2;10(12), Improvement in Human Immune Function with Changes in Intestinal Microbiota by Salacia reticulata Extract Ingestion: A Randomized Placebo-Controlled Trial./2019年1月23日閲覧https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0142909
※1 伊藤 進吾 シャンカール・ノグチ監修 2017年11月発行 心とカラダにやさしい316種 ハーブ&スパイス辞典 誠文堂新光社
※6 上馬場 和夫 西川 眞知子著 2017年4月発行 インド伝統医学で健康に!アーユルヴェーダ入門 地球丸
※7 上馬場 和夫 西川 眞知子著 2017年3月発行 新版 インドの生命科学 アーユルヴェーダ 農文協
「サラシア」の上手な摂り方
ではここで、「サラシア」や、ハーブの摂り方をみていきます。
ハーブの摂り方アレコレ
ハーブの摂り方としては、大きく三つの方法があります。※1
【生】
文字通り、ハーブを生で摂る方法で、「フレッシュハーブ」ともいいます。
サラダやハーブティなどに利用されます。
【乾燥】
収穫後すぐに乾燥させたハーブを「ドライハーブ」と呼びます。
そのままの形で乾燥させた「ホールタイプ」と、粉砕させた「パウダータイプ」があります。
いずれも、食事のアクセントとして使われたり、粉を練り込んでお菓子などにすることもあります。
【精油】
「油」という字がありますが、オイルではありません。
植物の根、茎、花、種子、皮などの部分から、植物が作り出す「香り」を抽出したものです。
サラシアを摂るなら、お茶?粉末?
日本の場合、国内で自生していないため、どうしてもインドやスリランカなどから輸入することになります。
つまり「生」の状態では、検閲を受ける必要があるので、勝手に持ち込むことはできません。
「サラシア」はそもそも、ツル状の植物であり、基本的には根や茎、葉が利用されます。
さすがに、根や茎をそのまま生で食べるわけにはいきませんので、乾燥させたものが流通しており、お茶として飲むことが多いようです。
また、粉末の製品もありますが、これは直接食事の中に含めて「食べる」ことになります。
しかしお茶や粉末は、いずれも「収穫したままのサラシア」ですので、ここに含まれているサラシノールやコタラールの含有量は、自生しているものと同じです。
「サラシア」の茎や根から安全な方法で高濃度サラシアエキスを抽出し、これを利用して作られているのが、サプリメントです。※1
摂りすぎには注意も必要
「サラシア」は、植物由来の天然ハーブですから、例えば食事の際に一杯のお茶として一緒に飲む程度であれば、比較的安全だといわれています。
しかし、粉末をそのまま食べたり、有効成分が濃縮された「エキス」からつくられるサプリメントなどの場合は、1日の摂取量に十分気を付けましょう。
特にサプリメントの場合は、「サラシア」以外の成分も含まれているため、これらに対してアレルギーを起こす人がいます。
「サラシア」を初めて摂るときは、その製品が「1日の摂取量」と定めているよりも少ない量から始め、特に問題が無ければ1日の摂取量まで増やすなどの工夫をしてみましょう。※1、11、12、13、14
薬との飲み合わせには注意も
太古から、さまざまな方法で利用されてきた「サラシア」。
その有効成分ゆえに、薬との飲み合わせに気を付けなくてはならない場合があります。
例えば「サラシア」を使った研究では、「サラシア」を摂った後、お腹が張ってしまう「鼓脹」という状態になったという報告があります。
また「サラシア」に含まれる成分と似たような成分を含むお薬と一緒に摂ると、薬の効き目が強く出てしまうことがあります。
その他、妊婦さんでの有効性や安全性は確立されていません。
少しでも気になることがある場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。※1、11、12、13、14
※11 J-STAGE 3種類のハーブエキスの肝シトクロムP450に対する影響と医薬品との相互作用の可能性 横谷 馨倫、千葉 剛、佐藤 陽子、中西 朋子、村田 容常、梅垣 敬三/2019年1月23日閲覧
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shokueishi/54/1/54_56/_article/-char/ja/
※12 A.M.Flammang, G.L.Erexson, M.S.Mecchi, H.Murli, Food and Chemical Toxicology Volume 44, Issue 11, November 2006, Pages 1868-1874, Genotoxicity testing of a Salacia oblonga extract/2019年1月23日閲覧
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0278691506001554?via%3Dihub
※13 J-STAGE Salacia属植物のポリフェノール成分:α-グルコシダーゼ及びアルドースレダクターゼ阻害活性成分,Mangiferin,の定量分析 吉川 雅之、西田 典永、下田 博司、高田 美紀、河原 有三、松田 久司 /2019年1月23日閲覧
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/121/5/121_5_371/_article/-char/ja/
※14 Collene AL1, Hertzler SR, Williams JA, Wolf BW, ScienceDirect, ELSEVIER, Nutrition Volume 21, Issues 7–8, July–August 2005, Pages 848-854, Effects of a nutritional supplement containing Salacia oblonga extract and insulinogenic amino acids on postprandial glycemia, insulinemia, and breath hydrogen responses in healthy adults/2019年1月23日閲覧
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0899900705001401?via%3Dihub
※1 伊藤 進吾 シャンカール・ノグチ監修 2017年11月発行 心とカラダにやさしい316種 ハーブ&スパイス辞典 誠文堂新光社
まとめ
古くから、予防医学の分野で親しまれてきた「サラシア」。
お茶、粉末など、取り方には色々な方法があります。
「茎でできたカップで水を飲む」ことも、古くから親しまれてきた方法です。
しかし、「サラシア」に含まれるサラシノールやコタラールを簡単な方法で摂るならば、サプリメントという方法も良いでしょう。
いにしえの文化や世界に思いを馳せながら、紀元前から人々の健康維持に役立ってきた「サラシア」を、効果的に摂取していきましょう。
- 岡部 美由紀
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看護師
埼玉県内総合病院手術室(6年)、眼科クリニック(半年)勤務、IT関連企業(10年)勤務、都内総合病院手術室(1年半)、千葉県内眼科クリニック(1年)勤務
2011年よりヘルスケアライターとして活動。 現在は、一般向け疾患啓発サイト、医療従事者向け情報サイト等での執筆、 医療従事者への取材、記事作成などを行う。
一般向けおよび医療従事者向け書籍
○執筆・編集協力
・看護の現場ですぐに役立つICU看護のキホン (ナースのためのスキルアップノート)
・看護の現場ですぐに役立つ 人工呼吸ケアのキホン (ナースのためのスキルアップノート)
・看護の現場ですぐに役立つ ドレーン管理のキホン (ナースのためのスキルアップノート) 他