美容におすすめのコラーゲンのパワーでいつまでも美しく!

公開日:2019.08.26

「美容に良い成分」と聞いて、思い浮かべるのがコラーゲンではないでしょうか。
コラーゲンの美容効果への期待の高まりとともに、市場にはコラーゲンを含むドリンクやパウダー、ゼリー、錠剤などさまざまな製品が出回るようになりました。
その一方で、「コラーゲンは食べても意味がない」ともいわれています。
今回は、コラーゲンの気になる美容効果や、効果的な摂取方法、経口摂取に期待できることについてお伝えします。

目次

  1. コラーゲンとは?コラーゲンペプチドとコラーゲンの種類
    • コラーゲンとは?
    • コラーゲンペプチドとは?
    • コラーゲンの種類について
  2. コラーゲンの気になる効果は?
    • コラーゲンの効果について
    • コラーゲンが体に吸収される仕組みは?
    • 1日当たりに必要なコラーゲンの量は?
  3. コラーゲンの効果的な摂取方法は?
    • コラーゲンはどのような食材に含まれている?
  4. まとめ

コラーゲンとは?コラーゲンペプチドとコラーゲンの種類

コラーゲンとは?

美容ドリンクやサプリメントなどに必ずといっていいほど配合されているコラーゲン。
なんとなく肌に良さそうなイメージはあっても、実際どんなものか、どのような働きをするのかを詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。ここでは、そもそもコラーゲンとはどんな物質なのかを解説します。

コラーゲンとはたんぱく質の一種で、私たちの体を構成する重要な成分です。
人体のほとんどは、水とたんぱく質でできています。
全体の20%を占めるたんぱく質のうち、30%に相当する重要な成分がコラーゲンなのです
例えば、体重53kgの場合、体内のたんぱく質の量は約10kg、コラーゲンの量は約3kgにもなります。
体のいたるところに存在していますが、最も割合が大きいのが皮膚で、肌にハリをもたらしたり、骨や皮膚を形成したりしています。

コラーゲンペプチドとは?

コラーゲンは、フカヒレや手羽先、魚のアラなどさまざまな食品に含まれています。
しかし、高分子であるため、消化吸収率が悪いのが問題でした。
このコラーゲンを消化しやすいように、加熱してほぐしたものが「ゼラチン」です。
ゼラチンはお湯には溶けやすい反面、水には溶けにくい性質があります。
ゼラチンをさらに消化しやすいように、細かく分解したものが「コラーゲンペプチド」です
コラーゲンペプチドは低分子なので、水に溶けやすく、体に吸収されやすいのが特徴です。 ※2

コラーゲンの種類について

コラーゲンというと1種類しかないイメージですが、実はたくさんの種類があります。
現在わかっているもので体内には約30種類のコラーゲンが存在し、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型と番号を振って分類されています。
そのうち、皮膚に存在するのが9種類です。
そのうちⅠ型、Ⅳ型、Ⅶ型の3つは、肌のハリや弾力を保つために不可欠なコラーゲンと考えられています。
すべてのコラーゲンの働きは、まだはっきりと解明されていませんが、全種類に共通してほかのたんぱく質には見られない「3重らせん構造」であることはわかっています。

一般的によく知られるのが、皮膚に最も多く存在するⅠ型コラーゲンです。
体内のコラーゲンの90%を占め、肌にハリをもたらしたり、骨や皮膚を形成したりする役割があります。
Ⅱ型コラーゲンは、関節や軟骨に含まれているコラーゲンで、目の角膜や硝子体の成分です。
主に臓器に存在するⅢ型コラーゲンは、繊維が細かく、皮膚にしなやかさや柔軟性を与えます。
IV型コラーゲンは、肌細胞を作る基底膜の大部分を占めるコラーゲンです。
V型コラーゲンは、主に血管や胎盤に含まれ、I型、III型コラーゲンが含まれる組織に、ほんのわずかに認められます。 ※1※3

※1 資生堂コラーゲンLABO 『コラーゲンの基礎知識』/2019年1月29日現在
https://www.shiseido.co.jp/collagenlabo/know/about//2019年1月29日現在
※2 森永製菓 コラーゲンペプチドヘルスケア事業『研究成果 コラーゲンペプチド』
/2019年1月29日現在
https://www.morinaga.co.jp/company/healthcare/collagen.html#section2
※3 山田養蜂場 うるおいとコラーゲンの気になる関係『そもそもコラーゲンって?』
/2019年1月29日現在
https://www.bee-lab.jp/kenkoujoho/collagen/a02.html

コラーゲンの気になる効果は?

コラーゲンの効果について

コラーゲンは、皮膚や骨、爪、髪の毛、血液など体のいたるところに存在しています。
その中で最もコラーゲンの割合が大きいのが皮膚です。
肌の構造を大きく分けると、上から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で成り立っています。
表皮は厚さがわずか0.2mmの薄い膜です。
外的刺激から肌を守るバリア機能の役割を果たしています。
肌の土台となるのが、その下にある真皮です。
真皮層の実に70%がコラーゲンで構成されており、肌のハリや弾力を支える働きがあります
真皮全体に網目状に広がるコラーゲン繊維をところどころ束ねて、皮膚にハリをもたらしているのがエラスチンです。
さらに、水をたっぷり含んだヒアルロン酸がこの構造の隙間を埋めて、肌のうるおいを保ちます。
ベッドに例えると、表皮を支える真皮がマットの役割で、コラーゲンがスプリング、そのコラーゲンがバラバラにならないように留めているネジがエラスチン、スポンジがヒアルロン酸です。

残念ながら、真皮の7割を占めるコラーゲンは、25歳をピークに少しずつ減少し、質も悪くなっていきます。
40代ともなるとピーク時の半分程度まで落ち込むことに。
コラーゲンが不足した肌は、いうなれば、スプリングが壊れた状態です。
網目状に張り巡らされた繊維の形が崩れて肌を支えることができなくなるため、シワやたるみにつながります。
しかし、年だからといって肌の老化を諦める必要はありません。
外からしっかりとコラーゲンを補給することで、若々しい肌を取り戻すことも十分可能です。 

コラーゲンが効果をもたらすのは、肌だけではありません。
コラーゲンには丈夫でしなやかな骨を作る働きもあります。
皮膚と同様に、骨にもコラーゲン繊維を網目状に張り巡らせ、カルシウムをしっかりつなぎとめることで、骨を固く丈夫に育てるのです。
また、軟骨を作り、関節のスムーズな動きを助ける効果も期待できます。 ※4※5

コラーゲンが体に吸収される仕組みは?

コラーゲンはたんぱく質の1種なので、体内に吸収されてもそのままでは吸収できず、消化管でアミノ酸やジペプチド、トリペプチドなどに分解されてから、小腸に吸収されます。
それから再合成され、血液に乗って体のいろいろな部分に運ばれていくのです。
コラーゲンのサイズが大きいほど、体に吸収されるまでに時間がかかります。
コラーゲンペプチドの形で摂取する場合は、最初から小さくしてあるので吸収されやすく、すぐに体のすみずみまで届けられ、全身で活用されるのがメリットです。 ※6

1日当たりに必要なコラーゲンの量は?

1日当たりに必要なコラーゲンの量は、5〜10gが目安です。
いくら美容効果があるといっても、たくさん食べればいいというわけではありません。
吸収されずに余ったコラーゲンは、最終的に皮下脂肪になり、肥満の原因になります。
美しくなるために摂取したコラーゲンで太ってしまっては、元も子もありません。
健康と美容のために、1日の適量を守るようにしましょう。 ※7

※4 佐久平よつばクリニック 『美白・美肌』/2019年1月29日現在
http://sakudaira-yotsuba.com/original/content3/
※5 山田養蜂場 うるおいとコラーゲンの気になる関係『コラーゲンの働き』/2019年1月29日現在
https://www.bee-lab.jp/kenkoujoho/collagen/b02.html
※6 森永製菓 コラーゲンペプチドヘルスケア事業『肌の「ハリ」と「水分量」はコラーゲンペプチドがカギ‼️ 』/2019年1月29日現在
http://morinaga-collagenlab.com/about/
※7 株式会社ジェリフ 『製品FAQ よくある質問』/2019年1月29日現在
https://www.yasukagaku.co.jp/index/q_a.html

コラーゲンの効果的な摂取方法は?

コラーゲンは1日当たり5〜10g必要とされています。
コラーゲンを豊富に含む食材を積極的に食べましょう。
なかでも鶏肉は、どの部位でも比較的コラーゲンが豊富なので、食材としてうってつけです。
魚の皮の部分にはコラーゲンが多く含まれおり、皮ごと食べることをおすすめします。
また、ゼラチンにもコラーゲンが含まれているため、ゼリーやムースを作る際は、寒天ではなくゼラチンを使うといいでしょう。

コラーゲンはビタミンCと一緒に摂ることで、吸収率がアップするといわれています。
コラーゲンは体内で一度アミノ酸に分解されてから必要に応じて再合成されます。
ビタミンCはその再合成をサポートするのではないかと考えられています。
コラーゲンを摂るときは、ビタミンCの多い、赤ピーマンやケール、モロヘイヤ、ブロッコリー、ほうれん草などの食品も一緒に取り入れましょう。
ビタミンCは美肌効果のある栄養素なので、相乗効果が期待できます。

ただし、通常の食品から摂取したコラーゲンは、サイズが大きいので消化しにくく、吸収もされにくいので、効果がすぐには実感できないかもしれません。※8

※8 山田養蜂場 うるおいとコラーゲンの気になる関係『コラーゲンの賢い摂り方』
/2019年1月29日現在
https://www.bee-lab.jp/kenkoujoho/collagen/c01.html

コラーゲンはどのような食材に含まれている?

コラーゲンを含む食材には、動物性食品と海洋食品があります。

・動物性食品
豚足や鶏の皮、手羽先、軟骨、牛スジ、牛テール、豚バラ肉など

・海洋性食品
スッポン、フカヒレ、エイヒレ、魚の皮、うなぎ、なまこ、カレイ、エビ、くらげなど

・その他
ゼラチン、ゼリー、プリン、杏仁豆腐など

コラーゲンは水溶性なので、熱を加えて煮込むと成分が溶け出します。
コラーゲンが溶け出した煮汁をそのまま置いておくと、ゼリー状に固まるのが特徴です。
牛や豚、鶏の骨を煮込んだスープにもコラーゲンが豊富に含まれています。
また、スッポン鍋などは、コラーゲンをたっぷり摂取できるのでおすすめです。
ただし、コラーゲンを豊富に含む食品は高カロリーのものが多く、一度に大量に食べると肥満の原因になることもあるので、ほどほどにしましょう。※8

まとめ

年齢を増すごとに必要不可欠になるコラーゲン
コラーゲンは人の体を構成するたんぱく質のうち3分の1を占める重要な成分です。
美肌や老化予防をサポートする効果が期待できます。
体内のコラーゲンは年齢とともに減っていくので、外から補給することが大切です。
コラーゲンを豊富に含む食品は数多くありますが、そのままだとサイズが大きく、吸収されにくいことや、カロリーオーバーになりやすい問題があります。

監修者
大島
看護師免許、メンタル心理カウンセラー
美容外科・皮膚科にて勤務し、美容医療に5年ほど携わる。
AGAクリニックの立ち上げで、師長就任。
自身の美容経験から、医療機器に劣らないほど肌質改善が感じられた、ハーブピーリングでプライベートサロンを始める。
現在は美容医療に関わるコンサルタントや、美容メディアの運用、化粧品開発などを担当している。
公開日:2019.08.26
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