底値とは取引で一定の期間中(5日、25日、13週、26週など)の相場が一番低い状態のときの値段の事をさします。
通常、相場が下落するにあたり株価は何度か上がり下がりをしながら下落していきます。
最初の底を「一番底」、より安い水準でつけた値を「二番底」、さらにその下を「三番底」と呼びます。
そうした値の中で最も安いところを「大底」といいます。
短い期間での底値は簡単に下回りますので注意が必要です。
過去20年間の最低価格ですが、これはそう簡単に破られることは無いですが、この過去最低時には例えばサブプライムローンだったり震災後だったり、特別な事が起きた場合がほとんどですので、この水準を待っていてはほぼ購入できません。
底値で大量購入することができたら、値が反発した場合の利益は大きくなりますが、実際底値かどうかはわからない上に相場が停滞、もしくは更に下がっていく場合もあり大きなリスクが生じます。
底値だと思い購入してもいつまで経っても上昇しない時や再び下がり始めたときは損切りを行うことが重要になります。