オファーとは、FX(外国為替証拠金取引)や証券取引などの市場取引で、価格を提示する側の売値のことを指します。「売り呼び値」や「アスク」とも呼ばれます。
提示された投資家は、その価格で買うことができます。
例えば、米ドル/円のレートが120円10銭−120円20銭の場合、FX会社から見た売買レートとなるため、120円20銭がオファーとなります。
逆に、価格を提示する側の買値のことを「ビッド」と言い、投資家はビッドレートで売ることとなります。
このように、FX取引で提示されている価格には2種類があり、「アスクビッド」や「2WAYプライス表示」と言います。
この2つの価格の差は「スプレッド」と呼ばれ、投資家には取引コスト、FX会社は利益となります。
スプレッド以外にも別で手数料がかかるFX会社もあるので、よく比較検討をしてみることをおすすめします。
オファーは市場動向によって変動するため、常にビッドよりも高くなります。
FX業者によってこの価格の水準は大きく異なりますので、確認が必要です。