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NISAを活用して株式投資するには4つの注意点

NISAを活用して株式投資するには4つの注意点

NISA(少額投資非課税制度)が2014年1月よりスタートします。
従来、株式投資などの利益には、2013年12月31日までは10.147%が課税されましたが、この日を過ぎると税率が20.315%と約2倍にアップするので、利益が大きければ大きいほど多額の税金を徴収されます。

そのため、年間100万円まで、最大500万円まで非課税で投資ができるNISAの制度は、株式投資を行っていて順調に利益が出ている投資家はもちろん、今後、有利な条件で株式投資を行いたい人にとって大変利用価値の高いメリットのある制度です。
ただし、NISAを利用した株式投資を最大限に活かすには、知っておかねばならない4つの注意点があります。

NISA利用の株式投資 4つの注意点とは

1. 全ての株式が投資対象にならない

この株式なら値上がりが期待できるので、是非ともNISAを利用して購入したいと思っても、その株式の最低購入単位金額が100万円をオーバーするとNISAを利用した投資はできません。

NISAで、投資できるのは合計で年間100万円以内の投資でないと利用できません。
株式は、1株、100株、1000株など株式によって購入単位が決まっています。

1000株が最低購入単位の株式では、株価が1000円を超えていると購入できません。

2.投資後に売却しても、その非課税枠は再利用できない

NISAの制度を利用して購入した株式が値上がり、また値下がりしたので1年以内に売却処分して生じたNNISAの非課税枠は、再利用できません。

例えば、年間100万円の非課税枠のうち、80万円を投資し、その株式を同じ年度内に売却しても、この80万円の非課税枠は再利用できません。
その年度内でNISAを利用した投資は、残った20万円しかできません。
そのため、短期間で売買を頻繁に繰り返して利益を得る株式投資方法には、NISAの利用はできません。

なお、80万円が値上がりして100万円を超えて売却しても、再利用できない金額は最初に投資した金額の80万円のみです。

3.株取引で利益がでないとNISAを利用すると損失が拡大

NISAは投資した株式が値上がりしないで値下がりした場合、課税されないというメリットがなくなるだけで、それ以上になるデメリットはないのでは思う人もいるかもしれません。

しかし、損失が生じたとき、NISAではNISA以外の投資との損益の通算ができないという大きなデメリットがあります。
例えば、NISAを利用していない株式投資を含むその他の投資で利益が50万円出て、NISAを利用した投資で50万円の損失が出た場合、損益は通算されずに50万円の利益に課税されます。
しかし、NISAを利用していない場合は、利益と損失が通算されて、利益ゼロになり課税されません。

また、NISAを利用した投資で損失が出れば、その損失は翌年に繰り越しできません。
一方、NISAを利用していなければ、今年度に損益の通算をしても50万円の損失が出た場合、この損失は3年間翌年へ持ち越すことができます。
翌年に例えば80万円の利益が出ても、50万円を控除した30万円の利益にしか課税されません。

4.口座開設の自由度が低い

現時点では、NISA制度を利用するための金融機関の開設は、1人・1口座しか開設できません。

株式投資では、金融機関によって情報提供を含むサービス内容が異なるので株式が購入できれば、どこの金融機関でも同じではないので慎重にNISAの口座開設を行う金融機関を選択しないと4年間は変更できないので注意が必要です。

NISAを利用した上手な株式投資方法

NISAを利用した株式投資では、非課税という大きなメリットがあり、無条件に利用したくなる投資家が多いと思います。

しかし、上記の4つの注意点があり、特に株式投資で損失がでると、NISAを利用したために損失が余計に増えます。
そのため、出来る限り底値圏で推移している株式、投機的な株価の動きをしない株式、多少の値下がりをしてもすぐに売却しないでもよい配当の多い株式、あるいは魅力的な株主優待のある株式に投資するのがお勧めです。

参考:
NISAが利用できる商品~株~
http://allabout.co.jp/gm/gc/424882/
少額でも始めたい!NISAで資産作り3つのポイント
http://allabout.co.jp/gm/gc/421422/
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