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為替レートに影響を与えるアメリカの「新規失業保険申請件数」とは

為替レートに影響を与えるアメリカの「新規失業保険申請件数」とは

為替レートは、経済的、政治的、社会的な要因によって変動します。
その中の経済的・社会的要因の一つに雇用関係のデータがあります。
雇用状況が悪化し、失業者が増加すると景気が良くない傾向に向かうことで、金利が下がり国外へ資金が流出し為替レートは下がります。逆に、失業者が少なくなれば、
景気が良いということで金利も高くなることが期待され、為替レートは上がることになります。

為替レートに大きな影響を与える雇用関係のデータとして、重要なアメリカの「新規失業保険申請件数」について説明します。

新規失業保険申請件数とは

基軸通貨のドルに影響を与えることから、アメリカの失業保険給付申請数が最重要視されます。
そのため、新規失業保険申請件数という場合は、アメリカで失業保険給付を新たに申請した人数のことです。

新規失業保険申請件数は、失業率、景気の動向の先行指標として使われます。
アメリカの場合、40万人を上回るか、下回るかが景気判断の目安になっています。
景気の動向に対して、2,3ヶ月先行していると言われ、将来の為替レートを読むために無視できない情報で、継続してウォッチしていかねばなりません。

データの発表は、労働省雇用訓練局が毎週木曜日、ニューヨーク時間8:30に行われます。
日本時間では、夏時間で前日水曜日の21:30、冬時間で22:30です。

新規失業保険申請件数の数字の意義

世界の景気に非常に大きな影響を与える指標としては、月1回発表されるアメリカの雇用統計(失業率と非農業就業者数ほか10数項目)の方です。しかし、新規失業保険申請件数は、雇用統計を含む他の経済指標が月1回の発表であるのに対して、毎週発表され速報性があることに大きな意義があります。

なお、新規失業保険申請件数を見るときは、1週間単位で発表数字であることから、祝祭日や天候不良による災害などが起こると、その影響が無視できなくなります。そのため、毎週発表される数字の平均をとるなどして、トレンドを正しく把握しなければなりません。

アメリカの雇用統計の中で失業率と非農業就業者数は、数字が予想とずれると発表後に世界経済に大きな影響を与えます。その結果、マーケットが大きく変動することから、新規失業保険申請件数をウォッチすることには大きな意義があります。

FX投資に活用 新規失業保険申請件数

為替レートは、新規失業保険申請件数だけでなく、中古住宅販売件数、景気先行指数、消費者信頼感指数、ISM製造業景気指数などほかの多数の経済指標やその他の政治的な発言やその他要因にも影響を受けます。

そのため、新規失業保険申請件数や雇用統計だけを重視して投資判断することは危険ですが、短期的なFX投資などを行うときには、注目すべき指標となります。

参考
為替レートに影響を与える「新規失業保険申請件数」とは
http://finalrich.com/fx/fx-fundamental-insurance.html
新規失業保険申請件数
http://www.ifinance.ne.jp/glossary/economy/eco009.html
米雇用統計
http://www.ifinance.ne.jp/glossary/economy/eco060.html
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