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金投資の人気の理由と金が持つ8つの魅力

金投資の人気の理由と金が持つ8つの魅力

金には、金属としての希少価値、装飾品として腐食しないで永遠の輝きを持つ美的価値、工業用途としての高い実用価値に加えて、投資商品としての価値があります。
すなわち、他の投資資産にはない魅力を持った投資商品としての価値があり、24時間世界中で取引されています。

金相場の価格推移を見ると、10年前の年間平均価格1400円弱から、2013年4月には最高価格5,804円と3.5倍以上に大幅に上昇しています。
そこで、使用しなくなった金製品のアクセササリーや金の置物製品などの買取りブームが2011年頃から起きたことはマスコミでたびたび報道された通りです。(なお、ここで示す価格は田中貴金属工業株式会社の1グラム当たりの税抜き小売価格をもとにしています。)

この金買取りブームや「純金積み立て」「金ETF」などの少額でも金投資ができる商品の認知度も高まって、従来は、年配者が中心であった金投資に若い世代も関心を持ち、金投資をする人が増加しています。
そこで、金投資の人気の背景となっている、金の持つ8つの魅力と金投資の基本について解説します。

金投資の8つの魅力

1.装飾品としての付加価値が高い
金は、変わらない輝きと美しさに高い価値が認められ、装飾品として加工されて、古代から世界中の国々で愛され続けています。

2.金属として工業的な価値が高い
金は、耐食性、導電性、加工性など優れた特性を持っており、精密電子機器の部品に必須で、部品生産の増加に伴い、重要性がますます高まっています。

3.金資源は有限で貴重
現在の推定で金の埋蔵量は7万トンで、人類が採掘してきた金の総量は17万トンと推測されています。
金資源は、その希少性が注目されています。
それは、環境省総合環境政策局が発表している金属資源の埋蔵量(確認可採埋蔵量)を年間の生産量で割った耐用年数(可採年数)が、鉄は100年以上であるのに対して、金は20年を下回っていることでも分かります。

4.保管・管理が容易
金は、紙幣その他の資産に比べて、火災、水などの災害に強く、重いという欠点はあるものの少量で資産価値が高いことから、相対的に他の資産よりも保管・管理が容易です。

5.世界共通価格で購入・売却が容易
金は原則として、世界共通の価格があり、価格交渉なしで購入・売却が可能です。
そのため、他の資産よりもはるかに流動性の高い資産です。

6.経済変動に強い
大きな経済変動が起こると、株式などの金融資産に投資が偏っていた場合、たとえ分散投資を行っていても損失を抑えることは困難です。
しかし、金はインフレ、デフレの両方の経済変動に強く、また株価と金価格は一般的に逆の動きをするので、金投資を行っていると株価が低くなったときのリスク対策に極めて有効です。

7.比較的短期投資による値上がり益も期待可能
金は、余裕資金による長期保有が原則で、他の投資資産とのリスク分散に適していますが、株式と同様に短い期間での購入・売却による差益を狙うこともできます。

8.金は資産価値がゼロになるリスクがない
株式は企業の倒産で価値がゼロ(または暴落)し、不動産は土地であれば地震による液状化やがけ崩れなど、建物であれば耐用年数を超過することで資産価値が限りなくゼロになるリスクが発生します。
しかし、金は価格変動を起こっても資産価値がゼロになるリスクはありません。

上手な金投資の方法

投資に魅力的な金ですが、金投資は以下の点に注意して行うことが必要です。

1.金投資の割合は資産の約1割以内が理想
金には多くの魅力があり、特に値上がりが激しかったここ数年の傾向から投資額を増やしても良いのでは、という考え方になりがちですが、1割程度が理想です。
2.金投資は株式投資よりも更に余裕資金での運用が必要
金投資は、長期運用に適しています。
そのため、生活に当面使用する予定のない余裕資金による長期的な運用が望ましいといえます。

3.金の購入は一定額で定期的に購入が有利
一定額で定期的に購入することで、金の価格変動のリスクを軽減することができます。
一度に購入すると高値で購入してしまうリスクが高まります。

他の投資資産にない魅力の金投資で資産全体のリスク軽減を図る

リーマンショックのような世界経済の大きなうねりの中で起こる資産の目減り対策として、資産の1割程度まで金投資で金の保有を増やすことは、大変有効なリスク削減手段といえるでしょう。

参考:
http://jun-kin.info/
http://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/m-gold.php
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