•  
マネー・保険

投資 NISA 非課税 資産形成 損失

「NISA」の非課税メリットを活かした上手な投資方法

「NISA」の非課税メリットを活かした上手な投資方法

NISAは、売却益が非課税になるという大きなメリットがあります。一方で、上場株式の売却益や配当金にかかる税率の軽減措置は2013年末日をもって終了し、復興特別所得税を含む税率は10.147%から20.315%に大幅アップとなりました。

そのため、大きな値上がり利益を期待して株式投資をNISAで考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、投資では、必ずしも利益が出ないこともあるので、NISAの非課税のメリットが常に得られる訳ではありません。

その点を理解してNISAを利用しないとせっかくのNISAのメリットが享受できないばかりか、損をすることも起こり得ます。
そこで、NISAの特徴を活かした利用方法を説明します。

NISAでメリットが出ない投資のケース

NISAのメリットを活かした利用方法の前に簡単にNISAでメリットが出ないケースを理解しておきましょう。

1.短期投資に不向き

NISAの年間100万円という非課税投資枠は、1回投資して期間中に売却しても残りの期間で、この投資額は再投資できません。

具体的にいうと、例えば、10万円で毎日デイトレを行っている投資家は、10万円を10回投資し、その投資額を全て売却したら、残りの1年間は100万円に非課税枠を使い切ったことになるので、NISAでの投資できなくなります。そのため、NISAは短期売買の投資には不向きです。

2.売却損失が他口座と損益通算ができない

NISA口座でない投資をしていると、ある株式で100万円の利益が出ても、他の株式や他の投資で50万円の損失がでれば、損益が通算されて利益は50万円になり50万円に対してしか課税されません。

しかし、NISAで100万円投資して50万円の損失を出して、NISA以外で100万円利益が出ると、損益通算ができないので、100万円に対して課税されます。そのため、損失が出るリスクの高い投資には一般的には向いていません。

3.売却損失の繰り越しができない

NISAでは、損益の繰り越しもできません。NISA以外の投資では、損失が出て、他の投資でもカバーしきれない損失は3年間繰り越せます。ある年度で100万円の損失がでると、翌年、200万円の利益をだすと200万円に対して課税されずに損失との差額の100万円に対してのみ課税されます。

しかし、NISAで出た損失は繰越ができません。
そのため、上記と同様に損失が出るリスクの高い投資には一般的には向いていません。

NISAに適している投資対象と投資方法

NISAの非課税というメリットを最大限に活かせる投資は、損失が出るリスクが小さくて、短期売買を頻繁に繰り返さない投資になります。

具体的には、株式投資はリスクが高いので避けて、投資のプロが運用する投資信託がお勧めの投資対象の一つです。さらに、投資信託の中でも、株式投資の組み入れ比率の小さいような値動きの小さな投資信託がお勧めになります。例えば、債券や株式、不動産を国内や海外に幅広く分散している「バランス型ファンド」などです。

投資で100%利益が見込めることはありません。そのため、NISAでは、比較的確実に利益が見込める投資で利用することが、NISAのメリットを最大限に活かせることになります。

参考
【第2回】NISAで上手に活用する3つの方法とは?~投信の場合~
http://nisa-toha.com/%E6%B4%BB%E7%94%A8%E6%B3%95/investment_practical/
おすすめ