•  
マネー・保険

投資 株式投資 FX 投資リスク 損切り

投資リスクを回避! 運用成績も良いドルコスト平均法の長所・短所

投資リスクを回避! 運用成績も良いドルコスト平均法の長所・短所

投資を専門とする専門家でもあって、投資で常に利益を上げているわけではなく損もしています。初心者よりも成績が良いのは、質の良い情報がいち早く手に入る、豊富な資金で分散投資を行っている、大きく損をしない損切りを徹底しているなどの理由によります。

初心者にとって、損切りの徹底以外はなかなかできません。株式投資の専門会社ですら、株価の値動きの予測は誰にも正確にできないと言い、分散投資やドルコスト平均法の利用を勧めています。そこで、ドルコスト平均法について、最適な投資ができるようにメリットとデメリットも含めて説明します。

ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法とは、株式、FXなど常に価格が変動し、その予測が難しい投資商品に対して、定期的に一定の金額で同じ投資商品を購入する投資方法です。

リスク回避には、分散投資が効果的ですが、分散投資には多額の資金が必要になります。しかし、ドルコスト平均法は、少額でリスクの分散ができる投資法です。

ドルコスト平均法のメリット

投資は、底値で買って高く売るというシンプルな法則で利益を得るため、投資の初心者にとって、底値、高値を無視して購入するドルコスト平均法は「何も考えないで投資するのと同じに見えるため、投資方法としては愚の骨頂のような投資方法」に見えるのではないでしょうか。

投資を何も考えずに行うことは、ジャングルに地図も食料も持たずに出かけるようなもので無謀極まりないことです。しかし、ドルコスト平均法は、リスク回避になるだけでなく、投資結果も平均では良い成績になることが実績で示されています。特に投資初心者は、高値つかみになる傾向が高いので、高値つかみを回避できるこの方法は、より効果があります。

一定額で定期的に購入できる積立投資ができるのは、投資信託や金の積み立て投資などがあります。

ドルコスト平均法のデメリット

ドルコスト平均法が、高値、底値を判断できないときには、リスク回避できて有利な投資法であることは間違いありませんが、メリットばかりではありません。デメリットも理解して利用することで、より良い投資が可能になります。

ドルコスト平均法のデメリットとして、手数料が高くなること、逆説的ですが最善の意思決定をしていないこと、リスク分散と言っても時間軸に対するリスク分散であること、機会損失が発生することなどがあげられます。

手数料が高くなることは、分割して購入するので、都度手数料が発生することから明らかです。最善の意思決定をしていないのは、ある意味では敢えてそうしている面もあるのでデメリットと言うには矛盾かもしれませんが、リーマンショックのときのように全面株安になるようなときや、その逆に明らかに株価が上がるような状況で漫然と同じ投資スタイルを貫くことは、決して良い投資方法とは言えません。

リスク分散が時間軸に対してのみというのは、一つの投資対象、例えば金なら金に投資した場合、金の価格とは逆に連動する投資商品に対してリスク分散をしないと真のリスク分散にならないという意味です。最後の機会損失は、手持ち資金が潤沢にあるのに分散投資するためにその資金をプールして放置するのは、現在の低金利下では、資金を眠らせることになり資金の効率運用という面から適切ではありません。

ドルコスト平均法の上手な利用方法について

例が特殊すぎるかもしれませんが、例えば、1株単位で買える株式を100株単位で購入できる資金があるとして、その株式をドルコスト平均法であれば問題ないとして、定期的に定額投資した場合、その企業が倒産すれば元も子もなくなります。

上記の例は極端としても、デメリットを考慮しつつ手数料の安い投資商品、投資対象のリスク分散、資金が手元にある場合、資金トータルでの運用効率、投資環境を考慮したメリハリのある投資などを検討して利用することで、ドルコスト平均法による投資がベストな投資方法となります。

参考
ドルコスト平均法
http://www.smbc.co.jp/kojin/toushin/houhou/tsumitate/heikin.html
お金を増やすためのノウハウ(前編)
https://www.tokyostarbank.co.jp/education/shisanunyo_lb/sc4/index.html
ドルコスト平均法の欠点と、あまり語られない利点
http://www.fund-noumi.com/blog/2005/03/post_5.html
おすすめ