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焼いて野菜の甘みを生かす

焼いて野菜の甘みを生かす

旬の食材をシンプルに調理して食べるのは、何よりのごちそう。
素材が良ければ、なおさらです。

調理方法はいろいろありますが、なかでも焼き調理は、茹でたり炒めたりすることで失われてしまう旨みを逃すことなくいただけるのでオススメです。

肉や魚は焼くけれど、野菜は茹でたり炒めたりすることが多いのでは?野菜も焼いて食べましょう。
甘みがギュッと濃縮されて、いっそうおいしくなりますよ。

なぜ焼くと甘くなるのか

焼いた野菜はなぜ甘く感じるのか。
それは焼くことによって、水分が飛んで野菜の旨みと甘みが凝縮されるからです。

焼いている途中の野菜を見ると、表面に汗をかいたような水滴が浮かんできます。
これが過熱で飛ぶことによって、甘みが濃く感じられるようになるのです。

さらに野菜に含まれる水溶性ビタミンは、長時間水につけたり茹でたりすると逃げてしまいます。
生野菜サラダやおひたしなどが、野菜料理として食卓に登場する回数は多いと思いますが、実は水溶性ビタミンが減った状態でいただいているのです。

野菜も焼いて、旬の旨みと栄養をまるごといただきましょう。

焼き目がおいしい

野菜を焼くと、見た目にもおいしそうな焼き目がつきます。
この焦げもおいしさのポイントです。
こんがり香ばしい風味が、甘みをより強く感じさせます。

調理器具はフライパンやホットプレートなど何でも良いのですが、魚焼きグリルもオススメです。
直火が当たるので、バーベキューのときのような味わいになります。

また、溝のついたグリルパンがあれば、さらに焼き野菜はワンランクアップします。
食欲をそそるしましまの焼き目は、グリルパンならではのものなので、ぜひ調理器具のひとつに加えてみては?

焼くときのコツ

焼くときのコツは野菜によっても変わりますが、大まかには次の3つです。

1.火の通りやすい形にカットする

大きな野菜を丸ごと焼くと中心まで火が通らなかったり、時間がかかったりします。
火の通りやすい形にカットしてから焼きましょう。
大きさを揃えることも、調理時間を同じにするコツです。

2.オイルをまぶしてから焼く

調理器具にオイルをしいて焼くのではなく、野菜自体にオイルをまぶしてから焼きます。
野菜の表面にオイルの膜ができて、野菜の旨みが逃げにくくなります。

3.塩は焼いたあとで

塩は浸潤性があるため、野菜から水分を出し過ぎ、結果として旨みが一緒に溶け出してしまうことになります。
塩は調理が終わったあとに、上からパラパラと振る程度にしましょう。
薄味は、素材自身の持つ味わいを引き出します。

パプリカやズッキーニ、たまねぎ、長ねぎ、にんじん、かぼちゃなど、色とりどりの野菜を焼いてみましょう。
盛りつけたら、オリーブオイルと塩を振るだけで、立派なひと皿になります。

焼き野菜で食卓に彩りを!

食卓に彩りを添える焼き野菜を、ぜひ野菜料理のレパートリーにどうぞ。
焼くだけの簡単調理ながら、その栄養価とおいしさはこれまでのサラダやおひたしに負けないものです。

旬の新鮮な野菜を焼いて、甘みをじっくりと引き出しましょう。
いつもと違う野菜料理に、家族の箸もすすむはずです。

参考:
小西雅子:東京ガス:大人の食育
http://www.tokyo-gas.co.jp/IR/event/pdf/indv/071212syokuiku.pdf
楽天市場:RODGEグリルパン
http://item.rakuten.co.jp/cook/ld2398/
楽天市場:南部鉄器 岩鋳 グリルパン
http://item.rakuten.co.jp/kitchengoods/iw23050/
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