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朝食が変われば生活が変わる

朝食が変われば生活が変わる

朝から集中力をあげていくには、朝食で脳に栄養を!

余裕をもって早起きして栄養バランスのとれた朝食をとっている人って、いったいどれくらいいるのでしょうか。朝食はとったほうがいいとわかっていながら、なかなかできないのが事実。

でも、午前中から集中力を高めて生活の質をあげるには、朝食をとって脳に栄養を与えたほうがいい、と多くの識者が指摘しています。

イタリアの朝食は、甘いものが中心

日本の朝食イメージは、旅館の朝ごはんですね。炊き立てのごはんにアツアツ味噌汁。おかずには焼き魚、卵焼き、青菜のおひたしに梅干し…。お膳に並ぶバランスのとれた食卓は、日本の朝ごはんの象徴。誰もが1度は経験したことがあるのでは?

イタリアの朝食イメージは、カプチーノに甘いパン1つ。

カプチーノではなく、カフェラテやエスプレッソを選ぶ人もいますが、必ず砂糖をたっぷり入れます。この「たっぷり」の砂糖の量ですが、たとえばエスプレッソならコーヒースプーン山盛り2杯以上。カップの底に砂糖がたまるぐらいの感じです。

さらに甘いパンは、チョコレートクリーム入りのクロワッサンや、ジャムの入ったデニッシュ、クッキー、パウンドケーキなど。

イタリアの朝ごはんは、とにかく甘いものばかりというのが特徴。「朝からしょっぱいものなんて、気持ち悪くて食べられないよ」というのが、一般的なイタリア人です。

それは実は理にかなっている?

運動などで骨格筋を動かすことで体温は上がりますが、食事をとることによっても体内でエネルギーが発生するので同じことがおこります。冬山で眠ってしまい凍死することがあるように、低体温は眠気を引き起こします。朝ごはんを食べ、運動をすれば体温が上昇し、眠気も吹き飛び、朝から元気に活動することができるのです。

また、脳のエネルギー源は糖分です。夕食でとった糖分は、寝るまでの間に消費されるほか、肝臓や腎臓に蓄えられます。そして蓄積された糖分は脳へ行くまでに時間がかかるため、朝食をとらないということは、脳がエネルギー不足のままでいるのと同じことなのです。脳が十分に活動できない状況では、集中力も下がり仕事の能率もアップさせられませんね。

イタリア人の甘いものだらけの朝食、実は寝起きの脳へすぐに糖分を送り朝からの活動をささえる、という点においては理にかなっているといえるでしょう。

とはいえ、バランスよく食べましょう

糖分は炭水化物にも含まれているので、砂糖だけでなく、パンやごはんからも得られます。また、排便を促すためにはマメや根菜類などに含まれる繊維質も必要ですし、カラダに蓄積されないビタミンCは果物や野菜を毎食とって補給しなければなりません。

農林水産省の「食事バランスガイド」によると、バランスのとれた朝食例には「ごはん、かぼちゃの味噌汁、目玉焼き、ヨーグルト、リンゴ」とあります。もちろん昼食と夕食の3食あわせて考えられた1例なので、毎朝これだけ食べていればあとの食事はどうでもいい、というワケではありません。

朝食をとって、朝から集中力をあげていきましょう

朝食をとる習慣のない人に、いきなりこのバランスのとれた朝食を準備しろというのはムリというもの。そこで、カラダが「朝食をとる」という習慣をおぼえるまでの間、イタリア式の簡単な朝食をマネしてみてはいかが?
コーヒーに砂糖を入れて、クッキーなど甘いものを食べる。これなら3分もあれば充分です。

朝食をとる習慣をつけて、朝から元気に集中力をあげていけば、きっとあなたのライフスタイルが変わります。

参考:
農林水産省「食事バランスガイドって?」
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/about/index.html
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